播磨町議会 > 2009-09-21 >
平成21年度決算特別委員会(第2日 9月21日)

  • "遊具"(/)
ツイート シェア
  1. 播磨町議会 2009-09-21
    平成21年度決算特別委員会(第2日 9月21日)


    取得元: 播磨町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    平成21年度決算特別委員会(第2日 9月21日)            (平成21年度決算)            決算特別委員会会議録 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜   1.付 託 案 件  認定第1号 平成21年度播磨町一般会計歳入歳出決算認定の件  認定第2号 平成21年度播磨町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第3号 平成21年度播磨町財産区特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第4号 平成21年度播磨町老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第5号 平成21年度播磨町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第6号 平成21年度播磨町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第7号 平成21年度播磨町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定の件  認定第8号 平成21年度播磨町水道事業会計収支決算認定の件 1.会議に出席した委員   河 南   博 委員長          田 中 久 子 副委員長   勝 樂 恒 美 委 員          松 本 かをり 委 員   渡 辺 文 子 委 員          宮 尾 尚 子 委 員
      岡 田 千賀子 委 員          藤 田   博 委 員   永 谷   修 委 員   杉 原 延 享 議 長 1.会議に出席した説明員   町長                清 水 ひろ子   副町長               山 下 清 和   教育長               藤 原 暁 美   理事                三 村 隆 史   理事                木 村 良 彦   理事                枡 田 正 伸   会計管理者             大 北 輝 彦   企画統括              松 井 美規生   政策調整チームリーダー       高 倉 正 剛   秘書情報チームリーダー       櫻 井 美予子   総務統括              森 本 貴 浩   人事文書チームリーダー       角 田 英 明   財政管財チームリーダー       岡 本 浩 一   税務統括              小 西   昇   納税チームリーダー         嶋 田   暢   住民税チームリーダー        山 口 泰 弘   固定資産税チームリーダー      井 元 正 司   保険年金統括            下 司 幸 平   国保年金医療チームリーダー     山 口   智   介護保険チームリーダー       冨士原 善 彦   介護保険チームリーダー       延 安 雅 子   福祉統括              佐 伯 吉 則   高齢障がい福祉チームリーダー    福 田 宜 克   社会児童福祉チームリーダー     上 田 淳 子   健康安全統括            上 田 秀 信   健康増進チームリーダー       加 茂 里 美   環境安全チームリーダー       浅 原 俊 也   塵芥処理センター所長        大 西 俊 幸   環境安全チームリーダー補佐     西 村 祥 一   住民統括              大 西 正 嗣   戸籍チームリーダー         南 澤 敬 之   地域振興チームリーダー       尾 崎 直 美   都市計画統括            平 郡 利 一   計画チームリーダー         赤 田 清 純   用地チームリーダー         前 田 忠 男   土木統括              竹 中 正 巳   土木整備チームリーダー       田 中 一 秀   土木管理チームリーダー       三 宅 吉 郎   下水道統括             石 井 貴 章   下水道整備チームリーダー      弓 削 真 人   下水道管理チームリーダー      大 山 幸 雄   水道統括              山 口 澄 雄   水道管理チームリーダー       高 砂 幸 伸   水道整備チームリーダー       高 見 竜 平   教育総務統括            川 崎 邦 生   学事チームリーダー         草 部 昭 秀   学校教育統括            高 見 嘉 彦   教育推進チームリーダー       平 郡 秀 幸   教育指導主事            藤 原 由 香   生涯学習統括            佐 伯 省 吾   生涯学習チームリーダー       柏 木 雅 俊   人権推進チームリーダー       木 村 詳 司   資料館館長補佐           宮 柳   靖 1.会議に出席した事務局職員   議会事務局長            青 木 敏 寿   庶務・議事チームリーダー      矢 部   徹   庶務・議事チームリーダー補佐    本 江 研 一                 再開 午前9時30分                  〜開   議〜 ○河南博委員長   おはようございます。  皆様方には先日に引き続きご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。  ただいまの出席委員数は9名、全員です。定足数に達しています。  ただいまより決算特別委員会第2日目を開きます。  〜認定第1号 平成21年度播磨町一般会計歳入歳出決算認定の件〜  〜第4款 衛生費から第7款 商工費〜 ○河南博委員長   次に、69ページの衛生費から86ページの商工費までの補足説明を求めます。 ○上田健康安全統括   それでは、まず、健康安全グループが所管しております事業の補足説明をいたします。  72ページをお願いいたします。4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、事業番号は322、保健推進事業は、はりま健康プランなどを推進し、住民の健康増進を図るため実施するものです。  まず、8節報償費は、健康づくり栄養講座、栄養相談、ダイエット教室、高脂血症予防教室など43回の実施に係る講師費用であります。  13節委託料、検診検査委託料は、各種がん検診に係る検診委託料であります。  なお、21年度から国の女性特有のがん検診制度として子宮頸がんについては20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の方を対象として、乳がんについては40歳から60歳までの方のうち同様に5歳間隔の方を対象として始まりました。播磨町の受診者数及び受診率は、子宮頸がんについては349人で30.1%、乳がんは403人で32.2%でありました。  19節負担金補助及び交付金、健康大学負担金は、1市2町の住民を対象とした健康増進に係る講演で、「健康情報2009」と題しまして計画的なカリキュラムで6日間、17講座を109人の参加者を得て実施し、講師には医師会の医師や市町の保健師等が当たって実施しております。  20節扶助費、子宮がん・乳がん検診助成金は、対象者に送付した無料クーポンを利用せず受診したことにより、償還払いにより受診者へ支給したものでございます。  事業番号335、住民健康調査事業、13節委託料、住民健康調査委託料は、平成18年5月に明らかになりました神鋼、加古川でのばい煙排出データ改ざんに端を発しまして、当地域における大気汚染と住民の健康状態との関連性を検討することを目的として、本町と加古川市が、加古川市加古郡医師会に住民健康調査業務を委託したものであります。  この調査は20年度から5年間行う予定にしており、2年目となる平成21年度は、学年の進行に伴う有症率の調査を行うため、2年生を対象に実施し、播磨町、加古川市の全小学校2年生、計3,155人を対象として調査を実施し、2,587人から回答を得ております。  調査結果については、報告書を議員各位、教育委員会、幼稚園、小学校、中学校に配付するとともにホームページにも掲載しておりますが、地域による大きな違いはなく、大気汚染物質濃度とぜんそくなどの有症率との関連性も認められませんでした。ただ、大気汚染と呼吸器症状との関連性を評価するには、さらに経年的に変化を見ていくことが重要であるというふうに結んでおります。  事業番号336、市町母子保健事業、8節報償費は、安心して出産、子育てができるよう支援するため、両親学級は3回を1コースとして年間3コース、離乳食講習会は4回、1歳児及び2歳児の育児教室はそれぞれ4回実施し、派遣を受ける医師、栄養士などの講師費用を支出したものでございます。  13節委託料は、乳幼児健康診査や精密検査等を委託するための費用であります。  なお、対象者別の受診者数及び受診率は、決算成果報告書156ページに記載のとおりでございます。  委託料の最下段、妊婦歯科健康診査業務委託料は、歯周疾患に罹患しやすい妊婦の口腔衛生の状況を健全に保ち、胎児の健全な育成を図ることを目的として平成21年度から新しく始めた事業で、54人の方が利用されております。  20節扶助費、妊婦健康診査費助成金は、母子の健康を守り、安心して出産できるよう、337人の妊婦の方に対しまして1回当たり4,000円を12回、1万1,000円を2回で、計7万円を上限として助成したものでございます。  その下、特定不妊治療費助成金は、兵庫県の助成要綱の規定に基づく特定不妊治療を受ける夫婦の経済的負担を軽減するため平成21年度から新しく始めた事業で、県の助成金を控除した残額に対して10万円を限度として助成したものであります。初年度は7件の助成をしております。  次の、事業番号341、地域保健医療情報システム、13節委託料は、地域保健医療情報システムの維持管理費用で、21年度の参画医療機関数は1市2町管内で119医療機関。播磨町は8医療機関が参画しております。  74ページをごらんください。事業番号342、救急医療事業、医科救急患者診療業務委託料は、日曜、祝日、年末年始の午前9時から午後6時までの間、内科2、外科1、耳鼻科1の診療科を開設し、救急患者の診察を医師会に委託した費用で、延べ約2万人の方が受診されております。  19節負担金補助及び交付金の夜間急病センター負担金は、その運営に係る費用を加古川市を含む2市2町の均等割、人口割によって負担したものでございます。21年度中の受診者は1万4,678人で、うち播磨町住民の受診者数は720人となっております。  歯科保健センター負担金は、休日診療、障がい者診療等の運営に係る費用を均等割、人口割にて2市2町で負担したものでございます。  小児科救急対応病院群輪番制運営事業負担金は、小児二次救急体制を運営するため、加古川市民、神鋼加古川、高砂西部病院に対し均等割、人口割にて2市2町でその運営費を負担したものでございます。
     事業番号1047、後期高齢者健診事業は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき20年4月から後期高齢者医療制度が創設され、75歳以上の方の従来の健診は後期高齢者健診として新しく始まりました。当事業の13節委託料、健診検査委託料につきましては、その健診に係る委託料を支出したものでございます。  なお、21年度の対象者は2,752人でありますが、医療優先の観点から生活習慣病治療中の人は除外することとなっておりますので、受診者は253人で受診率は9.19%でありました。  次に、2目予防費、事業番号347、予防接種事業、13節委託料、予防接種委託料は、予防接種法に基づき、ポリオやBCG等の予防接種を行うために要した費用であります。  なお、予防接種の状況につきまして決算成果報告書163ページに記載のとおりでございます。  20節扶助費、新型インフルエンザワクチン接種助成金は、生活保護世帯及び町民税非課税世帯の方を対象としてワクチン接種費用の全額を助成したものでございます。助成した人数は、2回接種である13歳未満の人は34人、1回接種である13歳以上の人は390人でありました。  事業番号348、感染症予防接種事業、11節需用費は、新型インフルエンザ対策としてマスク、手袋、ゴーグル及び妊婦の方等に対しましてマスク及びパンフレットを配布するために購入した費用でございます。  19節負担金補助及び交付金、東播臨海地域感染症指定医療機関負担金は、3市2町の圏域において感染症指定医療機関として指定された加古川市民病院での6床の維持管理経費であります。  その下、事業番号349、動物管理事業、76ページをごらんください。13節委託料、狂犬病予防注射委託料は、狂犬病予防注射なり同注射済み証の交付を兵庫県獣医師会に委託したものです。  3目環境衛生費、事業番号350、環境衛生事業、13節委託料、生活用排水路暗渠等清掃委託料は、自治会の溝掃除が行われ、このうち実施困難な生活用排水路や暗渠部分4カ所の清掃を委託したものでございます。  事業番号351、資源回収奨励事業、19節負担金補助及び交付金、資源回収奨励金は、ごみの減量と資源の有効利用を図るため、子ども会やPTA等団体が行う資源回収運動に対し奨励金を交付しているもので、21年度は67団体に1,016万円余りを交付しております。  2目塵芥処理費、事業番号362、ごみ集積場整備費助成事業、19節負担金補助及び交付金は、自治会が整備したごみ集積場整備費の一部を助成したものであり、21年度は3自治会、5カ所に助成しております。  事業番号365、粗大ごみ処理事業の19節負担金補助及び交付金、粗大ごみ処理負担金は、運営主体の加古郡衛生事務組合へ両町の不燃ごみ及び粗大ごみの搬入量などにより案分して支出しております。  最下段の事業番号1078、ごみステーション管理事業、78ページをお願いいたします。13節委託料、ごみ分別推進業務委託料は、国の緊急雇用対策として実施したもので、主に可燃ごみの日に2人1班で2班によるごみステーションでの啓発を実施したものでございます。  事業番号359、塵芥収集業務運営事業、21節役務費は、不法投棄されたテレビや冷蔵庫など42台の家電リサイクル品の処分費用、並びに野村興産までの蛍光灯運搬費でございます。  次の事業番号360、塵芥処理施設維持管理事業、11節需用費は、消耗品として各種施設や設備の修理部品、補助燃料としての重油の購入、建物や施設の修繕費用として、あるいは光熱水費として電気料金、工業用水代金などが主な支出内容でございます。  13節委託料、焼却業務委託料は、20年度と比較しまして増額しておりますが、これは従来、町が委託していました塵芥処理センター排ガス分析費、焼却施設定期点検費、電気集塵機等清掃委託費などを焼却業務委託として一括して委託するとともに、20年度までこの事業の需用費で購入しておりました消石灰などの各種薬品購入についても委託業者の負担とすることにより、経費の軽減と事務の効率化を図ったものでございます。20年度決算と比較しまして経費削減額は焼却業務委託で約4,750万円の増となっておりますが、各種薬品購入費や排ガス分析委託費、焼却施設定期点検費、電気集塵機内部清掃委託費などの支出項目として4,990万円がなくなりましたので、差し引きで約240万円の削減となっております。  同じ委託料のうち動物死体処理委託料は、猪名川町にあります猪名川動物霊園にペットなどの動物死体の焼却を平成20年度から委託したもので、21年度は302頭の処分を委託しております。  15節工事請負費は、炉内部耐火物補修、ホッパーシュート下部補修電気集塵機ダストコンベヤ更新などの補修に要したものでございます。  3目し尿処理費、事業番号369、し尿収集事業、13節委託料、し尿収集運搬委託料は、し尿の収集313戸及び運搬業務1,195キロリットルの委託に要した費用でございます。  事業番号370、し尿処理場管理運営事業、19節負担金補助及び交付金、し尿処理場運営負担金は、運営主体の加古郡衛生事務組合へし尿処理の処理経費などを、投入されたし尿の量などにより両町で案分して支出したものでございます。  以上で、健康安全グループ所管の補足説明を終わります。 ○大西住民統括   それでは、住民グループの所管いたします事業についてご説明申し上げます。  76ページをお願いいたします。4目火葬場費の事業番号750、斎場運営事業並びに752、斎場建設関連事業は、斎場の維持管理運営に係る負担金並びに霊柩車の運営に係る経費でございます。  80ページをお願いいたします。5款労働費、1項、1目労働諸費の事業番号372、労働行政運営事業の11節需用費は、技能職者表彰に係る記念品代等でございます。21年度は4人の方を表彰させていただいております。  事業番号373、シルバー人材センター助成事業の19節負担金補助及び交付金の郡シルバー人材センター補助金は、社団法人加古郡広域シルバー人材センターの運営経費に対する補助金で、稲美町と同額を補助いたしております。  事業番号755、勤労者福祉サービスセンター運営事業の19節負担金補助及び交付金は、中小企業勤労者の福利厚生制度の充実を図るため1市2町で設立した愛称、あいわーくかこがわの管理運営に係る負担金でございます。  事業番号797、ゆうあいプラザ運営事業の13節委託料、ゆうあいプラザ管理運営委託料は、18年度より指定管理者とて指定し、また21年度から5年間新たに指定した加古郡広域シルバー人材センターへの管理委託料でございます。  6款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費の事業番号377、農業委員会運営事業の1節報酬、農業委員会委員報酬は、農業委員の報酬でございます。  82ページをお願いいたします。2目農業総務費の事業番号765、東播磨農業共済事務組合運営負担事務事業は、加古川市、高砂市、稲美町、播磨町の2市2町で事務組合を設立し、農業共済事業の事務を共同処理しており、その運営経費の不足分を2市2町で負担割合に応じて負担しているものでございます。  3目農業振興費の事業番号382、農業振興事業の13節委託料、米消費拡大事業委託料は、米の消費拡大、普及啓発のため料理教室を消費者協会へ委託し、中央公民館、コミセンなどで実施いたしております委託料でございます。  事業番号810、水田農業構造改革事業、19節負担金補助及び交付金、水田農業構造改革助成補助金は、転作助成金等でございます。  次に、4目農地費の事業番号384、土地改良行政一般事業の19節負担金補助及び交付金、ため池ミュージアム運営協議会負担金は、平成14年度から東播磨県民局が事務局となって明石、加古川、高砂、稲美、播磨の3市2町で取り組み、19年7月15日の設立総会において発足したいなみ野ため池ミュージアム運営協議会の負担金でございます。  事業番号689、ため池浄化事業、84ページをお願いいたします。13節委託料、ろ過設備維持管理委託料は、播磨幼稚園南の上の池に、水質浄化のために平成14年度より機械による浄化を行っておりますが、これの維持管理に要した経費でございます。  事業番号911、北池避難地維持管理事業の13節委託料、北池避難地管理委託料は、北池広場の清掃、除草等の管理を二子北自治会に、北池流入口清掃等をシルバー人材センターに管理委託しているものでございます。  事業番号1104、大池整備事業は、浜幹線事業において一部が道路区域になっていることから堤体等の改修が必要となっております。それにあわせて地元水利組合からヘドロの浚渫等の要望があります。そのことから、兵庫県が主体となるため池整備事業に基づく事業採択要件を満たしているかどうかの調査を実施したものでございます。結果といたしましては、池底には広範囲にわたってヘドロが堆積しており悪臭の原因になっていることから、ため池水質改善事業の要件を満たしております。そのことから、平成22年度予算において事業採択に向けて概要調書の作成を行っているところでございます。  次に、2項水産業費、1目水産業総務費の事業番号387、海難予防対策事業の19節負担金補助及び交付金、漁船保険加入補助金、海難予防外灯補助金、浮標灯維持管理補助金は、漁業者の負担を軽減することにより漁業の安定を図る目的で、播磨町農林水産関係補助金交付規定に基づき支出いたしております。  2目水産業振興費の事業番号388、水産業振興事業の11節需用費は、播磨町の特産品である干しダコを全国的にPRするため、播磨町漁業協同組合及び郵便事業株式会社加古川東支店と連携し、ゆうパックで各家庭に届ける事業のPR用チラシの印刷及びタコつぼの購入費用でございます。  86ページをお願いいたします。7款、1項商工費、2目商工振興費の事業番号394、商工業振興事業の19節負担金補助及び交付金、商工業振興事業補助金は、商工会が行う事務事業等の必要経費に対する助成を行っております。  地域活力増進商品券発行事業補助金は、町内商工業者の支援並びに消費拡大による地域活性化を図るためプレミアム商品券を発行したもので、10%のプレミア原資分及び事務費を補助したものでございます。実績では換金率99.8%、プレミア原資分997万9,227円、事務費430万3,926円でございました。  事業番号1074、中小企業信用保証料補助事業の19節負担金補助及び交付金、中小企業信用保証料補助金は、国の緊急経済対策により20年10月31日より厳しい経済状況への緊急対策対応としてセーフティーネット保証要件が拡充され、国、県において低利の緊急融資が準備されており、その融資に必要な信用保証料の一部を補助する事業で、21年度は認定者数116件に対して67件の補助を行っております。この差異につきましては、1年以内の借りかえであったり、保証料が低額であったことから申請をされない方などが主な理由であると推測されます。 ○平郡都市計画統括   続きまして、都市計画グループが所管しております地籍調査事業について補足説明をいたします。84ページをごらんください。  6款農林水産業費、1項農業費、4目農地費、事業番号1035番、地籍調査事業、11節需用費は、今年度より国、県から補助を受けて地籍調査を着手するに当たり必要とする書籍、「地籍調査における一筆地調査概論」「国土調査Q&A」といった図書などを購入した費用でございます。  13節委託料は、今年度から長年にわたり現地において実施していく地籍調査が円滑に進むよう、播磨町地籍調査事業基本計画策定等業務委託を行い、地籍における全体計画や中期計画を策定したものです。  また、街区基準点復元測量業務委託料につきましては、新島地区において街区基準点がなくなっていた2点について、今年度の地籍調査に支障を来すため、復元を行っております。  今年度からは国の第6次10カ年計画も進む中で、当町として30年計画で非常に長期で大きな事業であるため、しっかりとした計画のもと、住民や企業の理解と協力を得ながら慎重に実施していくものでございます。  以上で補足説明を終わります。 ○竹中土木統括   6款農林水産事業の土木グループにかかわります項目についてご説明いたします。  84ページをお願いいたします。2項水産業費、3目漁港管理費の事業番号390、漁港管理事業、11節需用費は、主に漁港へのオイル流入を防ぐためのオイルフェンスの購入をしました。  13節委託料は、高潮ゲートの点検、漁港背後地の管理委託、漁港の清掃などを実施しました。  86ページをお願いいたします。15節工事請負費は、阿閇漁港の防潮ゲート2門の塗装、レール交換、水密ゴムの取りかえを実施しました。  以上で補足説明を終わります。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。質疑のある方。 ○田中久子副委員長   まず1点目は、72ページの保健推進事業の点でお尋ねします。  成果報告書、住民健診のところで、153ページなんですけれども、毎年、受診率というのはそう上がっていないんですけれども、健診をすることによって医療費が多くなるのを防ぐ、住民の健康を守るためにも大切なことなんですけれども、健診が増えないという理由をどのように考えていらっしゃるのか。前年度の委員会では、近隣の状況を調査して今後、検討したいという答弁をもらっているんですが、その点についてお尋ねいたします。  2点目は、74ページの事業番号1047、後期高齢者の健診事業についてお尋ねします。  本年度は253人、9.1%の受診率なんですけれども、75歳以上の人間ドックの健診は播磨町では行われているのかいないのか。多分行われていないと思うんですけれども、その点についてお尋ねいたします。  3点目は、86ページの商工費のことで、これは21年度のことじゃないんですけれども、今、野添のマルアイが今年の8月の8日に閉まったんですよね。三、四年前にのんきやさんも閉まってる。本当に駅からずっとあのあたり、野添地域の住民が、買い物難民といえばちょっと……。若い方とか自動車を運転できる方はいいんですけれども。そういう方が困っていらっしゃるんですが、何か報告を受けていらっしゃるのか、マルアイの件について。それがわかりましたらお願いします。 ○宮尾尚子委員   74ページの後期高齢者健診事業について、関連で質問いたします。  以前申し上げましたけれども、健康診断は既往症がある方は受け付けていただけないんですね。それを知らずに健康診断を受けに行ったら、あなたは既往症があって治療中やから、この健康診断は受けられませんよいうて病院の窓口で断られたということがあります。どういうふうに改善されようとしているのか、これを1点、お伺いいたします。 ○上田健康安全統括   健診事業についてでございます。  例年、ご指摘いただいているところなんですが、健診率がなかなか増加しないいうことで、対策をいろいろ講じておるわけですが、当方としましては、できるだけ住民にそういうPRを強化していこうということで、広報はりまは当然のことながら、ホームページ、あるいは自治会の全世帯の回覧もお願いし、さらに20年度に比べまして中央公民館での健診の日数を3回から4回に増加させました。それと、あと保健センターまで行くバスの便数も平成20年度は3回であったんですが、21年度は6回ということで増加させております。  22年度に、この事業はなるわけなんですが、ご承知のように特定健診に係る自己負担金を、500円あるいは1,000円を無料にするということで、ありとあらゆる施策を総動員して取り組んでおるところでございます。なかなか健康に対する各個人の意識を高めてもらおうという、究極はそこにポイントはあろうかと思いますが、我々ができる手段はありとあらゆる施策で取り組んでいるというふうに認識しております。  それと田中委員の、後期高齢者の、75歳以上の人間ドックということでご質問なんですが、播磨町では現在、実施しておりません。兵庫県内では大体13市町が実施されておるところでございます。  それと宮尾委員の、既往症の方については除外ということで、本議会でもご指摘いただいたところでございます。22年度からは受診票に文字を大きくして、その方については除外されてますということを通知するようにしております。 ○大西住民統括   野添マルアイの閉鎖についてでございますが、私どもの方には何もございません。聞いておりません。それで、私どもといたしましては、商工業の振興とか消費拡大のためにプレミアム商品券を発行したり、中小企業の保証料の補助を行ったりというような形で、なるべくそういうふうなことがないような形になるように鋭意努力、日々努力をしているわけでございますが、マルアイさんについてはプレミアム商品券の方にも加入のお願いに上がったんですが、加入されていなかったと。それと、マルアイさんそのものがいろんなとこにありますので、統廃合による経費節減をされておるんではないかというふうには考えております。 ○田中久子副委員長   75歳以上の人間ドックの件なんですが、後期高齢者の、議会の中で今、兵庫県内では13の自治体が実施していると。それで、余り周知されてないので、厚生労働省がこのことをもっと全国的に周知して取り組む市町村があれば、人間ドックを受けた方に対して全額の国の特別交付金として負担するという通知を09年の10月に出しているんです。長寿健康増進事業における人間ドックの費用助成についてという通知を出しておりますので。播磨町の場合は、そういう人間ドックを受けたいという希望者がなかったのか。もし今後、三木市なんかは9月の補正ですぐにそういう、市民の皆さんに知らせて、受けたいという方は受けてくださいということになったらしいんです。播磨町もぜひ、その点はいかがでしょうか。  それと、マルアイさんの件なんですけど、それは業者のことですので、企業のことですので町がどうこう言えないかもわかりませんが、あの跡地をいろいろと考えるのも町が全然介入しないとかタッチしない、そういう方針なんでしょうか。できれば直売所のようなものを、農協、JAなどがあそこの後をして、そういう提案などはできないのでしょうか。 ○上田健康安全統括   後期高齢者の人間ドックの件ですが、近隣市町、加古川市さん、稲美町、医師会の管内が同じですので、そこらあたりと、財政的な担保があるということであれば、あとはPR、医師会との契約というふうになろうかと思いますので、一度広域でお話ししたいというふうに考えております。 ○大西住民統括   跡地利用でございますが、何分にも民有地でございます。私どもがはっきりこういうことの事業をするために必要であるというのであれば、例えば用地交渉なりは可能であろうと思いますが、他のことについては、何分にも民有地であるので、町としては難しいのかなと。  それと、JAの直売所というお話ですが、JAさんそのものも直売所の統廃合を考えられておられるときなので、そういったことは難しいんではないかというふうには考えております。 ○河南博委員長   ほかに質疑はありませんか。 ○岡田千賀子委員   事業別明細書の86ページ、事業番号が394、商工業振興事業の中の589番、地域活性商品券の販売、プレミアム商品券の件で1点、お伺いします。  これは、この3月の予算特別委員会のときにもちょっと検証させていただいて、このときは回答の方が、一応私たちの方から、昨年度販売されて短期間で完売したプレミアム商品券、もっと多くの人が買えるように販売方法を改善すべきではという提案をさせていただきました。今年度の改善された販売方法をどのように工夫されたのかということを1点お聞きします。  それともう1点は、78ページでいいかなと思うんですけど、ごみ関係の減量に関してなんですけれども、平成21年度の施政方針の中でも町長の方が、段ボールコンポストなどの啓発とか、それからそういうものを進めていきたいというお話がありましたけれども、その段ボールコンポストに関して、いろんなところから教えてほしいとか、そういう実施を何件ぐらいされたのか、その2点、お伺いします。 ○大西住民統括   プレミアム商品券の販売方法の改善した点というところでございますが、この点につきましては今年の予算委員会の方でもご指摘を受けて、そのときにもお答えさせていただいたんですが、さまざまな方法があるであろうということで、その方法を一つ一つ検証していく中で、例えば郵便による券の交換ということも一つの検討をしました。それについては当然郵送料が要るであるとか、さまざまな住民の方に負担していただくというのが出てくると思うんです。それと、広報に入れてはどうかと。その場合、広報が自治会に入っていな方については配られませんので不公平が生じる。それと、1人3枚ですので、一家の場合、それだけでしたらその辺の何人家族であるかというようなことも把握できないというようなこともありまして、さまざまな方法を検討したんですが、主は何であるかと。やはり商工業の発展ということであるので、そういうところからさまざまな方法を検討したところ、やはり一長一短があるということで、前年度と同様な形で販売はさせていただきました。  ただ、モラルの問題であると思われますので、広報には毎月、1人3枚までと、3冊までというのと、会場の入り口の看板のとこにも1人3冊までというような形で、皆さんに守っていただけるような形での啓発はさせていただいております。 ○浅原環境安全チームリーダー   段ボールコンポストの啓発でございますが、それに関しまして特に特化しての啓発ではないんですけれど、自治会、消費者協会等で出前講座のごみのお話があったときにあわせまして段ボールコンポストについてお話をさせていただいているということでございます。 ○岡田千賀子委員   先ほどのプレミアム商品券の販売方法の工夫の件だったんですけれども、プレミアム分と、それから発行経費を公費で負担しているということで、このたびも私の方に住民の方から、一部の方が何回も行かれて買うのに何もチェックがなかったいうて言われてたよいうことをちょっと耳にしました。できるだけ多くの、自由に買えるといっても、希望者が購入できるようにやっぱり配慮を、もう一度再考していただきたいと思います。  再考していただきたいんですけれども、来年度に向かってまたそういう計画を立てられるのかどうか、まだわからなければいいんですけれども、わかればちょっと教えていただきたいなということと、それと段ボールコンポストに関してなんですけれども、これも地域の方でちょっとお聞きしたんですけれども、段ボールを自分たちで用意するのはするんですけれども、その後の材料、そういうのは町の方で全部用意していただけるのかどうかというようなこともちょっと広報などでお知らせいただいといたら、出前講座を頼みたいのにないう声も聞こえておりました。そのあたりのお考えの方、もう一回お聞きしたいと思います。 ○大西住民統括   プレミアム商品券の来年度ということでございますが、プレミアム商品券いうのはやはり一過性のてこ入れ策というふうに考えておりますので、毎年実施するというような事業ではないと思っております。ですから、2年して効果があったというふうに判断をして、3年目が必要かどうかということになるんですが、そういったことから、発行するしないも含めてただいま検討中でございますので、ご理解いただければと思っております。 ○上田健康安全統括   2点目のご質問、段ボールコンポストの材料は町が用意してるかどうかというご質問ですけども、材料は用意しております。ただ、参加者数によりましてはやはり不足するということもございますので、どれだけそういうご希望があるか、それに対して材料がどれだけ要るかというのはなかなか難解な事柄でございますので、一度今までの統計をとりまして、次年度以降、取り組めるようであれば、そういうふうなPRも必要かなというふうに考えております。  やはり意識的にごみを減らすという方法の一つとして段ボールコンポストというのは非常に有効な手段だと思いますので、そういうふうなことも考えていきたいというふうに考えております。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○松本かをり委員   78ページの塵芥処理場の参考7の件、一般でお伺い、項全体でお伺いいたします。  これ経費を見ておりますと、2億7,000万。1人当たり9万ちょっとになるかなと計算をしたんですけど、この建物が年々経年していきますと、上がってくることは目に見えてるんです。今回もいろいろな努力をされまして経費削減はされているのはよくわかるんですけど、やっぱりもう少し住民の皆様方に、この建物はしっかり守らな、あとつくられへんねんでというふうなPRと、それから何をすればごみ減量になるんかというふうなことをお話し合いをして。例えば生ごみに対しまして、水切りをしますとすごく量が違うんです。そういうふうに生ごみに対してこうする、何に対してこうするというふうな、そういうふうな工夫をするというふうなことを今後考えていただけたら、少しはごみ減量につながる一つの方法じゃないかなと。今のコンポストも一つの方法なんですけど。そういうふうなことを一つ提案しておきます。  それから、先ほど蛍光灯の処分を野村興産へ持っていくと言われた、ちょっと聞いたんですけども、人工島に神鋼パンテックスいうんですか、何かあそこで蛍光灯を処理されてるのをちょっと前に見学に行ったことがあるんですけども、同じ町内でそういう業者があるのによそへ持っていくって、やっぱり経費の問題かなと思うんですけど、そこのあたりを聞きたいと思います。  それからもう一つ、大事なことなんですけども、成果表の176ページにダイオキシン類の測定結果があるんです。19年度、20、21年度、1号炉に関しましては値は低いんですけども2号炉がどんどん上がっております。環境基準よりもこれは低い基準であろうと思うんですけども、これはなぜそうなったのか、理由を聞きます。  まず3点。 ○上田健康安全統括   松本委員の1点目の、処理場の建物の維持管理に関してでございます。  ご指摘のように多額の費用を毎年投入しております。と申しますのは、委員もご承知のこととは存じますけども、やはり毎日ごみが出ると、決してとめられない施設であるということから、安全性を第一にして投資を行っておるところでございます。  それに対しましては、特にごみの減量というのが第一義的な要素であろうかというふうに考えております。ご指摘のように、水切りすることによってごみの減量が図れるということも段ボールコンポストと同じように大きな要素であるというふうに考えております。資源回収、あるいはごみの出し方等、いろんな総合的に地道に取り組んでいって、その結果がごみの減量化、あるいは施設の延命化につながるものというふうに常々認識しておりますので、今後ともさらにごみの分別、あるいは減量について総合的に取り組む必要があるというふうには認識しております。 ○大西塵芥処理センター所長   失礼します。2点目の、廃蛍光灯の処理の件でございますが、これまでは新島にございます神鋼環境ソリューションさんいう、神戸製綱の子会社ですけど、そこが行っておりました。ところが、お客が増えないと、お客というか、処理を委託するところが増えないいうことで、採算がほとんどとれないいう、赤字になったらしいです。そういうことで、昨年度から野村興産株式会社。これは日本の自治体、全国都市清掃会議いう、そういう連合体をつくりまして、そこが一括してこの野村興産と、蛍光灯とか電池を処理するいう契約を結んでおります。そういう自治体間の契約にのっとり野村興産にお願いしております。経費的にはこちらの方が安くなっております。3分の2ぐらいかな。今まではちょっと高い目で、新島さんの企業いうことでお願いしておりました。  それと2点目の、ダイオキシン類の測定結果でございますが、特に21年度から高くなっております。この大きな原因が、20年度までは簡易分析法いう分析をとっておりました。経費が非常に安いんです。21年度から正式な分析法になっております。経費的には倍ぐらい違うんですけど、なぜこんなふうになりましたかといいますと、焼却灰を埋め立てしておりますフェニックス、ここが、今までは簡易分析法によるダイオキシン測定値でよかったんですが、21年度からはやはり正式な分析法でした結果をくださいいうことになりまして、それに基づきまして正式な分析法を行っております。その結果、20年度ぐらいまででしたらほとんど数値があってもゼロいうのが出てきてたんですけど、21年度からは正確な数値が出てきてるという状況でございます。 ○松本かをり委員   環境基準まで、まだまだ大丈夫と思うんですけども、正式になったからこれが出たということで、やっぱりダイオキシンが幾らかは排出されておりますね。施設が古いということで、なかなかそれを取り除くというふうなことは難しいと思うんですけど、その方法は何か、対策は。 ○大西塵芥処理センター所長   基本的にはダイオキシン値を減らそうと思えばバグフィルターに交換するしかないです。バグフィルターに交換しようと思うと6億とか7億とか、そういうオーダーの費用が要ってきます。現実に兵庫県内で今、播磨町は電気集塵機いう排ガス処理法を使ってますけど、これを使ってるのは2カ所か3カ所ぐらいです。ほとんどバグフィルターに変わってきております。  ただ、うちはできるだけ、私自体の考え方というのもあるんですけど、物を大切にすると。だから、今ある施設にごっつい金を投じて、バグフィルターにすれば、これさらにもう1けた低くなります。これはわかるんですけど、やはり6億、7億いう、まだまだ寿命がある施設をお金かけて新しいものを使ういうのは、ちょっとやっぱり疑問を感じるところがありますので、今の施設で。法的にはうちの基準は5ですので、法的な規制濃度よりもさらに1けた以上低い値でございますので、まあまあこれであと10年持ちこたえたらいいかなと思ってます。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○藤田博委員   関連で。今、このダイオキシンの測定結果での、検査方法が変わったという質問やったと思うねんけども、1号炉と2号炉で、この差いうのは。1号炉のは新しいからいうことですか。ちょっとその辺、説明お願いします。 ○大西塵芥処理センター所長   これ、もともとは新しい新築した平成4年度からこういう結果が出ております。やはり同じ設備であっても配管の曲がり方とかいろいろちょっと癖があるみたいで、どうしても1号路がよくて2号炉が悪い結果が出るいう傾向でございます。これはダイオキシン以外のものについても同じございます。やはり設備自体の持つ、特性いうたらなんですけど、人間も皆、一人一人ちょっとずつ違いますけど、機械も同じようにつくってるんですけど違いが出てるようです。だから、何度はかってもやはり2号炉は悪い数値が出ます。悪い数値っちゅうか、1号炉がいい数値が出てるようでございます。
    ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○永谷修委員   80ページのし尿収集事業に関してお聞きいたします。  313件がまだくみ取り世帯というんですか、し尿収集世帯になってます。これは下水道のまだ布設されてないとこ、未供用地域のうちが313件のうち何件があるんですか。残りが供用を開始している中でまだし尿収集しているところという格好になるはずですよね。  1,100万、し尿収集で使ってるわけだけど、これに対する収入が250万ほどですね。さきの一般質問で、小原議員からこれの先行きを質問されたと思うんですが、従量制に移行するということだと思うんです。1,100万使いながら250万程度の収入、4分の1ほどですね。しかるに下水道料金、改定いたしましたですね。住民公平の立場から、これをどう考えていくのか。  それと、手数料の収納率は極めて悪いですね、92.4%。未収処置として差し押さえだとかいろんな手段があるんですけど、これに関してはどんな収集率の向上策をとってるのか、これも住民公平の立場からどう考えてるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。  いま一つは、72ページ、地域保健医療情報システム事業に関して。これも平成6年からすれば16年たってるということなんですけど、これ20年ほど前に鳴り物入りで始まったんですけど、全国的にはそう定着してないんですわね。それは全医療機関が参画するわけでもないし、全住民が参画するわけでもない、それに加えて莫大な公的投資が要ると。それに比較して、それの成果そのものがわからないんですよ。先日のニューコメタイムス見ますと、初めてですよ、出てきた言葉が。その成果を検証していきたいと、そういう記事が載っていました。その内容たるやどんなことが出てくるんか、行政としてつかんでいらっしゃいましたらお示しいただきたいと思います。 ○河南博委員長   永谷委員、差し押さえについては歳入の方で質問……。 ○永谷修委員   いや、聞いたんは、収集率が低いということに関してどう考えてるか。 ○河南博委員長   差し押さえとか滞納とか出てきた場合は。 ○永谷修委員   はい。 ○上田健康安全統括   まず1点目の、くみ取り世帯で下水の未供用区域がどれぐらいあるかということでございます。正確には、率直に申し上げまして把握しておりません。ただ、供用開始区域で大分町内、広がってますので、ごくごくわずかの世帯というふうに考えております。  料金ということで、21年度決算では収集の委託料が1,100万ほどで、ご指摘のように断然処理手数料が財源的に補完する額が少ないということで、ご指摘のとおりでございます。  当方としましては、かかる状況にかんがみまして、本議会でもお答えしたとおり、今のままの料金で事業をやっていくのはやはり公平の観点からして当然好ましくない状況であるというふうには認識しております。ただ、その世帯を見てみますと、高齢者世帯、あるいは単身世帯が非常に多うございます。経済的にやはり苦しい世帯が数多くいらっしゃいますので、そういうような状況から下水道へ接続できないという背景があるのかなというふうには考えております。  かといって、ご指摘のように、公平性の観点からすればやはり好ましくない状況ということにかんがみまして、本議会でお答えしたとおり、現在、人頭制あるいは従量制ということの料金体制を一新し、さらに今、リッター当たり2.2円という料金なんですが、それを若干でも上げさせていただいて公平性、不公平感の除去に努めたいというふうに考えております。  ただ、繰り返しになりますが、本議会でもお答えしたとおり現下の経済情勢、あるいはその世帯の経済的な状況もありまして、今、深く考えておるところでございます。  それと、収納率が悪いということでございます。これにつきましては通常の使用料と同じように督促、あるいは戸別訪問も確かに行っております。また、料金が逆に低額なためにまとめてお支払いするという方もいらっしゃいまして、こういうような収納率が悪いような状況になっておりますが、引き続き繰り返し督促という形を今後ともとっていきたいというふうに考えております。  失礼しました。2点目の、地域医療情報システムということで、実は昨年度から委員会の中で評価委員会いうのを設けまして、システムについて評価を加えておるところでございます。ただ、昨年中にアンケートを実施して答えを出すということで予定しておりましたが、ご案内のように新型インフルエンザによりましてスケジュールが後へおくれておりまして、今年に入りまして6月、7月ごろに一般の住民の方々、あるいは医療機関を対象にアンケートをとりまして現在、分析しておりまして、近々その結果が出るというふうな段取りになっております。 ○永谷修委員   この医療情報システムに関してですけど、新型インフルエンザっちゅうのは、本当に一つの有益なサンプルだと思うんです。こういったシステムが入っている地域と入っていない地域と感染率がどれだけ違ったか、これタイムリーに対応できるはずですから。だから、そういった整理をされてるんか、どのような整理の仕方をされてるんか、今後どんなまとめ方するんか、ちょっと先ほどの話じゃあわからないんですけど、全体的なことをまとめてるんか。いわゆる検査費用がこれだけ下がってましたとか、投薬が減ってるだとか、医療費全体にこれだけ圧縮できてますよと、そういうデータが示せるんかどうか、究極の目的はそこだと思うんです、このシステムの導入の優位性は。当初の説明もそうだったと思うんです。ただ、今までのやってるということは、我々一般住民から見ると、何十億も投じながら、ただ漫然とやってるとしか見えないんです。それは残念なことです。実際は違うんだと思うんです、医師のレベルでは。納税者として、もうちょっときっちりしたものを示していただきたいいうのが我々の願いなんです。どうですか。 ○上田健康安全統括   新型インフルエンザに関しましては、特に新しく昨年度、先ほどちょっと申しおくれたんですが、そのシステムを使って、医療機関から上がってくる感染者数を医療情報システムの、パソコンで見れるようになってるんですが、感染者数の推移、加古川市、稲美町、播磨町の町内別の医療機関での感染者数をリアルタイムであらわすというようなことも昨年度から新しく取り組んでおるところでございます。  確かに言われますように医療費の圧縮等、具体的なデータによってこのシステムが寄与しているということで、行政側の委員としましてはそういうようなデータが必要ですということは、私は申し述べております、委員会において。ただ、医療機関サイドにしては、それによって医療費が圧縮したかどうかっちゅうのは、なかなか難しいというところがございます。システムによって医療費が下がるのも当然あろうかと思いますが、やはり個々人の普段の健康管理によって医療費というのは下がるところもございますので、そういうふうないろんな要素が相まって医療費が減ってくるというようなこともございまして、なかなか医療機関側からしたら少し難しいデータかなというふうには聞き及んでおります。 ○渡辺文子委員   78ページ、ナンバーは1078、一番上です、001、ごみ分別推進業務委託料ですけども、これは国の緊急雇用対策で出てきてる事業ですけども、委託料ですけども、これはシルバーさんからどのような報告を受けているのか、また、これをシルバーさんに委託したことによってごみ分別がどれだけ推進されたのか。住民からは、シルバーさんがただ見ているだけということを報告を受けています。住民の方が帰られた後で、ごみをシルバーさんが分別してたというように報告は受けております。ごみ分別に関しては、播磨町は兵庫県でもトップクラスだというふうに認識はしておりますけども、まだまだモラルの問題があるんじゃないかな。せっかく委託料が170万もあったことによってどれだけ21年度、推進できたのか。それと、これは国の補助金ですから来年どうなるかわかりませんけど、今後、住民の方によるボランティアでこのような推進事業をぜひともしていただきたいというように思いますが、そういうことを広報で募ったり、企画があるのかどうかということをお尋ねいたします。 ○上田健康安全統括   ごみステーションの啓発をということで、補足でも申しましたように、緊急経済雇用対策の一つとして21年の6月から実施しておるところでございます。これにつきましては、当初から危惧されたところでございますが、シルバーの人が立つ、人によってやはり啓発の手法とか濃度とかが変わってくるので、それではまずいということで、シルバー人材センターには、まず第一義的にはトラブルがないようにということでお願いしました。ソフトな啓発でお願いしますということでしました。ですので、言われるようにただ立っているだけというようなご指摘をされる方も当然、当初の見込みとしましてはそういうご指摘もいただくであろうなというふうには感じておりました。  ただ、私がよく申す一触即発の状況になるのは逆効果であろうというふうなことから、できるだけ粘り強くお願いしたいというふうなことから、そういうような指導の方法になったというふうに考えております。  また、シルバーからの報告については、それぞれその業務ごとに1日ごとに業務報告をいただいておりまして、そこでの分別の状況、あるいは指導の状況等についてペーパーで報告していただいておるところでございます。  なお、これによりましてごみの量が減ったというような具体的な数字は、率直に申し上げて出ておりません。と申しますのが、400弱あるステーションで、2カ所ほどのステーションで啓発を実施しておるところでもありまして、ダイレクトに数字にあらわれるというふうなところはちょっと厳しいかなというふうに考えております。  また、ボランティアというお言葉をいただきましたが、実はご案内のようにごみステーションにつきましては自治会の方でお願いしておりまして、それぞれ自治会には衛生委員さんという方がいらっしゃいまして、当方でお願いしなくても自主的に衛生委員さんで立ち番されている自治会等もございますので、その衛生委員さんの方でボランティアは担っていただいているということから、そういうボランティアの申し出がもしありましたら、地元の衛生委員さんと協議していただいて、地域のコミュニケーションも図っていただきながらごみの減量に協力願いたいというふうに考えております。 ○渡辺文子委員   このごみ問題ですけど、自治会にお任せしてる、これは当然ですね。衛生委員も私もしておりましたけど、自治会の会長から、あなた衛生委員だからごみの日にしなさいって言われると、仕事もあるし、なかなかできない、任務が重たいというところもあると思います。そういうことをされている自治会があるというのはとてもいいことだと思いますけども、それと並行して、ボランティアでぜひともしたいとおっしゃる方が私の周りにもいらっしゃいます。これは自治会関係なしに、自治会やったら自治会の衛生のときだけなんですけど、生涯にわたってごみの減量には力入れたいんやとおっしゃる方も播磨町にはいらっしゃると思うんです。以前にも播磨町から腕章などをもらって活動したことがあるというふうにも報告も受けています。ぜひとも自治会と並行しながらもボランティア活動によるごみの削減を行っていただきたいと思いますが、いかがですか。 ○上田健康安全統括   ありがとうございます。確かにごみ、あるいはリサイクルについては、ボランティアの方、衛生委員さんも言いかえますとボランティアの一種だというふうに認識をしておりますので、ボランティアの方が担う重さというのは非常に大きいもんというふうに考えております。ステーションでのパトロールというふうに特化するのも方法でしょうけども、あるいは分別の啓発に係るボランティアというふうなとり方もできると思うので、何らかの形で協力をしてくださるのであれば、こちらの方も何らかの形をお願いしたいというふうには考えております。 ○勝樂恒美委員   74ページです。成果表は165ページになります。動物管理事業です。  最近、前からですけども、駅周辺を犬を連れて散歩する人が多いんです。犬でも1頭であればまだ言うことを聞くんですけど、3頭連れて歩きよる人がたくさんおりまして、こういうふうな人がふんの始末とかなかなかできない。1頭はへたってる、2頭は行こうとしてこうやってると、そういう状況を見るんです。  それで、この成果表の中に、飼い主を対象に犬の飼い方について、犬のしつけ教室を開催するとありますが、この成果がどうなっとるんかなと思いまして、お尋ねします。年間何回このしつけ教室を実施しているのか、また、参加者はどのぐらいいらっしゃるのか、しつけ教室はどこで開催しているのかということと、その同じページですが、これ狂犬病の注射だと思うんですが、一番下に、100%が目標のところ、やはり60%台でとまっているんですが、この注射の実施率を上げる努力はできているのかどうかということ。  2点目は、82ページになります。そして、成果表は190ページ、中ほどより下ですが、水田農業構造改革助成、このあたりになるんですが、正確にはこの付近ということで。  これが、ジャンボタニシが最近増えまして、播磨町ほとんど全域に分布しております。ジャンボタニシは稲の小さいとき、要するに田植え直後に稲を食べてしまうんです。だから非常に水田農家が困っている。それを調べましたところ、田んぼの中、要するに水の中にいっぱいわいています、それと溝にもいっぱいいます。  それで、例えば薬もあるんですが、薬を自分とこだけまいても隣からやってくるということで困っているんで、そのあたりの情報はつかんでいらっしゃるのかどうか、お尋ねいたします。 ○上田健康安全統括   犬の件でございます。犬のしつけ教室ということで、成果表の165ページにはしつけ教室を開催するというふうに記載しておりますが、申しわけございません、これは20年度まで実施しておりましたが、21年度からは、予算を計上しておったのですが、やはり参加者数が非常に少ない、それも町外の方がお一人とかお二人とかいうようなことの状況がございまして、犬のしつけ教室については21年度以降は開催しておりません。  なお、三木の、県立ですが動物愛護センターがしつけ教室を開催しておりますので、ホームページ等においてもそちらの方の案内をさせていただいておるところでございます。  それと、狂犬病の予防接種率が年々下がってきているということで、これについては登録された犬の飼い主に対して全部、100%はがきで案内を差し上げておるところでございますが、やはり6割、66%の方しか注射にお見えでないということになっております。有効な手段があれば対策を講じたいというふうに考えておりますが、現時点の対策としましては個別の案内を差し上げてるというところでございます。 ○大西住民統括   ジャンボタニシの件でございますが、この件については情報はいただいております。  それと、予防に関しては、農業改良普及事務所の方と連携しまして、方法等についてのチラシであるとかいうものについては普及班長さんを通じて全戸数の方にお配りさせていただいております。 ○勝樂恒美委員   ジャンボタニシですが、これは広範囲でございまして、高砂もほとんど全域、それから播磨町もそうです。既に野添の方も来ておりますので、これは町を挙げて広範囲に一斉に駆除しないとどうにもならない問題ではないかなと、このように思いますんで、農協とタイアップするとか、農業委員と連絡をとり合って、町も協力して、納税者のためいう意味からも協力せないかんのじゃないかなと、このように考えますが、いかがでしょうか。 ○大西住民統括   一応広範囲にわたっているということから農業改良普及事務所、加古川にあるんですが、県の出先ですが、そちらの方でそういう啓発なり予防の方法、そういうようなものを配布してるということでございますので、全戸数さんにも配布しておりますので、それはやはり町がどこまでするんかという問題もあるんですが、自己責任として自分とこで行っていただきたいというふうには思っております。 ○勝樂恒美委員   個人で行っていただきたいいうことなんですが、これは今までそういうパンフレットを配布された、その効果はどのようなもんですか。 ○大西住民統括   全ての方に聞いてるわけではございませんので一概に何とも言えませんが、お聞きしているところによると、喜瀬川よりか西の方が早くジャンボタニシ出てるわけなんですが、そちらの方にお聞きしますと、いい薬があって、その薬をまくと1年間は大丈夫だというようなことは聞いております。 ○藤田博委員   関連で。ジャンボタニシの件ですけども、以前に私、質問させてもらったことがあるんですけども、当初、九州の方で業者が食用に輸入して養殖しとったら、だんだん北上して、今、関東の方まで行っとるようなことをニュースで言われてたんやけども、今の播磨町での田んぼを持っとってる方はやっぱり自己責任でいう形で今、答弁されとったと思うんやけども、播磨町の河川なんかの状況いうのは町として調査いうんか、大層な調査でなくてもされとるんか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。  といいますのは、私とこの裏に水田川が通ってるんですけども、3年ぐらい前かな、私が質問したときには水田川の側溝いうんですか、壁際がピンク色で真っ赤になってるんですよ、卵が。あの卵も水につかれば死んでまうからやね。そやから、水につからない位置で卵を産みつけるんやね。田んぼに入った分も稲の上に上って卵を産みつけて、それがふ化してまた稲を食い荒らすというか、そういう状況なんです。最近、水田川で全然見ないんですよ。水田川が水量が多うなる機会が多いんかな思うたりするんやけど、今年この夏は余り降ってませんので。そういう中で、ちょっと調査をされてるんか、それを1点お聞きします。  もう一つ、これも関連なんですけども、74ページの動物管理事業。この管理事業については、猫の引き取りいうのはあるんですけども、あとは犬の飼い主の啓発とかそういうことがされてるんですけども、法律でないからできない、法的な根拠がないからできない部分もあるかもしれませんけども、最近、猫の苦情いうのは物すごく多くなってきてると思うんやね。犬の場合、飼い主が放し飼いにはしてないですね、ほとんど。散歩させるにしてもひもないし鎖をつけて散歩させてると思うんですけども、逆に猫にひもとか鎖をつけて散歩させたり、家でつないで置いているいうのはほとんど見かけません、ほとんどないと思います。そういう中で、本当に猫が隣の家に行ったり、また隣の庭でふんをしたり、どないいうんかな、ええ言葉が出てきいへんねんけど、盛りがついたいうんか、変な声を出してギャーギャー鳴いたりするとか、かなり猫の迷惑いうのも結構多いんですけども、これから猫に関してもちょっと何か啓発が必要ではないかと思うんです。その辺、どうお考えでしょうか。 ○大西住民統括   河川の状況の調査ということでございますが、農業関係では河川の状況までは調査いたしておりません。しかしながら、先ほども勝樂委員もおっしゃってたように、自分とこだけをしても流入してくるというようなさまざまな問題もありますので、再度、加古川農業改良普及事務所と連携させていただいて、何かそういう施策がないかどうかは研究していきたいというふうには思っております。 ○上田健康安全統括   藤田委員2点目の、猫に関するご指摘でございます。  委員ご指摘のように、猫に関する苦情、要望というのは非常に多うございます。1日目の決算委員会で申しました野焼きに匹敵するぐらい、最近は猫に関する苦情が多うございます。これについては、ご承知のとおり犬については狂犬病予防法によりまして捕獲が認められております。猫に関しては捕獲を認めている法的な根拠はないということ。またもう一つ、動物の愛護及び管理に関する法律がございまして、そこでは基本原則として、何人も動物をみだりに殺し、傷つけ、また苦しめることがないようにしなければならない、動物と共生を図って取り扱うようにしなければならないというふうに規定してございます。動物の愛護に関する法律で動物が規定されておるわけですが、その中に馬、牛、豚、ヤギとかいうふうに書いてありまして、その中に猫というのが書いてございます。これによりまして愛護すべき動物というふうに法律に規定されております。  かといって全国の自治体では非常に猫対策に頭を痛めている現実がございます。自治体によりましては捕獲器を貸し出ししたりする自治体もちらほら出ております。ただ、即座に動物愛護団体からの抗議によりまして、そういう施策も取り下げられているという、非常に当方からすれば厳しい現実がございます。  本当は何か有効な手段があれば積極的に取り組みたいというふうに強く思っておりますが、現時点では本当に、言葉が適切かどうかわかりませんが、担当としましては非常に歯がゆい状況でございます。したがいまして、衛生委員会等でも申しておるんですが、やはりえさとかを野良猫というか、自分の飼い猫ではない、以外の猫に対してえさを与えないようによろしくお願いしますというふうに重々お願いしておるわけですが、ただ、猫に愛着を感じる方にとってはやはり上げてしまうというのが現実でありまして、その辺から、子どもをたくさん産むんで子猫の泣き声がする、あるいはご指摘のように自分とこの庭へ入ってきてふんをするというようなことがございます。  当方、非常に頭を痛めている状況ではありますけども、できる範囲のこととしましては、やはり猫を引き取りますということで、持ってこられたら引き取るようにしております。また、えさを与えないようにということで、引き続きしつこいぐらいPRをしていく必要があるのかなというふうに考えております。 ○藤田博委員   今の猫の問題やけど、猫の飼い主に、今、統括がずっと答弁いただいた中では、野良猫いうんですか、飼い猫かどないかわかりませんけども、そういうふうに飼い主以外はえさをやらないでくださいいう、そういうなのも必要と思うんやけど、これこそ飼い主のモラルいうんですか、この辺を訴えていくべきだと思うんですけど。その辺の啓発いうのは考えられたことはないんですか。 ○上田健康安全統括   現実的に、野良猫にえさをやられているというのは究極の問題やというふうに考えております。実はえさをやられている方が特定されて、私はそのお宅までお邪魔し、こういうことで近所が迷惑されておりますので、えさを与えないようにお願いしますと申し上げたんですが、なかなか聞き入れてくれないということでございます。やはりその方にとっては猫は何より大事なものいうふうに言われておりました。そういうことから、それを大きくなりますと非常に大きな近隣トラブルにもなりかねませんので、何とか粘り強くお願いしたいというふうに指導し、またそういうことであればおうちで飼っていただいて、ほかの敷地へ移動しないような施策も、具体的にはネットとかを張って隣地へ行かないようにお願いしますということも重々お願いしたんですが、なかなか聞き入れてもらえないということで、当方としましてもそれ以上突っ込んでお話しできなかったのが非常に個人的にも悔しいところでございますが、そういうように引き続き地道に行っていく以外にないのかなというふうに今、考えております。 ○河南博委員長   しばらく休憩いたします。                休憩 午前11時06分               …………………………………                再開 午前11時20分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き、会議を開きます。  他に質疑はありませんか。 ○宮尾尚子委員   まず1点目、72ページ、子宮頸がんと乳がんのクーポン券についてお伺いいたします。  受診率なんですけれども、始まったばかりで30%強、この数字が高いのか低いのかというのは、ちょっと何とも言えないんですけど、もし参考に他の自治体で数字が出ておりましたら教えていただきたいなと思います。  せっかくクーポン券がもらえるようになったので、ぜひ、とにかく目標は100%受けていただきたい、がんのことなんですけれども、特に子宮頸がんが若い女性が対象ですので、受診率をいかに上げるかということに努力をしていただきたいなと思いますけど、もし受診率を上げるための施策を何か考えていらっしゃったら、ひとつ教えていただきたいと思います。  それから、健康安全グループの資源回収のことに関してお伺いいたします。 ○河南博委員長   ページか番号をお願いします。 ○宮尾尚子委員   76ページです。356、ここでお伺いいたします。  資源回収なんですけども、年々資源の回収率が下がってきてるんですけれども、私これ、今、播磨町のあちこちに空き缶とか、それから雑誌とか新聞を回収する置き場所ができてるんですけれども、これが原因かなとは思うんですけれども、播磨町の姿勢としてこれでよしとするのか、それとももっともっと、要するにリサイクル率が播磨町全体としてまだまだ高くないからこういう業者さんが出てきたのかなというのも一つあるんですけど、播磨町としてよしとしているのかどうか、ちょっとご見解をお伺いしたいと思いますのが1点です。  それと、先日、瓶の回収日があったんですけども、たまたま休みで、これうるさいんです、ドラム缶の中に瓶をほうり込みますので。それで、ちょっとうるさいので、これが何とかならないだろうかなと思うんですけども、例えばドラム缶の中に緩衝材というですか、やわらかい何かを張るとか、そういうことをしたらすごくお金がかかるのかどうか。きのうみたいに休みの日に瓶の回収をされると、ちょっと遅くまで寝ていらっしゃる方はうるさいなという苦情も聞きます。この苦情は多分多いと思うんですけども、何か改善策はないのかなと。あちこちのドラム缶も大分老朽化しているのも見受けますので、もし変えるとしたらちょっと改善の余地があるんじゃないかなと思いますけども、この改善の余地は何か考えていらっしゃるのでしょうか。  以上、お伺いいたします。 ○上田健康安全統括   宮尾委員の1点目、女性特有がんの受診率の向上策ということでございます。  21年度の受診率については、率直に申し上げて、まだ県下の受診率が示されておりませんので、当方がどれぐらいの位置にあるかというのは認識は現時点ではできてないところでございますが、20年度におきましては、乳がん、子宮がんの検診の一覧表みたいな表が手元にございまして、乳がんにつきましては兵庫県下で平均が10.5%でありまして、播磨町は12.8%でございまして、中ぐらいから若干上というところの位置にございます。子宮がんについては兵庫県の平均で12.1%で、20年度は播磨町は12.0%ということで、県下の平均の位置にいるというところでございます。  21年度は、補足でも申し上げましたが、国の施策によりまして、そういう無料クーポンが5歳刻みの方に対して交付されたということで、30%強の受診率を得たというふうに解釈しております。  向上策については、なかなか本当に厳しいわけですが、対象者に対してはダイレクトメールで個別にクーポン券をお送りしておりますので、広報等でもPRしておりますが、さらに加えて対策を講じていきたいというふうに考えております。  受診者、あるいは未受診者のデータが手元にございますので、未受診者に関しましてはそれに加えてはがきで受診勧奨の通知を別途差し上げているというような手段も講じております。  それと資源回収で、ご指摘のように年々量が減ってきております。ご案内のように補助金の額を下げたというのが一つの要因ではあろうかと思いますが、ただ、内容を見てみますとやはり新聞とか雑誌の落ち込みが激しいということで、一つは経済的な情勢が影響して量が減ってきているのかなというふうには考えております。また、町内で散見されますリサイクルのコンテナということで、民間の業者が行われておるわけですが、これも民間活動の一つとして認識しておりまして、それを行政がやめなさいというのもなかなか厳しい状況ではあろうかというふうに思っております。いずれにしましても、最後はリサイクルに回るということから、これはこれでリサイクルの一つの方法かなというふうには考えております。  それと3点目の、空き瓶の回収に係る音でございます。これは宮尾委員ご指摘のように、これも方々から苦情をいただいております。確かにドラム缶で高さが高いために初めのころは、早朝とか夜間になると思うんですけど、瓶をほうり込んだらやはりその音が大きくするということから、隣近所から苦情をいただいておりまして、ただ技術的に、今は昌平というところが収集をしておるわけですが、車両をつけましてクレーンでドラム缶を上げて、それで回収車で瓶を回収するということから、なかなかほかの技術的に打開するのは難しい状況であるというのは本音でございます。  自治体によって、かご等で回収されておるところもあろうかと思うんですが、やはり今の回収業者に委託をしている段階では今の方法しかないのかなというふうには考えております。  ただ、言われましたように、ドラム缶の中に緩衝材を入れて音を軽減するという方向もあろうかと思うんですけど、ただ、そうなった場合に雨の日なんかに水が底にたまったりして回収に困難を生じるということから、ようとってない状況であります。  ただ、これも播磨町だけの問題ではなくて近隣、同じような回収方法をしておりますので、他の自治体の対策を一度洗い直してみて、有効な手段があれば、それを参考に検討してみたいというふうに考えております。  また、それでも騒音がおさまらないということでありましたら、抜本的に回収業者をかえるということも視野に入れながら検討してみたいというふうに考えております。ただ、そうなった場合に回収の委託料が上昇するということもございます。 ○宮尾尚子委員   子宮頸がんのことなんですけれども、これは始まったばかりですので、例えばお知らせの通知の中に、今、確かに女性の子宮頸がんって増えてますよね、若い女性は特に。ですから、言うたらなんですけども、おどすわけじゃないんですけども、これを受けないとこうなりますよみたいな、警告いうたらおかしいんですけど、そういうのをきちっと認識させるような文章を入れていただいて、いわゆる受診率を上げることがあなたの命を救うみたいな、何かそういうふうな文章を盛り込んでいただけたらなと思いますので、要望しておきます。  それと、今の瓶の回収なんですけど、例えばちょっと素人考えかもわかりませんけども、瓶の底にスポンジみたいなのを1枚ぱっと置くだけでも、最初の衝撃音というのが緩和されるんじゃないかなと思うんです。それと、これもやっぱり注意を喚起するというんですか、リサイクル率を上げるためにやってますので、少しぐらいの騒音はご辛抱くださいみたいなお願いするいうのか。逆に、今日は瓶の回収を忘れたけどもうるさかったので思い出したみたいなこともあるという声もありますので、これちょっと痛しかゆしなんですけども、少しぐらいうるさくても我慢しようかと思うような施策も一つはあるんじゃないかなと思うんです。ですから、ドラム缶の底にスポンジ1枚ぐらい引くのを手間とか経費とか考えてどうかなとは思うんですけど、そういうことは考えられないのでしょうか。 ○上田健康安全統括   瓶の回収で、ドラム缶の底にスポンジというご提案でございます。  現実的にドラム缶で回収、そこに瓶を入れる、音が出るということになれば、その音を軽減しようとすれば、やはり言われるように底、あるいは側部、周りにそういう緩衝材を引いて音を軽減するしかないのかなと。また、瓶をドラム缶へ入れる方について、投げ入れじゃなくてゆっくり置いてくださいというようなペーパーをドラム缶に張るとかいう方法しかないのかなというふうに考えておりますが、貴重なご提言をいただきましたので、そういうことも視野に入れながら何らかの対策を考えていきたいというふうに考えております。 ○宮尾尚子委員   子宮頸がん。 ○上田健康安全統括   子宮頸がんについてでございます。  クーポンを入れるときに、こういうパンフレットとかチラシも同封しておりまして、検診の有効性とかいうことも一応啓発資料として同封しておりまして、冊子になっておりまして、それを中身まで見てもらえるかどうかいうのも若干疑問なところもありますので、通知文の1枚目に例えば目立つような形で、文言で表現するというような方向もとっていきたいなというふうに考えております。 ○河南博委員長   ほかに。関連で。 ○藤田博委員   先ほどの空き瓶の部分、統括に私、お話ししてたと思うんですけども、これ可能で、今、空き缶なんかを入れているプラスチックのかごでの回収いうのは不可能なんですか、それをお聞きしたいと思います。  それと、資源回収の件ですけども、年々回収団体が減ったから回収の数量も減ってきてると思うんですけども、本当にごみの焼却量の削減と、やはり分別の啓発いう意味においても資源回収いうのは大事なことやろうと思うんですけど。先ほど民間業者の置き場みたいなんができてるいう話もあったんですけども、この資源回収に関してどのように考えているのか。私はやはり今、本当に地球温暖化いう形の中でCO2の削減いうことで、かなり皆さん、関心を持ってきてると思うんです。そういう中で、やはり大きな要因をつくるごみの減量いう形の中で、資源の有効活用いうのを、これをどんどん進めていかなあかんと思うんよね。それが年々下がってきてるのはどうかないう感じで思うてるんですけども。今後の町としての考え方、先ほど助成金を減額したから減ったんじゃないかいうような答弁もあったんですけど、それも含めてお聞きしたいと思います。 ○上田健康安全統括   空き瓶の回収で、かごの回収ではできないのかということでございます。  今の委託業者での回収は、先ほど私が申しましたような方法で収集しておりますので、今の業者でのその回収は若干無理というふうに考えております。ただ、別途委託料を加算するとか、違う回収業者に委託料を増額して別途回収するということであれば、可能性はゼロではないというふうには考えております。また、かごにたくさん瓶が入りましたら、かごの強度というのもございまして、その辺のところもどうかなということで、先ほどお答えしたような次第でございます。  それと、あと資源回収につきましては、従来から当町としましては実施してきたわけですが、現下の財政状況にかんがみまして近隣の市町並みの奨励金に合わさせていただいたということから、従前の金額よりも減少させていただいて助成金を支出しておるところでございます。  ご指摘のように資源の有効利用、あるいは大きく申しますと、地球温暖化の防止についてもごみの減量というのは欠かせない方法だというふうに考えております。いましばらくは資源の回収についての施策は続けていきたいというふうには考えております。 ○藤田博委員   資源回収は続けていきたいとの答弁だったと思うんですけども、私は、今後もっと資源回収を強く推し進めていくような考え方はないのか、これを改めてお聞きしたいと思います。  それと、先ほどの回収業者が回収するのに、プラスチックかごであれば回収費が高くなるいうことなんやけど、車についているクレーンで積み込みしとるわけですね。であれば、積み込みの金具だけ変えればできることじゃないんですか。それとあわせてもう一つ、かごの強度いうこともありましたけども、今のドラム缶の回収であれば、ドラム缶いうたら1メーター20ぐらいあるんかな、高さが。そういうことで、上から入れようとすれば、高い位置から入れるからガチャガチャ音するんでしょう。あれをもう少し低くするとか、そういうことにすれば音も小さくなると思いますけど。この辺、あわせてお答えお願いします。 ○上田健康安全統括   資源回収で、今後さらに推し進める気はあるのかないのかということですが、播磨町としましては近隣市町並みにはやっておる、資源回収は進めておるつもりでございまして、今後さらに助成金を上げて進めるとか、そういうような考えは今のところは持っておりませんが、現段階での対象物、あるいは単価で引き続き実施していきたいというふうには考えております。  また、空き瓶の回収ですが、かごの強度、例えば金具をつけてかごでも収集できるのではないかというふうなことでございます。委託業者は、播磨町だけを収集しておるのではなくて、県下の自治体で統一した金額で委託しておりまして、播磨町の例えば独自のやり方ということであれば、言われるようにかごの強度を補強したり、あるいはかごに金具をつけてやるということは技術的には可能というふうには考えますが、委託料との関係もございまして、現時点の対策を講じておるところでございます。  ドラム缶の高さを低くしてというのは、実は私の方でも考えてみました。ただ、そうしますと、今まで例えばドラム缶が3本あったところが、低くすれば、その半分にすれば、単純計算でやっぱり6個置く場所が必要なわけです。ステーション的にもなかなか広い場所が少のうございまして、その辺の面積的なこと、さらにドラム缶を低くすれば、単体の音は減少するかもしれませんが、やはり空のドラム缶が増えることによって音の発生頻度がもっと増すのではないかというようなこともございまして、その辺もあわせて検討しておるところでございます。 ○松本かをり委員   76ページの750、斎場の運営事業のことでお伺いいたします。
     つい最近のことなんですけども、亡くなられて何か3日か4日、おうちに置いとかなしようがないというふうな事態があったと聞いとるんです。本当に人は、生物は死にます。そのときにこういうふうなこと、大変大事なこれは事業だと思いますけども、3日も4日もということになりますと、経費もさることながらご家族の心労を思うと大変だなと思うんです。過去にそういうようなことが、これはついこの間あったんですけども、今までのそういうふうなことが21年度にあったのかなかったのか。もしもあったとするならば、どのようなご相談が。なかったらしようがないんですけど、待たなしようがないのかということを確認したいと思います。  それともう一つですけど、82ページの住民グループの土地改良行政一般事業の中のため池ミュージアム運営協議会の件なんですけど、これは19年度にできて、何年間は播磨町でも北池でそういう関連の事業があったように思うんですけども、去年何にもそういうふうなことが見えてこないんですけども、実際に協議会に45万円の負担をさせていただきまして、どのように播磨町にかかわりがあった事業ができたのかということを確認したいと思います。  それから、84ページの1035の地籍調査事業のことでお伺いしたいと思います。  実は成果表の中の195ページの中に、この間、聞くところによりますと、人に戸籍があるように土地の戸籍も必要だというふうな説明をされたんです。それはそのとおりだと思うんですが、ここに書かれてありますのは、平成22年度から地権者と現地立ち会いなどを実施して、1筆ごとの土地について、その土地の所有者、地番、地目並びに境界や地籍について確定させ、法務局などに実施をしていくとなってるんですけど、書いてあることの確定させというのは、だれがどないにさせるんか。何か言葉が上からかなと、ただ確定するということなんか、そこのちょっと説明を願いたいのと、この事業内容をもうちょっと詳しく説明をしていただきたいと思います。ここの文章を見ますと、確定させいうのは、地権者と現地立ち会いをする、その中で確定させるというのは、そこだけがさせるんであって、行政は関係ないんかということを確認したいと思います。 ○大西住民統括   まず初めの、1点目の、3日、4日おいてというのは、それは私どもの斎場の都合ということでしょうか。 ○松本かをり委員   そうです。 ○大西住民統括   ちょっと今、担当の方に調査してますので、しばらく待っていただきたいと思うんですが、2点目の土地改良につきましてですが、これについては実際に今現在入っておられるのが3つ、播磨町で。北池、狐狸ヶ池、妹池と。現実に事業をやっておられるのが北池と狐狸ヶ池ということで、北池については年間行事予定を立てて行事を行っているわけなんですが、狐狸ヶ池についてはその都度、例えば去年、おとどしでしたらオニバスの発生ということで、考古博物館の方において講演会なりをさせていただいたということで、やってることが見えてこないということなんですが、それについてはなるべく行事があるときは、広報はもちろんですけども新聞社にも連絡しながら来ていただいて広報発信するようにしてるんですが、まだまだ見えてない部分があるということでしたら、例えば1年間の経過報告を配らせていただくとか、広報をもっと多用して、多様に用いてやはり行っていきたいというふうには思っております。 ○平郡都市計画統括   地籍調査の成果報告書の中で事業概要ということで、その土地の所有者、地番、地目並びに境界、地籍について確定させという文言があるんですけども、先日、議会の方でもお話しさせていただいたように、民民境界につきましては、やはり個人と個人が境界を確定していただくということで、ここの「させ」いう言葉がちょっときついかなとは思うんですけども、どうしても町の方は民民については中立的な立場で、民民の方で境界を確定していただいて、その後、認証とか承認を受けた後、法務局に登記するというような作業でございます。よろしくお願いします。 ○大西住民統括   先ほどの斎場のことでございますが、ちょっと確認して、遅くなって申しわけございません。今現在、偶数時間の焼却ということをやってるんですが、ご希望があれば奇数の時間もやっておりますし、友引についても希望があれば営業しておりますので、3日も4日も待っていただくということはまず考えられない、現実になかったということでございます。あくまでも、例えばご家庭のご事情で延びるということはあっても、私どもの都合で3日も4日も処理ができないというようなことは今までなかったし、考えられないということでございます。 ○松本かをり委員   私は葬儀に加わっただけなんですけども、そのときに、3日か4日やったかな、おうちにおらないかんかったんや、役場の都合でと。その後、そのことについては確認には行っておりませんけども、そのようなことがあっては大変やなあ、そんなときどないしてるんかなと、ちょっとお聞きしたんで、そのようなことはないんですね。 ○大西住民統括   今、担当の方に確認しましたところ、そういうことはございません。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○田中久子副委員長   ページは72ページ、成果報告書は157ページ。地域の保健医療情報システムについてお尋ねします。19年度、20年度、21年度と、播磨町内の数、ちょっと減少してるんですけども、この減少はどういう理由かということと、医療機関に今後もっと啓発というんですか、どのように考えられるのかということについてお尋ねします。  2点目は、80ページの、労働費全体のことでお尋ねしますが、今、本当に働いている人の条件どうなってるのかということを、町としても実態を把握するために、播磨町内の働いている人の、どういう状態なのかということを調査されているのか、されていないなら今後どうするのかということについてお尋ねします。 ○大西住民統括   労働者の実態把握の件でございますが、以前から本会議でもさまざまなご質問をいただいてるわけなんですが、実態調査はしておりません。  また、前にもお答えしたと思うんですが、私どもの場合、町内で、俗に言う企業城下町みたいなところで一つ大きい企業があって、そこにほとんどの方が働いているという状況であれば、やはりそういった調査も必要かな、そういったてこ入れも必要かなというのはわかりますが、ほとんどのところが町外に出ておられるというようなこともあって、そういう調査をしてどういう施策に結びつけていけるかというような問題もあると思うんで、今、例えば国の方が今の内閣の方で雇用ということを大きくうたっておりますので、さまざまな施策が出てきております。ですから、その施策の中で行っていきたいと。やはりこういうものについては全国的、少なくとも県下統一的なことが必要かと思いますので、国、県なりの施策を十分把握しながら啓発等に進めていきたいというふうに考えております。 ○加茂健康増進チームリーダー   田中委員の質問にお答えいたします。  平成19年度に1医院が閉院しまして、平成21年度にも1医院が閉院によって医院数が減じております。 ○田中久子副委員長   人数が減っているというのも、閉院してるから減っているという意味なのでしょうか。  それと、今後、医療機関として、今、播磨町内では8つの医療機関が参加されている、1市2町では119の医療機関が参加されている、その中で有効にするために今後どういうふうにカインドカードについての宣伝というんですか、もっと増やしていくために努力されてるのか、されようとしているのか、お尋ねします。 ○上田健康安全統括   システム同意者数が減ったということでしょうか。  先ほど加茂が申しましたように、医療機関の数については、医療機関を閉められたことによって減少しておりまして、町内で8医療機関しか入っていないという状況がございます。ほかの医院についても、今現在あるシステム自体が問題なのか、例えば医院のドクターの高齢化の問題なのか、いろんな状況がございまして、実はこのシステムに加入されていない医院についてもアンケートをとっておりまして、その辺の加入されない理由もお聞きするようにしております。その辺をアンケート上で分析しまして、それに係る対策を今後、1市2町、あるいは情報処理センターで練りながら参画医療機関を増加させる施策がとられるものというふうに考えております。 ○田中久子副委員長   労働実態のことなんですけど、播磨町としては町外にどういう形で、町内にはどういう形で、それから若者とか高齢者とか女性のどういうところで働いている、パートとかあるいは正規の職員とか、そういう分析、そういうのをやっぱり町として把握していく必要があるのではないかなと思うんですけど、その点、もう一度。 ○大西住民統括   そういった内容については、多分3年に一度だったと思うんですが、労働調査というのがありますので、その中で網羅されてるというふうには思っております。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○田中久子副委員長   はい。 ○河南博委員長   もう4回目やね。 ○田中久子副委員長   4回、そうですか。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○永谷修委員   72ページ、市町母子保健事業、これの受診率が100%じゃないんですね。これは普通考えれば100%であるべきだと思うんですけど、どうして数%受診していないか。その後の、行政としてトレースはされてるんかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○上田健康安全統括   市町母子保健でさまざまな乳児を対象にした健診等を行っておりまして、言われるように、90%は超えておるが100%に達しないという状況でございます。これについては、年度の締め切り等もございまして、次年度で受診されてる方もいらっしゃるということでございます。また、未受診者に対しては、たしか本会議でも出たと思うんですが、幼児虐待の絡みもありまして、必ず保健師が電話あるいは訪問によって、何らかの形で接触するようにしております。このような状況でございますので、一人残さず接触していきたいというふうに思います。  あと別途、受診されていない方については、各医療機関で個別に受診されている方もまれにはいらっしゃるということでございます。 ○永谷修委員   次年度受診と、加えて医療機関で受けてると、合わせれば100%と考えればいいんですか。  先ほど統括が言ったように、消えた子どもたちは虐待につながる、実在しない高齢者と逆の感じですよね。だけどこれは大きな社会問題につながる一つのデータじゃないかと思うんです。だから、このあたりは保健行政としてきっちり詰めていくのが正しいんだろうと思うんですけど、どうですか。 ○上田健康安全統括   率直に申し上げて、100%ということで自信を持って申し上げられるデータ等はございませんけども、本当に99%以上の確率で受診はしておるというのが事実でございます。  接触についても、必ず接触しておるということでございます。  また、他市町へ里帰りとかいう感じで帰られてる方もいらっしゃるわけですが、それについては自治体間で情報交換して、訪問して、その状況をそれぞれペーパーで交換しているというのが現実でございます。 ○河南博委員長   これで86ページの商工会費までの質疑を終わります。  しばらく休憩いたします。                 休憩 午後0時00分               …………………………………                 再開 午後1時00分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  〜第8款 土木費から第9款 消防費〜 ○河南博委員長   次に、85ページの土木費から102ページの消防費までの補足説明を求めます。 ○竹中土木統括   8款土木費の、土木グループにかかわります項目についてご説明いたします。決算成果報告書の204ページから各事業の内容が記載されておりますので、主要な事業につきましてご説明いたします。  事項別明細書の90ページをお願いします。1項土木費、2目排水溝費、事業番号62037、野添地区水路整備事業は、北野添1丁目12付近の浸水対策として町道土山新島線にバイパス管の新設工事を行いました。  事業番号62038、古宮地区水路整備事業は、町道古宮海岸神社線沿いの側溝の測量を実施しました。  2項道路橋梁費、1目道路維持費、事業番号63054、町道補修事業、15節工事請負費は、大阪ガスの復旧にあわせて町道浜幹線の舗装を排水性に改修する工事と、町道の舗装補修作業、南大中から古田までの新幹線南側線のフェンスの改修を昨年に引き続き実施しました。  事業番号63064、道路安全対策事業、15節工事請負費は、町道二子五反田北線歩道の段差解消工事を実施しました。  事業番号63067、道路安全対策事業(臨時交付金)、15節工事請負費は国の経済対策で補正したもので、南野添1丁目から二子までの新幹線南側線のフェンスの改修と、町道本荘古田東線から県道別府平岡線までの新幹線南側線の歩道の舗装改修を行いました。  事項別明細書の90ページをお願いします。道路新設改良費事業費64002、町道古宮土山線改良事業、15節工事請負費は、土山駅南地区の歩道新設と車道の整備を行いました。  事業番号64047、大中踏切拡幅事業は、通学路の安全を向上させるため、現在6.5を歩道2メートル、車道幅7メートルに改良するもので、調査設計を山陽電気鉄道株式会社へ委託しました。  事業番号64052、町道二子二見線整備事業は、用地交渉が一部難航しており解決のめどが立たないため、既に用地買収済みの箇所を暫定的な区間も含め道路整備しました。  事業番号64083、町道浜幹線新設事業(土木グループ)、13節委託料、設計委託料は、向ケ池農業用ポンプ場の設計委託と、向ケ池の堤体の詳細設計を行いました。  費用便益分析委託料は、平成20年11月に国土交通省が交通量予測を下方修正されたため、費用便益分析を見直しました。  測量設計委託料は、浜幹線関連道路の路線測量を行いました。  15節工事請負費は、向ケ池の農業用パイプラインのポンプ場を池の対岸に設置する補償工事を実施しました。  3項河川費、1目河川総務費の事業番号408、河川美化事業は河川管理者からの受託事業で、喜瀬川、水田川の清掃、草刈り、芝生管理を行いました。  96ページをお願いします。4項都市計画費、4目公園費、事業番号422、都市公園維持管理事業、13節委託料、506都市公園管理委託料は、平成21年度から11公園を財団法人播磨町臨海管理センターが指定管理で管理運営いたしました。  事業番号66010、都市公園施設改修事業、13節委託料は、浜田公園のトイレの更新の設計を行いました。  15節工事請負費は、都市公園内の遊具の更新、及び野添であい公園に健康維持増進のため健康遊具4種類の設置、野添北公園のろ過設備整備、水中ポンプの取りかえ、新島中央公園のトイレと駐車場の改修工事等を実施しました。  事業番号66016、はりまガーデンプラザ整備事業は、土山駅南地区に緑の拠点としての公園を設置しました。  98ページをお願いします。6目緑化推進費、事業番号426、緑化推進対策事業、19節負担金補助及び交付金、535、公共用地内緑化推進補助金は、6万円を上限に17団体へ交付しました。  事業番号786、緑の普及啓発事業、11節需用費は、緑化イベントで主に750人分、150個の花の苗を購入しました。  以上で、土木グループ所管の補足説明を終わります。 ○平郡都市計画統括   続きまして、都市計画グループが所管しております主な事業について補足説明をいたします。  88ページをごらんください。8款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、事業番号399番、町道未登記処理事業、13節委託料は、主に町道内における私有地の整理で、測量、境界画定、相続調査、所有権移転等を行った経費でございます。  また、町道二子古田線のサンシティ東側歩道の設置に伴う3筆の買収は完了し、今年度、土木グループにより部分的な工事を行う予定をしております。残る東側県道との交差点のところ1件については今年度、物件調査、測量を行い、これから用地交渉に入る予定です。  17節、公有財産購入費につきましては、用地交渉が調ったものについて道路用地先行取得基金を有効に活用して先行取得し、翌年買い戻すといった方法により事業を進めております。この執行した額の大きなものは、町道二子古田線の1筆、約200平米を買い戻したものです。  事業番号981番、官民境界協定事務事業、13節委託料は、法定外公共物管理システムの保守点検と官民協定図のデータ入力に要した経費で、官民協定52件分の入力でございます。  92ページをお開きください。2項道路橋梁費、2目道路新設改良費の、都市計画グループが所管する事業番号64089番の町道浜幹線道路新設事業につきましては、主として用地買収に係る費用であり、13節測量登記委託料は町道古宮土山線から東側の明石市、市町界まで約270メートル区間の用地測量、境界画定の費用や、当事業の全区間の用地買収における契約の締結に至った箇所の分筆及び所有権移転登記費用でございます。  なお、分筆17筆、所有権移転につきましては34筆行っております。  物件調査委託料は、その東側の区間の物件や工作物、また向ケ池の南側にあるダイワボウ移動における工作物、倉庫移転等の調査費用でございます。  15節工事請負費は、用地買収済みの用地で浜幹線の道路工事までの期間、安全管理として松ぐいなどにより用地を囲った費用でございます。  17節公有財産購入費は、平成21年度から地域活力基盤創造交付金として国からの補助を受け、兵庫県町土地開発公社から745.2平米の買い戻しを行った費用でございます。  22節補償補てん及び賠償金につきましては、平成21年度に契約が締結できた家屋3件、工作物2件の物件移転補償契約と残地補償4件分の費用でございます。  なお、公社代行買収における用地買収につきましても19筆、8,515.75平米の契約が完了し、兵庫県町土地開発公社に代行買収を依頼しております。これらのことから現在、浜幹線事業の全区間において物件補償と用地買収事業は約70%まで進捗していますが、残る用地交渉は難航するものが多く、現在、収用適格事業としての作業も進めながら鋭意努力し、任意交渉に努めているところでございます。  94ページをお開きください。4項都市計画費、1目都市計画総務費、事業番号411番、都市計画行政運営事業の1節報酬につきましては、都市計画審議会を昨年の8月、11月及び今年の2月に開催し、市街化区域及び市街化調整区域区分の見直しや古宮第1地区の地区計画制度の協議を行い、高度地区、用途区域区分などについて審議し決定した委員の報酬でございます。  事業番号413番、都市計画基礎調査事業の13節委託料は、都市計画法第6条第1項に基づく都市の現況及び動向を把握する調査で、県に報告を行っており、これらに係る業務を委託した費用でございます。  事業番号613番、屋外広告物許可申請事業の13節簡易除去委託料は、電柱などに張られているチラシなどの除去をシルバー人材センターに委託したもので、平成21年度の簡易除去数は張り紙732枚、立て看板60枚を除去しております。  事業番号864番、都市計画変更業務委託事業、13節委託料の都市計画図データ等の作成業務委託料につきましては、今まで播磨町の管理平面図は500分の1で作成したものであり、他の縮尺の平面図とも整合性を図る業務を委託したものでございます。また、区域区分の見直しにより市街化調整区域が市街化調整区域から市街化区域に、この4月27日に編入され、また同日、古宮第1地区の地区計画も決定になっております。  事業番号870番、住宅耐震診断推進事業、13節耐震診断業務委託料は、昭和56年5月以前に建設された住宅を対象に簡易耐震診断を行ったものです。平成21年度は木造戸建て6件を行っており、そのうち2件は住宅耐震改修計画策定補助を受けて改修計画策定を行い、そのうちの1件は住宅耐震改修工事を行っております。  96ページをお開きください。事業番号974番、土山駅周辺地区まちづくり交付金事業の13節まちづくり交付金事後評価検討業務委託料につきましては、平成17年度から5カ年行ってきたまちづくり交付金事業の事後評価を行うものです。また、基本計画調査事業委託料につきましては土山駅北地区まちづくり方策検討業務を委託した費用であり、現在その方策に基づき地元まちづくり協議会等と協議を進めているところでございます。  事業番号1044番、まちづくり講演会事業の報償費につきましては、昨年9月と今年2月の2回にわたり地元自治会長や地域防災会などを対象に行ったまちづくり講演会の講師への報償費であります。1回目のテーマは「地震に備えたまちづくり、地域のみんなで考えよう」、2回目につきましては、参画と協働のまちづくり、市民参加の必要性と重要性といった内容で実施しております。  なお、今年度はこの8月28日に京都大学教授を招き、健康安全グループとともに、「自助、共助に関する意識啓発」といったテーマでの講演をいただき、その後、職員による播磨町ハザードマップの利活用の説明を行っております。  以上で、都市計画グループの補足説明を終わります。 ○佐伯福祉統括   98ページにお戻り願いたいと思います。5項住宅費、1目住宅管理費、事業番号428、町営住宅施設維持管理事業につきましては、町営住宅の維持管理運営に関する必要な経常的な経費でございます。 ○上田健康安全統括   それでは、健康安全グループが所管しております事業の補足説明を行います。  事項別の98ページをお願いいたします。9款消防費、1項消防費、1目常備消防費、事業番号430、常備消防事務委託事業、13節委託料は、加古川市に消防事務を委託した経費でございます。  なお、21年中10件の建物火災、1,187件の救急出動件数がありました。  事業番号431、消防団活動事業、4節共済費は、消防団員等公務災害補償等共済掛金、消防団員福祉共済掛金であります。  8節報償費は、平成21年度中に退職した消防団員15人の退職報償金を支出しております。  11節需用費は、消耗品として消防団員のはっぴ、活動服、ヘルメットほか、また消火栓ホースなど器具類を購入した費用でございます。  100ページをお願いいたします。19節負担金補助及び交付金、郡消防協会負担金は、年末特別警戒、出初め式ほか、消防団の主な行事を共同で開催する経費を団員数割などによって負担しております。  その下、事業番号432、消防施設維持管理事業、13節委託料は、防災無線などの保守管理を委託した費用でございます。  19節負担金補助及び交付金、消防設備整備費補助金は、野添分団と二子北分団のポンプ庫等の改修に補助したものでございます。  事業番号434、消防車整備事業、18節備品購入費は、平成3年登録の二子北分団及び宮北分団の小型ポンプつき積載車を更新した費用でございます。
     事業番号435、消火栓ホース格納箱新設取替事業は、42カ所の老朽化した格納箱などを取りかえるに要した費用でございます。  事業番号822、防災行政無線更新事業、13節委託料は設計業務委託でございまして、昭和59年に設置した防災行政無線の設備老朽化などを受けて平成22年に整備工事を実施するために実施設計などの設計業務を委託したものでございます。  事業番号439、3目水防費、水防活動、13節委託料、土のう作成委託料は、平成21年10月7日から8日にかけての台風18号接近に備え、土のうの作成と運搬を委託した費用でございます。  水防作業委託料は、同じく台風18号に備え、旧浜国下流の喜瀬川に排水ポンプ2台を配備するのに要した費用でございます。  4目災害対策費、事業番号440、災害対策活動事業、11節需用費は、防災用備蓄食糧のアルファ米、クラッカー、けんちん汁などの購入に要した費用です。これにより現在、1万9,000食を超える備蓄となっております。  18節備品購入費は、車いす対応の非常用簡易トイレの購入に要した費用でございます。  102ページをお願いいたします。事業番号723、自主防災組織育成事業、19節負担金補助及び交付金、自主防災組織運営助成金は、1組織につき均等割3万5,000円と、1世帯当たり100円を支出したものです。  事業番号924、防災計画推進事業、1節報酬、及び11節需用費は、災害対策基本法第42条に基づき播磨町地域防災計画を修正するために開催した防災会議委員の報酬と、修正版の印刷に要した費用でございます。  事業番号1064、ハザードマップ作成事業、13節委託料、ハザードマップ作成委託料は、平成17年度の水防法改正により市町村に義務づけられました浸水想定区域を示したハザードマップの作成に要した費用であります。本町では浸水に加えて地震による被害想定や災害に起こる仕組み、普段からの備え、発生時の行動や情報入手方法などを記載した総合防災マップとして作成し、全世帯に配付したところでございます。  都市計画グループの補足説明にもありましたように、8月28日に自治会自主防災会及び消防団を対象にして講演会と防災マップの説明を実施してまいりました。引き続き、わくわく講座などによりましてPRしていくことにしております。  以上で、説明を終わります。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。質疑のある方。 ○田中久子副委員長   どの部分で言えばいいのかなと思うんですけど、一応90ページの排水施設管理事業のあたりかなと思うんですが、成果報告書は213ページ。  実は、東野添3丁目、2丁目付近の住民の皆さんから、5月の一斉の清掃活動をするときに自分のおうちの前の排水溝を掃除するときに、昭和51年、52年ぐらいにお建てになったおうちが多いんですけども、上げるときにそれは重いので、何かグレーチングのようなもので軽量にしてもらいたいと。ある方がちょっとけがをされたこともありますので、その件について町のお考えをお尋ねしたいと思います。 ○竹中土木統括   多分コンクリートぶただと思うんですが、やはり非常に重いということで、以前からもそれの開閉装置の上げおりする装置を貸し出ししておりますので、そちらの方を借りていただいて清掃等をしていただいたらと思います。  それともう一つ、グレーチングを何カ所かに配置していただきたいということだと思うんですが、順次やってるというようなことで、まだちょっと全部……。本来はコンクリートでいいと思うんですが、グレーチングにしても部分的な清掃でしかできないんですが、それは順次やってるということでございます。 ○田中久子副委員長   順次やっていかれるという速度なんですけど、住民の皆さんは本当に高齢化なさってて、本当はきれいにしたいんだけど余り重いので、その現場を職員の方はごらんに来られたのでしょうか。どういう速度でやられるんでしょうか。 ○竹中土木統括   現場の方は行っておりません。残念ながら、そういう作業をやられてるときには現場の方は行っておりませんので、申しわけございません。  グレーチングの方は、今、維持事業の方で順次、維持の中でそういったあきにくいところとかそういったところを部分的にやらせていただくということで、スピードは維持事業ですのでそんなに年間に大きな金額はとれてません。 ○田中久子副委員長   清掃のときに骨を折られてけがされた方がちょっと町の方に言われて、職員の方がすぐ見に来られたということを聞いてるんですが、そのことはございませんか。 ○竹中土木統括   要望のありましたところは見に行っております。そのときに要望があって、現地の方は確認させていただいております。 ○河南博委員長   他には。 ○岡田千賀子委員   ページ数では100ページになります。こちらでいいかと思うんですけれど、消火栓のホース格納。済みません、事業番号は432です、100ページの432の方になります。この中で153番の消火栓ホース格納箱点検委託料、これはどちらの方にまず委託をして、町内全域を1年間で全部見て回られるのでしょうか。その確認と、それから今回42カ所、取りかえや新設をしましたということで事業報告が上がっておりますけれども、これはそのときの報告に従って多分取りかえ工事をされてると思うんですけれども、点検をしましたという何か点検証、例えば変な話ですけど狂犬病しましたいうシールなんかありますよね、犬小屋の上にぽんと張ったり玄関に張ったりする、そういう何月何日に点検済みみたいなシールなどを張ったりして、住民の人が見ても点検来たんやなというような、よく見ないとわからないとは思うんですけど、そういう対策をとられてるのかどうか、これを1点お伺いします。  実はちょっと私の地域の方に何年来ほったらかしになっている格納箱があるということで、住民の方からお聞きしまして見に行かせていただいたら、本当にちょっとひどい状態だなというのを確認いたしましたので、お聞きします。  それと、102ページ、防災マップですね、ハザードマップの作成になります。事業番号は924、防災計画推進事業の中にありますハザードマップ。先ほど来、都市計画、それから上田統括の方から有効な利用活用をするために消防団とか自治会などにマップの説明もいたしましたということでしたけれども、とても私もいいものができ上がってるなということで、民生生活委員の方でも説明を受けたときに思いました。  今後の活用方法なんですけれども、秋、自主防災の訓練なんかのシーズンになりますよね。そのときの実際の活用方法、このマップをどのように活用するように指導されたのかをお聞きしたいと思います。  それともう1点、96ページに戻ります。公園整備のことなんですけれども、事業番号でいいますと多分422に当たるかなと思うんですけども、それか都市公園の施設改修事業かな。ここの庁舎のすぐ北側に当たると思います、ここの向ケ池公園がありますよね。そこの公園にトイレがあるんですけれども、そのトイレを使おうかなと思われた住民の方からの声なんですけれども、このトイレ、余りにも中の構造が配慮に欠けているということをお聞きいたしまして、私もすぐに見に行かせていただきました。うん、本当やなあということで思いましたけれども。庁舎の隣の併設された公園でありながら、そこにあるトイレを今後どのような形で考えていかれるのか、現状の把握と今後の考え方。一般質問の中でもバリアフリー構想の中で考えますというお答えはあったんですけれども、現状把握とこれからの考え方もあわせてお聞きしたいと思います。 ○上田健康安全統括   それでは、岡田委員の1点目の質問で、消火栓のホース格納箱点検委託でございます。これについても国の対策によりまして21年度補正でお願いしまして、事業を実施したものでございまして、委託先はシルバー人材センターへ委託しております。これは、町内800カ所余り、格納箱を設置しておるわけですが、全個点検ということで全件点検を委託しております。  点検の方法ですが、中をずっと、物品等が決まっておりますので、それがあるかどうかと、あと破損状況がないかどうか、箱の点検をしていただいて、写真を撮っていただいて報告をお願いしておりまして、報告書が出てきております。それに基づきまして、ご指摘のように42カ所の格納箱の新設取りかえを実施しておりますが、42カ所とも点検委託によって発見されたものではなくて、やはり地元の住民、あるいは消防団の方からも連絡があったりしまして点検したものも合わせて42個というふうになっております。  なお、点検済みのシールの件ですが、シールは張っておりません。と申しますのが、各地元の消防分団によりまして定期的に格納箱、あるいは消火栓等について年に数回、点検しておりますので、常時点検済みの状況であるというようなことで、現在、消防活動を実施しております。  2点目のハザードマップについてでございます。今後の地元自主防災でのPRの方法の指導ということでございますが、これについては8月の終わりにございましたハザードマップの説明の中でも申したんですが、一つはこの地図で避難所を確認していただきたい、もう一つは避難所までの経路をそれぞれで確認していただきたい、主にこの2点でございます。それに加えて、マップにもかいてあるんですが、情報をどうしたらとれるか。多数はラジオとかテレビで情報収集されるんですが、これ以外にもこういう方法がありますということで、いま一度それぞれで確認をお願いしたいというふうにしております。  また、9月の上旬には南部コミセンにも参りまして、同じようなことを伝えさせていただいております。さらに10月、11月には出前講座で複数の自治会から要請という形で承っておりますので、その場でも、繰り返し同じような話にもなりますけども、そういうようなところに力点を置いて地元でお話をしていただきたいいうふうに考えております。 ○竹中土木統括   向ケ池公園のトイレの件でございますが、ここの公園自体は一応街区公園という位置づけでございまして、さっき実施設計をやったという浜田の公園が地区公園で、まだ水洗化されてないところもございます。だから、地区公園の方をやはり優先的にやらせていただいた後、街区公園についてはかなりの公園数で今、男女一緒のような形のトイレがあります。だから、それをまた分離するとなると、今言うバリアフリー化をするということになると、まだちょっと大分先になるかと思います。それと同時に、また街区公園に今、トイレがあるところを全てそのままトイレをつけるのかどないか、統合した形での整備という形も考えていかなければならないと思いますので、街区公園についてはまだしばらくかかると思いますので、向ケ池公園についてはもうしばらく今の状態でいきたいと思っております。 ○岡田千賀子委員   では、今、竹中統括からお答えいただいた向ケ池公園の庁舎の北側にありますトイレの構造なんですけれども、建てかえるとなると大変なことになってくると思うんですけれども、ただ、余りにも配慮が欠けるという住民の声を聞いていただきたいかなと思うんです。男性用と女性用が一緒なのもわかるんですけれども、やはりぱっと入ったときにそのままもろにというのもちょっとどきっとしてしまいますし、されている方も落ちついてできないと思うんで、少しの配慮で結構ですので、立て直すまでにちょっと見ていただけないかという住民の声がありました。それに対してのお答えを一つ。本当に1枚ちょっと板というんですか、そういうのをつけていただくだけで大分感覚は違うかなと思います。一度見ていただいてということなんですけども、それをしていただけるかどうか、それぐらいの、改修までいかないですね、改善をしていただけるかどうかをお聞きしたいのと、それと消火栓の方なんですけれども、先ほどお答えいただいた分をお聞きしてますと、常時全部ちゃんと確認しているという上田統括からのお答えだったんですけれども、一つお聞きしたのは、ちょうど南中学校の北側にありますライスセンターがあります。そのライスセンターの前の格納箱を確認していただきたいと思います。それと、私、続けて2年間、直接健康安全グループの方に言ったんですけれども、播磨町駅の北側のロータリーの部分にある植え込みの中の格納箱、あれも本当に元気なつるに囲まれて格納箱がいつも格闘しているような格好になっておりますので、ちょっとその入れ方を考えていただきたいということです。  その2点と、それから先ほど言いましたシールを張るというのは、今回特にシルバーの委託、緊急雇用対策でありましたので、これは失礼なんですけども、本当に全部チェック、800カ所されてるのかどうかいうことで、ライスセンターの前なんかを見ました折にちょっと感じましたので、できたらそういう点検、年に1回、本当にと言うたら失礼なんですけれども、しましたよ、きちっとしましたよというシールが張れないかどうか。いつも使うというか、自主防災なんかのときに使用するような格納箱ですと消防団の人も目につきやすいと思うんですけど、目につかない場所にも結構置いてあるんです、800カ所のうちの半分ぐらいはそうじゃないかなと思うんで、ぜひそのあたり、シールだけにこだわらないんですけど、だれが見てもわかるような形にできないのかどうか。  それともう1点のハザードマップ、これはもう既にハザードマップを使用して、要援護者にも声をかけて避難訓練をしたという報告が上がっているところの記事があるんですけれども、9月の4日の防災の日、その日にされております。この日には住民が手づくりのハザードマップ、町のハザードマップを活用した避難訓練を実際に行われたそうです。その中では、先ほど言われてたように避難所のまず確認と、その避難所に行くまでの経路の確認、プラス危険箇所ということで、それが3項目上げられておりました。  それと、いざというときにはやっぱり防災のプロがいるんですけども、夜中であるとか、地域の人を助けようという地域連携、その活動をする大切さというのはハザードマップを使うことによってもっとよりよいものになるかなと思いますので、わくわく講座や、それから説明会だけでなく、ぜひ実際に自主防災のときに使っているかどうかというような確認もとっていただきたいと思うのですが、実際に自主防災をされたところはあるのでしょうか。そこの自主防災ではハザードマップを使用して自主防災をしましたというような報告は上がってきているのかどうかも確認させていただきたいと思います。 ○上田健康安全統括   消火栓の格納箱の件でございます。岡田委員ご指摘の南中学校北側のライスセンターのところの件でございます。播磨町駅北側のごみの中にある格納箱とあわせて、この委員会が終わり次第、早急に確認したいと思います。  このように常時確認しておるということを申し上げました。がしかし、当然風雨にさらされているもので劣化は当然否めないものということから、常時新しい機材が入っているということはなかなか厳しい状況かなというふうに考えておりますので、こういう情報をいただければそれだけ管理の精度が上がるわけですから、今後とも情報提供をよろしくお願いしたいと思います。また、各分団におきましてもさらに管理徹底するように申し伝えたいというふうに考えております。  点検済みのシールの件でありますが、やはりこれは風雨にさらされるもので、どうしてもシール自体が劣化してしまうということもございまして、本来の消防団の分団の活動にさらに仕事を加えるようなこともございまして、他市町の事例なんかも見てみますと、なかなかそこまでされてるのは少ないのかなというふうに思いますので、いずれにしましても他市町でどういう取り扱いをされているのか、一度調べさせていただきたいというふうに考えております。  それと、ハザードマップによる訓練でございますが、ご承知のように3月に配りまして、自治会の役員の方々もかわられて、夏に事業的に動き出したという自治会が多いというふうに認識しておりまして、今後、委員ご指摘にもありましたように、この秋から自主防災の活動に取り組まれるところも多いと思われます。具体的にハザードマップを使って自主防災の活動をされたという情報は今のところ伺っておりません。と申しますのが、ハザードマップの説明を全自治会合わせてしたのが8月の終わりでございますので、それまでもわくわく講座でお話ししたところもございますが、全自治会合わせてしたのが8月末でございますので、そこで防災マップの効用と申しますか、その点を再認識された自主防災会の会長さんもたくさん、アンケートによりましてもいらっしゃいますので、それをもって活動したいというお言葉をいただいてますので、今後それぞれ取り組まれるものというふうに考えております。  また、具体的にこのマップを使ってどうすればいいかというようなお話をいただいてるところもございますので、そういうところには出向いて、こういう形で考えてくださいいうお話もしたいというふうに考えております。 ○河南博委員長   他には。 ○竹中土木統括   向ケ池のトイレの件でございますが、男性用、女性用と分離するのは、またちょっと非常に難しい問題があると思うんですけど、一応現場の方を一回確認はしてみたいと思います。 ○藤田博委員   先ほどのハザードマップの件なんですけども、これは全戸配布してますね。ちょっと考えてもらいたいんやけど、全戸配布して、家庭で保管されている家庭が何軒ほどあると考えられてますか。私、恐らくこういうようなもんはちらっと目を通して、恐らくどこへ行ったかわからんようになっとるんちゃうかなと、保存してくださいと書いとっても。そういう中で、先ほど来、防災訓練でこれを参考に訓練内容をこうしていったらどうかいうような質問だったと思うんですけども、わくわく講座等で今後これを進めていくに当たって、今度わくわく講座をするにしても教材として予備をかなりお持ちなのか。結局私、言いたいのは、全戸配布してても、わくわく講座開くから、防災についてするから、配布しているから持ってきてくださいいうても、恐らくないと思います。だから、そういうことからして、教材用として、それと終わった後、回収したらええことやけど、そういうようなもんを予備をきっちりつくられてるのか、それをお聞きしたいと思います。  それともう1点、統括もちょっと答えられとったと思うんやけども、先ほどの消火栓の格納箱の件ですけども、本来、消防団というのは地域で火災等が発生した場合、このエリアで火災が発生した場合はどこに消火栓があってどこに消火ボックスがあると、これを把握するために毎月2回ほど点検日を設けて点検してると思うんです。その辺、人目につかないところだからわからなかったというのは、ちょっと消防団としてどうかと思うんで、その辺もきっちり対応してもらいたいと思います。 ○上田健康安全統括   ハザードマップの件でございます。ご指摘のとおり、8月の終わりに防災講演会とマップの説明をしたときに、まず担当の方から、このマップをまだおうちにある方とかいう逆に質問を投げかけて、残念な答えがありました、正直申し上げて。そのようなことから、やはり防災担当としましたら、失礼ですけども、もっと意識が高いのかというふうに考えておりましたけども、新聞報道で見るように、災害というのは、のど元過ぎればという話があるので、住民の意識的にはそういうところにあるのかなというふうに考えておりました。  ただ、印刷部数でありますが、実は個人的には若干多いのかなというふうなことも考えたんですが、実は2万部刷っておりまして、大体1万部ほど出しましたので、もう1万部は保管しておりますので、その講演会のときにもお配りしましたけども、どんどん、2枚、3枚になってもいいので配布をしたいというふうに考えております。  分団による消火栓、あるいは格納箱の点検でございますが、言われますように、分団によっては内容の高い、低いはございますけども、熱心に取り組まれておるということは認識しております。また、分団によっては自ら地図をつくって位置等において確認しながら、それを違う班に引き継いでいくという、非常に熱心に取り組まれているところもございます。  そこで、ある分団からはそういう地図をくれというようなお話も実はありまして、今年度新しく、今現在の状況を示した地図等を配りまして、分団がより効率的に点検しやすいようにこちらもできる範囲のことはするということで、消防団の活動に尽力をしておるところでございます。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○松本かをり委員   94ページの、土山駅周辺地区まちづくり交付金事業のことでお伺いいたします。  これは平成17年度から始まって5年間で終わりとなる交付金事業なんですけども、21年度で終わりなんですけども、17年度よりの合計の交付金はどれぐらいの金額だったということと、それからそれに対する事業の評価、どこまでできてどこができてないのかというふうなこと、事業の評価をお聞きしたいと思います。 ○平郡都市計画統括   まず、事業評価なんですけれども、まず事業指標いうのを最初につくりまして、例えば土山駅の乗降者数を何ぼに設定するか、また考古博物館、資料館のイベント回数を何回以上にするかとか、また「であいのみち」の通行客を何人以上とかいうような形で、指標を5つ設けまして、その指標がどれだけクリアできたかということで検査いうんですか、今回そういう結果報告をしているところであるんですけれども、まず17年度から21年度まで5カ年で、全ての部分において当初の指標からはクリアできております。今年度、最終のフォローアップといいまして、もう一度最終点検をして広報なり県なりに報告するわけなんですけども、ただ、交通量等がまだできてませんので、最終的な今年度のフォローアップについてはまだ報告できていないというような状況でございます。  それともう一つ、事業費なんですけれども、総事業費は約2億500万ほどで、補助金につきましては8,200万ほどが入っております。それがまず計画で、実際、最終的には総事業費1億9,200万、最終的に補助をいただいておるのが7,280万という形で補助をいただいてます。その中の事業としましては基幹事業とか提案事業がありまして、基幹事業につきましては公園とか町道の古宮土山線、また新池宮山線、またふるさと橋の塗装の塗りかえとか、また提案事業につきましてはコミュニティー花壇づくりとか古代体験教室等を行ってまいりました。 ○松本かをり委員   一番最初の計画では2億5,000万、最終は1億9,200万で、この差の中でどれだけの事業ができなかったんでしょうか。 ○赤田計画チームリーダー   松本委員のご質問ですけれども、一応1億9,200万で第3回の整備計画上の事業は完了しております。委員言われてますのは、多分、当初計画であった分につきましては国交省の方に協議いたしまして、できないものにつきましては計画から落としておりますので、そういうことでご理解の方をよろしくお願いいたします。 ○松本かをり委員   当初計画から外れた主なところは駅西の三角地のところであろうと推察をするんですけども、やはりあそこができんことには安心・安全な道とは言えないんです。そのときにできなかった経過を私も逐一知っておりますけども、あの道途中でほうっております。今後、どのようにされるんでしょうか。 ○平郡都市計画統括   委員よくご存じのように、あそこに住まれてる方が7軒ほどいらっしゃいます。それでまず、当初計画から大きく変更になったいうのが、そこの用地買収なり回収ができなかったというのが一つと、複合交流センターも当初は入ってましたので、その部分ができなかったという大きな要因が2つあろうかと思います。  そんな中で、平成19年の9月議会なり6月議会もなんですけども、委員の方からも質問をいただき、そんな中で8月の夏の暑いときに町長も同行していただいて今の経過なり地権者に報告をして、まず地権者全員が固まらない、合意いただけなければ進む事業ではないというようなことを、平成17年度当初からそういう話をしてきておったんですけれども、金額の提示なりする中で合意に至らなかったということで、その当時と現在を比べれば、今、はりま病院が建ってるとこらの南側にも代替地として提案してたようなこともあるんですけど、状況が大変変わってきております。そんな中で、今後、全員の地権者なり、また土地の所有者がいらっしゃるんですけども、そこには相続人がたくさんいらっしゃるというようなところで、簡単には進まないとは思うんですけども、まず皆さんの合意がなければその事業は全く進まないことですよというようなことで、当時は凍結だということで報告をさせてもらってて、その後、土地の地権者も含めましてご協力がいただけるようでしたら、ちょっと町内部でも検討はしていきたいなというふうなことは考えてるんですけども、今の現状では若干難しいかなということで考えております。  ただ、委員おっしゃるように、あの部分が改修ができないことによって、改良ができないことによって、若干危険性は実際にあると思うんですけども、土山の駅南の広場なりができて、逆に土山新島線なりから通勤、通学される方などが増えたことによって、あそこは16年、17年当時よりも若干通行量は減ってるんじゃないかなということで、決して安全なところになったということは言えないと思うんですけども、少しは当時と比べまして通行量も減って、ましになってるんじゃないかなということで考えております。  ただ、そのままほうっといてええのかどうかということにつきましては、ただ我々指なめて待ってるわけではないんですけども、どうしてもそこのあたりの地権者のご協力なしでは前へ進まない事業でございますので、そのあたりをご理解いただきたいと思います。 ○木村理事   一応この事業として国の方に届けている指標については、先ほど統括の回答の中で充足、何とかできてるというふうなことで説明させていただいております。  それから、たしかこの場におられる藤田委員、建設水道常任、当時委員長から提言もいただいております。その提言をいただいた、例えばこういったものはどうかというふうな提案もいただいて、それについては私ども、当然ながら検討、研究もさせていただいたところでもございます。ただ、今、今年にかけて最終的な交通量調査を済ませて、それを国交省に届けてやっと、言葉の使い方はどうかわかりませんが、一応終息を、これでやっとまちづくり交付金事業、あの部分についてのやつが終息できるのかなというふうな。ただ、私どもとしては今後、今年なり来年にかけて当然会計検査等もあるでしょうし、その中で先ほど松本委員さんから出てました交差点改良の部分についても当然指摘も受ける可能性もございます。そういったところを私どもとしては、町としては一度、粛々とそれに対して対応させていただいて、その後に、今、委員言われました事業については、先ほども統括の方から答弁したようなことで対応を考えていきたいというふうなことでございます。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○宮尾尚子委員   94ページ、事業番号870、住宅耐震診断推進事業についてお伺いいたします。成果表を見てみますと、過去3年、8件、2件、6件いうことで、余り多くないないう感じなんですけれども。5年間で危険住宅の半減を目指すいうことできてるんですけども、見通なんですけれども、いわゆる昭和56年5月30日以前に着工された家で耐震診断を受ける方がこの数値目標に達するかどうかの見通しをちょっとお伺いいたします。  何でかといいますと、これはたとえ耐震診断をされても、しなければならないのはわかっているけど、でも莫大な費用がかかるのでちゅうちょされてる方が割と多いんです。これをどうするかというようなアドバイスも町の方からしていただけたらありがたいなと思うんです。例えばお金を借りるのに、保証人になれとは言いませんけど、そういういろんな計画が要ると思うんですけども、そのあたりも耐震の診断が進まない理由の一つじゃないかなと思うんですけど、もうちょっとPRというか、後押しするというか、そういう施策がないものか、あるものか、考えていらっしゃったら教えていただきたいと思います。  それと、102ページ、これは自主防災組織、ページがちょっとここで聞くのかなと思うんですけど、AEDの点検のことをちょっと聞きたいと思うんです。昨今、いろんなところにAEDが設置されまして、いろんなところで講習会が開かれてます。この中には消耗品とかいろんなものも含まれておりますので、いわゆる点検、そういうのを定期的にやっていらっしゃるのかどうか、きちっとできてるのかなと。いざというときに使えるようにいつも点検されてるのかどうか、お伺いいたします。  この2点をお願いいたします。 ○平郡都市計画統括   先ほど委員の手厳しいご質問で、実際に住宅耐震がどれぐらい進んでおるのかというふうなことなんですけども、播磨町のこの四、五年、平成17年が6件とか、平成18年が7件、19年が8件、20年は2棟の8戸と、21年が6件というような形で、戸数は非常に思ったよりもなかなか進まないというのが現状であります。そんな中で、町の方もホームページなり広報なり、またビラを配ったりいうような形ではさせていただいてるんですけども、正直、県の方も当初計画よりも非常に進んでないというようなこともありまして、県ももう一度考え直さないといけないなというようなことで、県の回答待ちではないんですけども、町の方も県の意見などを聞きながら、もう少し住宅改修をしていきたいということで考えております。  ただ、先ほどのハザードマップの家で何軒ぐらい今、ある場所がすぐに出てくるかとかいうようなご質問もあって、関心が薄れてるというのがあるんですけれども、防災にしましても耐震・防火にしましても、やはりどうしても人ごとであるとかいうような形とか、また、耐震とか防災、防火などのリスクの大きさがわかっていない、また、台風や大きな地震にしても、来たら仕方がないというあきらめいう形の住民の皆様が非常に多いんではなかろうかということで、耐震改修なりするにしましても、補助はあるにしても持ち出しが、例えば4分の1の補助やったら4分の3は自己負担をしないといけないというような形になってきますので、やはり古くてちょっと耐震には弱いないうことをわかってる方もたくさんいるかと思うんですけども、なかなかそのあたりが進んでこないというのは現状でございます。  そのあたりで、今現在どれぐらいの耐震性が不足している家庭があるのかと、世帯があるのかということなんですけれども、例えばそれにしましても毎年新築の家屋が200件近くあるわけなんですけども、そんな中でやはり若干件数自体は減ってきてると思うんです。  それと、耐震改修診断を受けなくても自分で改修をされたというのもあるんですけども、先日ちょっと聞きましたら、耐震改修を受けて耐震の改修する策定の補助もあるんですけども、その後、改修費の補助金等もあるんですけど、それを全部受けて、するまでに期間が非常に長いというようなことで、もっと縮まらないかというようなこともありまして、そのあたりも含めて県とも相談しながら今後、考えていきたいなということで思っております。 ○上田健康安全統括   AEDの件でございます。これにつきましては、過日、消防庁の方からAEDについて、点検について怠りなきようという通知が当方にございまして、健康安全グループにおきましてはいきいきセンターを所管しておりますので、そこの施設に対して一斉点検を行うよう指示するとともに、公共施設で各それぞれ所管の建物がございますので、総務グループを初め福祉、あるいは生涯学習、教育委員会の教育総務についてもこういう通知があるので点検を十分行うよう連絡したところでございます。 ○宮尾尚子委員   耐震診断のことなんですけど、私も広報とかビラとか入ってるんでよくわかるんです。PRに努めていらっしゃるなあいうのはよくわかるんですけど、なんせ改修になると先立つものが後から来る家がたくさんあるんで、これだけの補助が出ますからどんどん住宅を耐震のための努力をしてくださいみたいな。それと、あとはここに書いてありますけど、南海・東南海地震というのはあと10年か20年か、30年ぐらいのスパンで来ますよと、必ず。だから、今から準備しとかないとあなたの家はつぶれますよぐらいにPRがもっと必要だと思うんですけれども。  私、いろんなビラを読んで、字がちっちゃいなと思ったんです、この年で老眼ですから。もうちょっと強烈にPRしていただけたらなと思うんです。これは自分が年いってからつくづく感じることなんですけれども、もっと目立つようなPRの方法、例えば定期的に、例えば9月だったら防災月間やからこれをやるとか、6月やったら水の季節やからこれやるとか、いろんな注意の喚起の仕方があるとは思うんですけど、そういう努力は。それと、お金の問題なんですけど、補助金はこれくらい出ますよみたいな、こういうことをしたらちゃんとできますよみたいな、もうちょっと手厚くしていただけたらなと思うんですけども。 ○平郡都市計画統括   委員おっしゃるとおり、もう少しPRの方法なりを考えてしていきたいとは思いますが、今までの我々の考えてる中では一生懸命やってきたつもりでいます。そんな中で、9月18日でしたか、土曜日も住宅の無料相談というのがありまして、56年5月以前の木造住宅なんかでしたら無料で相談なりをしますよというのがありまして、この土曜日は2名の方が来られて相談されてます。そういうふうなことで、町のいろんな月間のPRとかいうことも今後また考えていきますが、職員ともども議員の皆様も一緒になってやっていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○渡辺文子委員   90ページになろうかとは思うんですけど、道路清掃委託料の125か127ぐらいのあたりで、住民からの苦情なんですけども、草刈り委託しているときにどのような条件で委託しているのかというふうに電話で問い合わせが入っております。年に1回、5月に町挙げての大きなクリーンキャンペーンがあると思うんですけども、その前後にされてると。先にされても町内挙げての草刈りを楽しみにしているのに、きれいになってるというのも困るし、その方は終わった後で委託の方が来られてると。それは税金使ってあげてるのにどういうことやというように苦情が入っております。その委託の条件、また指導はどうされたのかという点と、102ページの防災関連全体でお尋ねしたいんですけども、土のうは約18万かかってるんですけども、幸いに使うことがなければ、この18万はむだということですよね。一般質問でもしました水が流れてきたときに膨れ上がる土のうというのが今、開発されてると思うんですけども、それは毎年20万円ずつ予算を組んでれば、倉庫にいっぱい土のうがたまる、むだにならないとは思うんですけども、そういう点、どうお考えなのか。  またそれから、播磨町役場の横にあります防災倉庫、高架下にあります、あそこをあけてびっくりしたということは一般質問でも申し上げてますけど、何も入ってないという状態で、一輪車があっても佐用町では1回道走ったらパンクしてしまって全く使い物にならなかったということで、できればノーパンクというんですか、専門用語は知りませんけれども、パンクしないタイヤの一輪車が、予算を徐々にとって増やしていきますというような答弁をいただいております。今年の予算に当たってはどれぐらいの備品が購入できたのかをお伺いいたします。 ○竹中土木統括   町道の草刈りの時期の問題ですが、年によってそれぞれ違うんですが、大体6月ぐらいをめどに1回目やってます。年二、三回ということで、これも天候のぐあいによって違います。 ○枡田理事   委員長、ちょっとだけお願いします。  喜瀬川等の草刈りの話、また水田川等のことだと思うんですが、自治会連合会の方で7月の第1日曜日を「喜瀬川の日」ということで制定をしていただいております。それに合わせて、自治会、町内45あるわけなんですが、水田川に近いところに自治会の方については水田川と、今度は喜瀬川に近いところは喜瀬川、また北池の方もそういうクリーンキャンペーンを同時にやろうということで7月の第1日曜日、一応そういう形で設定をしていただいております。その際に、喜瀬川につきましては関係自治会の方に集まっていただいて、過去においては草刈り機等を持ってきて自主的にやっていただいたという経緯も聞いてはおるんですが、やはり危険であるということで、清掃の日までに町の方で草刈りをしておいてほしいというようなことを自治会連合会の事務局の方にお話がありましたもので、それにつきまして土木グループの方にそういうお話をさせていただいて、実施前に草刈りをしていただいているというような現状でございます。 ○上田健康安全統括   土のうの件でございます。渡辺委員から以前にもご指摘いただいて、当方でもいろんな角度から検証をしておるんですが、一つは1個の単価が非常に高い、500円、600円、700円ぐらい、1個でそれぐらいしてしまうということです。あとその処分に、今は技術がどんどん変わっておりまして、以前は廃棄するのに困っていたようですが、今は技術によりまして土に返ったりするので、日々刻々何かいいものが安くて、防災関係全てですけども、出ておるので、どのタイミングでそういう土のうを導入するのかというのがありまして、当方、非常に悩んでおるところでございます。  それと、資機材ですが、言われましたように、パンクしない一輪車ということで、以前にもご指摘いただいたところですが、今年度においては基本的な資機材の備蓄に掛矢等にとどまっております。というのは、災害に対してどれだけ備えるかというのが大きな課題なんですが、実は今年度、兵庫県の方で被害想定の見直しの作業が行われておりまして、今年度中に被害想定が大きく変わるというような状況にございまして、多分今の防災計画よりもなお深刻な被害が出るというようなことが見込まれておりまして、それをもとに次年度以降、体制を立て直したいなというふうに考えております。当方は、災害対策で一つは給水ですね、水。それとあともう一つはトイレ対策、この2点を大変重きに考えておりまして、今年度は仮設のトイレも新たに購入しまして石ヶ池の防災倉庫等に配備したいというふうに、現時点ではそういう取り組みを考えております。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○永谷修委員   102ページの自主防災組織育成事業に関して。前の県知事が大きな震災以降、こういった自主防災の組織を提唱して、町内にも定着したわけなんですけど、年間260万、人頭割、均等割で1組織五、六万ですか、それぐらいが行ってると思うんですけど、かなり年数もたつんですけど、組織の登録とか担当分野だとか役割分担なんかは一応決めてるみたいですけど、先ほど宮尾議員が言ったように、南海地震だとかと、あるいは今日のゲリラ豪雨、風水害、そんなものに対して本当にこれが機能するんだろうかと、甚だ疑問に思うんです。行政としてはこれで十分だという判断をされてるんでしょうか。それは各44自治会、45が44になってる、21年に。これは組織をつくっても、仏つくって魂入れずみたいな内容になっているんじゃないかなと。どうなんでしょうか、もっと。これ見ますと、パトロールか何かしたんか知らんけど、225回目標指標をつくっとって535回、237.8%を上げてますけど、防犯パトロールも250回を含んでこれだけの、230%を上回るほどの活動をしてるからええというものじゃないと思うんです。実際、本当に災害が起きたときに、これが本当に機能するんだろうかと。私、身の回りのことを考えたら、甚だ疑問に思ってるんです。どうでしょうか、行政としてどないとらえてるんか。  ほかに94ページ、都市計画行政運営事業。先日の議員の一般質問の中でも毛利議員の方から狭隘道路の改良に関して質問したんですけど、明石も稲美町もそういった、わずかですけど買い取りの制度をつくってると。だが播磨町ではしないと。都市計画グループでは、制度はあるけど実効が上がってないと、そういう発言があったと思うんです。決してそうじゃないですよ。明石市も稲美町もそういった制度はずっと堅持して、狭い道が広くなってきて通りやすくなってるんです。市民、住民から評価されてますよ。制度を残して、それだけのお金を出していってるわけなんです。建築基準法42条2項道路、それ確認申請のときに中心後退2メーターしますわね。しても、またもとに戻してしまいますわね。これが一番問題だろうと思うんです。だから、これはいわゆる行政が買い上げるか、買い上げなくても分筆登記する経費ぐらい出したら、まちづくりにかなり大きく前進するんじゃないかと思うんです。でなかったら全然変わっていかないですよ、町並みが。先ほどから出てる防災面でも極めて弱い地区がいっぱいありますよ。防災面じゃなくても、うちが老朽化したらもう建てかえがきかない、確認申請が通らないと、そういう家も物すごいありますよ。古宮本荘、古田、駅前、こういった方々の将来の住居、生活はどないなるんかな。行政はどない考えてるんですかね、それ。  92ページ、町道浜幹線道路新設事業。これも着々と進んできて、用買が70%進んでおると、東方面の方が残ってると。多分そうだと思う。11月には3つの道路の中から西側から着手していくわけですね。この70%というのは地権者レベルでしょう。面積レベルだったらここまでいってないんじゃないかと思うんです。面積レベルでどうなんですか。  それと、27年開通予定だと、そう聞いてたんですけど、あと5年ですわね、ちょっとおくれぎみじゃないかと思うんですけど、その辺の見通し。  それと、ダイワボウの社宅の跡地、178軒の住宅が建ちかけております。多分近々には何十軒か建つと思うんです。浜幹線に接道する田中道、これは本当に公益性が高くなるんですけど、この浜幹線にアクセスする道路の用買、その辺の見通し、先行き、どうなってるんでしょうか。そのあたりを聞きたいと思います。 ○上田健康安全統括   自主防災を含めた災害対策についてでございます。  十分であるのかどうかというご質問ですが、十分ではございません。と申しますのは、災害というのは自然の力によります現象でありまして、いつ、どこで、どんな災害が起きるか、想定はつかないいうのが究極の課題でございまして、そういう災害に対してどこをどうすればいいかというのはなかなか難しいのが災害対策の基本中の基本というふうに考えております。  ただ、とれる対策は全てとっていこうというのが自治体の姿勢でございます。過日、危機管理ということで、新しい部門ということで提案させていただいたのも、それも一つの方策いうふうに認識しております。また、自主防災においてはもう既に設立されて数年たちまして、ご指摘のように活動等について活性化、あるいは機能が十分働いていないというのは確かに現実そういう自主防災もあられます。また一方、自主防災の会長を固定化されて、ありとあらゆる方法で毎年取り組まれておる自主防災もおられるというのも一つの事実でございます。  かといって、この状況をずっと毎年繰り返しするのもいかがなものかなというようなことから、当方としましては単独の自主防災ではなくて自主防災の連携という形で、将来的には連絡会というような形を立ち上げたいというふうに考えております。その中で、他市町の自主防災の事例もまじえながら自主防災のあり方、あるいは訓練のあり方等について研究するとともに実践していただいて、共助の力を高めたいいうふうに考えております。 ○平郡都市計画統括   まず、先ほど質問いただきました、議会でもご質問のあった狭隘道路の件なんですけれども、実際に建築基準法42条2項道路で、当初は中心から2メートル後退しておきながら、年がたつうちにいつの間にかもとの位置にまで塀をしてしまったり、門をつくってしまったり、建物をつくってしまったりというのが見受けられます。  ただ、そんな中で、やはり法を守ってバックされてる方はいつまでもバックされてるいう方もたくさんいらっしゃいます。委員言われますように、明石、加古川、稲美等もそういう制度をつくってされてて、何ぼか効果は出てるということなんですけれども、まず稲美にしましても例えば地籍調査が90何%まで進んでますし、加古川、明石にしましても地籍調査は50%前後まで進んでおります。そんな中で、播磨町は地籍調査につきましては今、ゼロ%というようなことで、それと町内に未登記処理いいますか、実際に町道内に個人地の土地がたくさんあります。それは、未登記処理は昔、例えば耕作をするのにやはりリヤカーとか馬、牛等が出入り、通行するのに家が通行の便益となるために自分から何ぼか供出したような土地もたくさんあります。それは今ざっと1,000筆以上あるんじゃないかなということで、まだ境界がはっきりしてませんのでわからないというような状態なんです。未登記処理につきまして、まず明確になった場合は、固定資産税が払ってなかったら寄附をいただきましょうと。寄附をいただくのんでも、まず分筆されてるかどうか、所有者ははっきりしてるかどうか、道路として将来、町がそんなに負担要るかどうかいうような、いろいろ寄附をいただく条件などがあります。それと、先ほど言いました狭隘道路の関係なんですけども、何ぼか似通ったところはあると思うんです。そんな中で、まず今町の方で考えてますのが、地籍調査を先行していくことによって未登記処理なり狭隘道路の方も明確になってくるというのはあると思うんです。だから、そのあたりを地籍調査が順調に進み出したら未登記処理も含めて狭隘道路のことを考えていきたいということで、狭隘道路の中心後退だけを先に先行しますと、どうしても未登記処理の先ほど言いましたやつがどうして対応していくか、どっちかいえば公平性、妥当性にちょっと欠いてくるのではないかというようなことも考えられます。そういうことで、とりあえずちょっと時間をいただきたい、地籍調査が軌道に乗って何ぼか進むまで時間をいただきたいということでお願いしたいと思います。  それと、浜幹線の現時点でざっと用地買収、物件の補償も含めまして70%ということで、面積にかえたらどれぐらいになるんだということだと思うんですけども、用地買収が今、必要な面積、ざっとはかってますのは1万3,673平方メートル、そのうち21年度までに買収できた面積が9,228.61平方メートル、その中にはまだ公社に代行買収してる部分もあるんですけども。それで計算しましたら、進捗率は67.5になります。ただ、平成19年度よりも過去からもう既に取得してた土地、また道路部分等を含めましたら完全に70%を超え、また22年度も相当買収が進んできてますので、その辺を含めましたら面積にしましても75%は超えてるものと考えております。  それと、用地買収の見通しなんですけれども、正直言いまして、相当進んできた中で、あと残っているのが物件の補償、用地買収にしましても、それもカウントの仕方によって若干違うんですけど、両方とも10件を割っているような状態です。そこで、10件を割ったらもうすぐだということなんですけども、やはり非常に難航しているところが多く、ある1件につきましては、道路を事業認定いいまして、今その道路が絶対に必要であると、またその位置にその幅員に歩道が何メートルあるような道路が必要であるといったことの事業認定を受けまして、その後、収用に持っていきたいということで考えていますが、10日、2週間に1回ぐらいの割合で地権者にも任意の交渉は常に行っております。ただ、進まないというのが現状でございます。そのあたりで、今のめどとしましては来年度ぐらいまでに収用的確事業として採決申請まで行きたいなということでは考えております。
     それと、ダイワ社宅跡が開発によってもう既に家が建ちかけているというような形で、もう既に1軒がほぼ完成しているような状態だと思うんですけれども、田中道も含め、今後のそれも見通しはということなんですけども、浜幹線に隣接した用地につきましては、田中道、町道古宮川端線なんですけれども、買収の契約が終わっております。それで、そこからまだちょっと北側とかいうところもあるんですけども、前々からお話しさせていただいてますような形で、もう少し浜幹線がめどが立ってしましたら、そちらの方にも進んでいきたいなということで、現時点ではこのようなことで考えております。  それで、27年度の供用開始というふうな計画なんですけども、当初、19年度から用地交渉等に着手しまして、10カ年ということで、28年というふうな形でお話しさせていただいてたかなと思うんですけども、今の状態からいけば、それも10件弱になった地権者の協力にもよるんですけども、27年よりも少し早くなるんじゃないかなという見込みです。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○藤田博委員   90ページ、事業ナンバー63064、道路安全対策でお聞きします。  決算成果報告書の3番の活動指標では、歩道切り下げ改修を20年度、26カ所、21年度、24カ所となってるんですけども、これはどの場所をやられたのか。今後、本当に播磨町の歩道を見てみますと、車いすに対応できたような歩道になってないよね。車が自分の家に入り込むための切り込みが入ったような、結局斜めに歩道を切り上げて、自分の敷地内に入るためにしているような部分が結構多く見当たるんやね。それで、車いすで歩道を押していくと、当然車道側に飛び出るような状況になってますね。ですから、こういうなんをやっていく場合、危険度の高いとこを重点的に絞って進めていくべきだと私は思うんですけども、今、切り下げをどのような形で進めているのか、お聞きしたいと思います。  それと94ページ、事業ナンバー613、屋外広告物許可申請事業、227ページかな。これ本当に許可件数いうのんと、簡易除去いう形で上がってる数字が物すごい差があるんよね。また、目標指数で150と入れとるけども、かなり差があるんやけど、こういうものが置かれると見通しが悪うなったり標識が見えなくなったり、ええことないですね。そういう中で、説明ではシルバーに依頼して除去しているということなんですけども、これは法的にはどういう形になるんですか。この不法な看板とか張り紙いうのはどういう扱いになるのか、それをお聞きしたいと思います。  それと、この94ページの一番下の974、先ほど松本かをり議員が三角地の件で質問しておりましたけども、私もこの件で建設で、現地も視察も行い調査してきて、また委員会としても提言も出させてもらったんですけども、本当に現地行ったときに、ここで事故が起こってからしか町は対応せえへんのかと、犠牲者が出なければ対応しないんか、そのように住民から言われました。そういう面において、まちづくり交付金がもうなくなったいう形の中で、また白紙の状態から進めなければならないと思うんですけども、やはり播磨町内で安全・安心のまちづくりいうのを目指す中で、危険と承知しながらこのまま放置していくのか。先ほども9件一括でなければこの事業はできませんよと、地権者、そこに住んでいる方に説明しているいうことなんですけども、何かその9件のためにしてあげるいうような言い方に聞こえたんです、先ほど。そうじゃないでしょう、あそこを通る人がやっぱり安全に通過できるように安全のために必要なわけですよね。それで、今後どのように考えているのか、再度お聞きしたいと思います。 ○平郡都市計画統括   屋外広告物の取り扱いということなんですけども、まず、21年度で792件の簡易撤去を行っております。それで、目標指数は150というふうなことになってるんですけども、20年も809とか、19年も693いうような形で、非常に目標指数よりも多くございます。だから、逆にこの目標指数が下がることを我々としましたら要望しているものでありまして、数が多いから、ようけ撤去してきてよかったということじゃなくて、下がることを考えております。  そして今、簡易除去の委託内容ですけども、シルバー人材センターに月末に2人一組、約半日なんですけども、幹線道路のパトロールをしていただいて、毎月回っていただいてます。それと、9月10日が屋外広告物の日というようなことで、今年も9月10日に一斉パトロールというようなことで県から2名、警察から3名、町職員が5人といったような形で幹線道路、明姫幹線とか土山新島線、本荘平岡線のあたりをパトロールし、啓発啓蒙に努めました。  それと、屋外広告物の禁止とかいうのは、どういう場所かというようなことかと思うんですけども、まず、播磨町の区域、第1種低層とか第2種低層住居専用区域いうのがあるんですけども、それがほとんど野添の区画整理しているあたりとかいうところなんかは第1種低層とかいうような形で、ほとんど播磨町は70%ぐらいが1種、2種の低層というような形のところにつきましは、全て禁止区域になっております。それと、例えば明姫幹線の部分とか山陽新幹線の部分、また播磨町の駅周辺につきましては許可区域というふうなことで、申請を出していただいて内容を審査し、許可できればそこに看板を立てていただいても結構だという形でしております。それが21年度につきましては、新規、更新も合わせて17件であったということでございます。 ○竹中土木統括   道路安全対策事業の切り下げの箇所でございますが、21年につきましては、町道二子五反田北線、ちょうど明姫幹線の北側の分でございます。それと20年度が26カ所やっておりますのは、蓮池と蓮池小学校の間の道を北から南に明姫幹線にぶつかる両側のことでございます。  していることをいいますのは、大体巻き込み部の段差の解消が主な内容となってます。 ○木村理事   交差点改良のところなんですけれども、確かに説明してきた私もちょっと忘れがちなんですけれども、この9件が一緒でなかったらいかんというのは、約束事というふうなことも確かにあるですけれども、この原因となったのが、やっぱり一つは真ん中の道路が一方通行のところが廃道できない。一緒でなかったら廃道できないいうことが一つの理由と。それからここの部分が、今お住まいの方たちはほとんどが地上権、借地だというふうなことで、全てではないんですけども、ほとんどの方が借地をされている。それで、地主さん自体はまた別におられるというふうなことで、地主さんとしての考え方がと言って町の方からそういうふうなことを言ってこられるときには、全て一括で済むようなことをしてくださいよといった、そういったことが主な原因で一つでないとお話がちょっと難しいというふうなことで、それを地元の方にもご説明をして、そういうふうなことで一つの約束事として協議を重ねてきたということで、多分、藤田委員もその辺少しお忘れかと思うんですけど、その辺ちょっと考えていただければ。  それともう一つは、提示いただいた具体的な手法についても、一つはあそこのところは廃道にできたとしても、あそこについてはあの人はあの道路については処分できないだろうというのが一つ出てきております。というのは、その下に流域下水の大きな管が通っておりまして、これも地上権、地下権との問題はあるんですけれども、恐らくそこについては、廃道はできたとしても土地の処分としてはできてないだろうというふうな結論を、一つ、町としてはまだ本格的な研究はしてないんですけども、今のところでは処分はできかねるなというふうなところには、一つなっております。  そういったことで、せっかくご提案一ついただいた、今後とも調査研究する中、一つのテーマとして考えていこうとしておったんですけども、あそこの道路についての処分については難しいという、一つはそういうことが出てきております。  それと、先ほど竹中統括の方から、一応車いすでの歩道への乗り入れというのは、交差点部分の歩道の巻き込み部でして、歩道の中途から入るところについては車の乗り入れ口というふうなことで、高さ的に構造的にも違ってきます。というのが、歩道と車道との間にある街渠というのは、一つはやはり名前のごとく雨水をためて流す部分でもありますので、交差点部の歩道巻き込みと同じような構造にはなかなかできない困難な部分があるので、そういったことをご承知おきください。 ○藤田博委員   まず屋外広告物、70%が禁止区域になっているいうことで、町内が。あと30%については申請が受理されればオーケーということやね。その中で、違法な張り札、張り紙、また立て看板についての罰則規定いうのがあるのか、それをお聞きしたいと思います。  それと、歩道の切り下げの件ですけども、先ほど明姫幹線の五反田何線とかと、もう一つは蓮池小学校の近所と2カ所いう形で言われたんですけども、これはどういう形でこの2カ所になってるのか、町として計画的な形でやっているのか、住民からの、ここは危険だとか、直してくれいう要望で行ってるのか、その辺をお聞きしたいと思います。  それと、先ほども言いましたように、本当に車いすで危険なのは、歩道が斜めになって、車が出入りしやすいように斜めになっているところに車いすがかかれば、当然車道側に傾斜してるんですから、ふっと行きかけてまうんよね。そういうような危険な歩道をやはり直していかなあかん思うんでね、その辺どう考えとんか、ちょっとお聞きしたいかなと。  それと、先ほどの三角地の件ですけども、今後どのように考えとんか、それをあわせてお聞きします。 ○平郡都市計画統括   屋外広告物の罰則規定ということなんですけども、この条例は県条例というような形で、それに準じて町の方作業をさせていただいてるわけなんですけども、その罰則としましては、条例に違反しますと、屋外広告物の業者、広告主、物件所有者、または管理者に対して50万円以下の罰金を受けることはあるというような形になっております。  それと、町内で70%ぐらいが禁止区域だと、私先ほど言ったんですけども、済みません、新島、東新島とか住友精化、海岸部につきましては許可地域ですので、どっちかいうたらそれを除いて70%ということでご理解いただきたい。 ○赤田計画チームリーダー   藤田議員のお尋ねの件なんですけども、一応、屋外広告物法では、以前の法律では看板等の財産権があって簡易除却はできないということがありまして、その場合は代執行ということで非常に事務が煩雑化してまして、それが法の改正がございまして、簡易除却できる物件が道路内にある旗とか、当初はああいう立て看板は簡易除却できなかったんですけども、余りにも景観上問題があるよということで追加になりました。現状では簡易除却っていう制度で景観対策ということを行っております。  ただ、大きな看板につきましては財産権がございまして、県の代執行等で動かすのにも何カ月もかかるとか、いろんな制度がございますので、現状では屋外広告物の事務といたしましては簡易除却できる広告物をまずは除却していくということで事務の方を進めさせていただいてております。 ○竹中土木統括   歩道の切り下げの件でございますが、一応計画的にやっております。今年は土山新島線をやって、来年度要望としましては大中二見線、あともう1年、野添線というのが残っておるんですが、区画整理の中を一応5カ年計画でやる予定でやっております。  それともう一つ、車いすが乗り上げ部については、やはり車道の方に傾いてるからというお話なんですが、マウンドアップ式の場合、やはり幅員がある程度狭いと、今の解消というのは、宅地と車道の間にやはり差がありますので、非常に難しいと思っております。 ○木村理事   踏切のところの三角地のことなんですけども、はっきりしたことは今は言えないんですけれども、私どもとすれば、これまでご答弁させてもらってきた、やはりまちづくり交付金事業の終息とともに、一つは広報的なこと、それともう一つは財源的なことで、どういった補助メニューを今後、探していきたいというふうなことで。ただ、それまでほっていくということではなしに、先ほどご答弁させていただいてるように、議員の方からそういうふうな一つの提案を受けてるような部分についても、当然研究はさせていただいてるところです。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。  これで102ページの消防費までの質疑を終わります。  しばらく休憩いたします。                 休憩 午後2時54分               …………………………………                 再開 午後3時20分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。  〜第10款 教育費、第1項 教育総務費から第4項 幼稚園費〜 ○河南博委員長   次に、101ページの教育費の教育総務費から、118ページの幼稚園費までの補足説明を求めます。 ○川崎教育総務統括   それでは教育総務グループが所管いたします新規及び主要事業を中心に補足説明をいたします。  事項別明細書の101、102ページをお願いいたします。10款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費から説明をいたします。  102ページの備考欄をごらんください。事業番号441、教育委員会委員活動事業、1節報酬の教育委員会評価委員報酬は、教育委員会の事務の管理及び執行状況について点検評価をいただいた学識経験者3名の方の報酬であります。  104ページをお願いいたします。事業番号1091、安全・安心な教育環境づくり支援事業は、緊急雇用就業機会創出事業の適用を受け、9月から学校園の樹木の手入れや清掃などの環境整備を行う学校作業員を2名、登下校時の児童等の安全を指導する交通指導員を2名配置して、学校園の安全・安心な教育環境づくりを支援いたしております。  7節賃金は、交通指導員及び学校作業員の賃金です。  11節需用費は、消耗品で、交通指導員のベスト、学校作業員の作業服、軍手などを購入しております。  次に、2項小学校費ですが、108ページをお願いいたします。事業番号454、小学校保健衛生事業の8節報償費は、学校医、内科、眼科等の手当でございます。13節委託料の各種健診委託料は、児童及び教職員の健康診断などに要した費用でございます。14節使用料及び賃借料は健診時に使用する歯鏡や舌圧子などの借り上げ料でございます。  事業番号455、小学校給食事業の13節委託料の機器等保守点検委託料は、生ごみ処理機の点検に要した費用でございます。18節備品購入費は、蓮池小学校の食器洗浄機や播磨小学校の牛乳保冷庫、ガス回転窯など機器更新に要した費用でございます。  事業番号456、小学校施設維持管理事業の14節使用料及び賃借料は、不法侵入防止のため校門に接した防犯装置のリース料でございます。15節工事請負費は、プールろ過装置の改修、蓮池小学校のダムウエーターの改修、播磨西小学校の屋外便所のブース取りかえ、及び防火水槽の補修など、不良箇所の改修に要した工事費でございます。  事業番号1061、小学校施設改修等整備計画作成事業では、学校施設の整備を効率的かつ計画的に実施するため、学校施設の現状調査を行い、改修の必要性、緊急性、経費などの検討を行っております。  110ページをお願いいたします。事業番号459、小学校就学援助事業は、経済的な理由により就学が困難な児童に対し、学用品費、給食費等の援助をするもので、小学校4校で受給者325名、率にいたしまして15.7%となっております。  次に、3項中学校費ですが、112ページをお願いいたします。事業番号462、中学校施設維持管理事業の15節工事請負費は、建具の改修やプールろ過装置の改修など不良箇所の改修に要した費用であります。  事業番号68039、中学校給食推進事業は、中学校給食の実施に向け播磨町中学校給食実施計画の作成と、配ぜん室や給食用リフトの整備に係る設計業務を行っております。  114ページをお願いいたします。1節の報酬は、播磨町中学校給食実施計画等検討委員8人の報酬です。4回開催いたしております。13節委託料の設計業務委託料は、中学校給食実施に伴う基本設計業務に要した費用です。なお、実施設計業務は繰り越し事業として実施いたしております。  事業番号68041、中学校地上デジタル放送受信設備整備事業と、次の事業番号68041、中学校太陽光発電システム整備事業は、小学校で説明せずですね。42は。小学校を飛ばしてますね。あとでちょっと小学校の方を。 ○河南博委員長   後で入れて。 ○川崎教育総務統括   入れさせていただき申しわけございません。 ○河南博委員長   先、行ってください。 ○川崎教育総務統括   41やね。事業番号68041の中学校地上デジタル放送受信設備整備事業と、次の事業番号68042、中学校太陽光発電システム整備事業は、小学校で説明していただいた内容と同様でございます。 ○河南博委員長   してませんよ。(「してない」と呼ぶ者あり) ○川崎教育総務統括   小学校、どないしましたか。(発言する者あり)  その後、戻ります。(「口述書に頼らずに、堂々と言えばいい」と呼ぶ者あり)はい。  110ページですね。申しわけございません。110ページをもう一度お願いいたします。110ページの事業番号67049、小学校地上デジタル放送受信設備整備事業ですが、地上デジタル放送に対応するため、アンテナや増幅器等の調査と、その調査結果に基づきアンテナや増幅器の整備を行っております。  次に、事業番号67050、小学校太陽光発電システム整備事業では、小学校4校に太陽光発電を行う20キロの太陽光発電パネルや、直流電力を交流電力に交換するパワーコンディショナー、発電量等を表示する液晶パネル、売電用積算電力計などの設置と太陽光パネルを設置する校舎屋上の防水の改修を行いますが、21年度は実施設計業務を行っております。設置工事につきましては繰り越し事業で実施しておるところでございます。  事業番号67051、蓮池小学校教室改修事業では、蓮池小学校のクラス数が22年度に2クラス増えることから教具室を普通教室として使用できるように改修するとともに、教材を収納する倉庫を新設いたしております。  事業番号67053、小学校放送設備改修事業は、播磨西小学校の非常用兼業務用放送設備が経年損傷により故障し、その非常放送設備が建設時の古い機器であることから放送設備一式を更新いたしております。  次に、小学校就学援助事業は先ほど説明したところでございます。  それでは、もう一度、114ページをお願いいたします。先ほどちょっと言ったところなんですけど、事業番号の68041、中学校地上デジタル放送受信設備整備事業と、次の事業番号68042の中学校太陽光発電システム整備事業は、小学校で説明させていただいた同様な内容でございます。  事業番号465、中学校就学援助事業は、両中学校で受給者が178名、率にいたしまして16.9%となっております。  次に、4項幼稚園費ですが、116ページをお願いいたします。事業番号69018、幼稚園遊具整備改修事業、15節の工事請負費は、蓮池幼稚園のブランコ、境界さくなどの改修に要した費用であります。  次に、事業番号69026、幼稚園建築物耐震対策事業ですが、播磨幼稚園園舎の耐震補強工事を実施いたしております。13節委託料の備品等運搬業務委託料は、工事期間中、備品などの移設が必要であり、工事の開始前また完了後に備品などの移動に要した費用でございます。15節工事請負費は、播磨幼稚園園舎の耐震補強工事などに要した費用でございます。  事業番号69027、播磨西幼稚園改築事業ですが、建築後30年以上を経過し老朽化が進んでいることから、園舎を改築し安全・安心で快適な施設に整備を行うもので、21年度は改築に向け実施設計業務を行っております。改修工事につきましては繰り越し事業で実施いたしております。  事業番号69028、幼稚園太陽光発電システム整備事業では、播磨幼稚園と蓮池幼稚園に10キロワットの太陽光発電設備を設置いたします。21年度は実施設計業務を行っており、設置工事につきましては繰り越し事業で実施しております。なお、播磨西幼稚園は改築事業において太陽光発電設備を設置いたします。  次に、播磨幼稚園が主管となっております事業番号466幼稚園運営事業、それと468の幼稚園施設維持管理事業ですが、21年度から支出事務を幼稚園で直接行うようになったことに伴い、決算書に表記されております蓮池幼稚園、次の118ページの播磨西幼稚園についても同様でございます。なお、決算成果報告書では両事業とも教育総務グループと合わせて一つにまとめております。  以上で、教育総務グループの補足説明を終わらせていただきます。 ○高見学校教育統括   続いて、学校教育グループが所管いたします主要事業、新規事業について補足説明をいたします。  104ページをお願いします。10款教育費、1項教育総務費、3目教育指導費の総務グループ、95番、学校教育グループ職員賃金、7番、賃金、96番、教科専門指導教諭に要する職員賃金は、教科専門指導教諭の11名分の賃金でございます。昨年度は播磨小学校3人、蓮池小学校4人、播磨西小学校2名、播磨南小学校2名の計11名でした。算数学習の意欲を高め基礎学力の定着、落ちついた学習環境づくりに貢献いたしました。  次に、10款教育費、1項教育総務費、3目教育指導費、443番、教育研究指導事業、8節報償費は、教職員の研修に伴う支出であります。昨年度は研修会を37回実施し、延べ1,500人以上の職員が参加をしました。研修内容としましては、情報教育講座、生徒指導研修講座、人権教育研修講座、幼児教育研修講座、中堅教育研修講座、教科研修講座、特別支援教育講座、一般教育講座でした。今後も新たな教育課題、事業改善に係る研修をさらに充実させたいとは思っております。  同じく444番、児童生徒就学事務事業ですが、心身に障がいのある児童及び適切な就学を行うものです。就学指導委員会においては、昨年度52名の幼児、児童生徒についてご審議をいただきました。  次に、106ページをお願いします。992番、読書活動推進事業ですが、13節の委託料は、これまでと同じく小・中学校の学校図書館司書業務の委託料であります。これによりまして、各学校の図書室の読書環境の充実が図られました。13節備品購入は、小・中学校の図書購入費でございます。4小学校、2中学校で昨年度は2,407冊分でございます。21年度末での学校図書館標準の蔵書率ですが、小学校は68.8%、中学校は63.0%の達成率になっております。これは各学校の平均値でございます。  同じく994番、小学校英語活動推進事業の13節委託料は、英語に対する興味、関心を高め、国際人として必要な基礎的資質を身につけさせるため、小学校の3年生以上に英語活動を行っています。また、小学校1、2年生並びに幼稚園年長児に対しても学期に英語活動を数回行っております。また夏休みには子ども英語教室や英語活動に係る職員研修も実施しており、職員からも好評を得ております。この事業は、来年度完全実施の小学校新学習指導要領での小学校5、6年生対象の外国語活動への備えに十分なりました。  同じく1096番、情報リテラシー教育アドバイザー事業は、新規事業でございます。子どもたちにこれからますます進展するICT技術の恩恵を十分かつ安全に享受、活用できる力を身につけさせるため、まず教師の情報リテラシー向上のための指導、情報リテラシー教育カリキュラムの作成支援、情報リテラシー教育の事業補助並びに情報リテラシー教育を行うための環境整備支援及び障害対策を行う事業です。  18番、備品購入は、アドバイザー用のコンピューター等関係用備品の購入でございます。  次に、110ページをごらんください。2項小学校費、2目教育振興費、1059番、小学校体験活動は新規事業ですが、従来の小学校体験環境学習事業と自然学校推進事業を一つにした事業であります。3年生では自然に触れることで命の営みやその大切さを学び、5年生では宿泊体験を通して豊かな感性や社会性をはぐくむ活動を行うための委託料です。県からの補助率は2分の1です。  同じく1083番、小学校情報通信技術環境整備事業は、平成23年7月のテレビ放送完全デジタル化に対応するためにアナログテレビをデジタルテレビにし、国のIT新戦略による政府目標の達成に向けて教育用、校務用のパソコン、電子黒板、実物投影機、学習ソフト等の学校のICT環境整備を行ったものです。  13番、小学校環境整備委託料は、上記1083番で購入したパソコンの設定、ソフトのインストール、LANの構築費等の設定費でございます。  次に、18番、備品購入、1086番、小学校理科教育設備整備事業は、新しい学習指導要領において40年ぶりに授業数と指導内容が増えました。理科観察実験も強化する必要があり、学習指導要領完全実施に備えて理科設備を充実させるとともに、劣化した理科備品を更新し、さらに必要な備品を購入したものです。  続いて、1088番、小学校パソコンサーバー更新事業は、各学校のパソコン教室のサーバー機が老朽化し、トラブルの頻度が大きくなりました。それを2008サーバーに更新するためのサーバー購入費であります。  13番、1番、インターネットサーバー置換え設定委託料は、2008サーバーを既存のLAN設備に設定する費用でございます。  1095番、理科おもしろ推進事業、7番、賃金24万円は、理科推進員の賃金です。理科推進員と担任がTTを組んで理科の授業を充実させる授業で、時給は1,000円で240時間、4クラス、昨年度、南小の5、6年生に配置をしました。8番、報償費は、その授業の中に特別な講師を呼んで講演会を催してるんですが、その謝金であります。  次に、114ページをお願いします。この中段、学校教育グループ中学校振興事業から下のインターネットサーバー置換え設定委託事業につきましては、「トライやる・ウイーク」を除いて先ほど小学校で説明させたものと同じでございます。  続いて、118ページをお願いします。社会教育費の上ですけども、学校教育グループ幼稚園情報通信技術環境整備事業があります。これは先ほどと同じなんですが、幼稚園につきましてはパソコンの配備は事業の要項に載っておりません。したがって、幼稚園は50インチのテレビとブルーレイのDVDを購入した購入費でございます。 ○河南博委員長   補足説明は終わりました。  これから質疑を行います。質疑のある方。 ○岡田千賀子委員   それでは、事項別明細書の108ページに当たるかなと思うんですけれども、南小学校の校庭にありますビオトープのことでお聞きしたいと思うんですけれども、ビオトープが南小学校の東脇といいますか、学童保育のある園舎の建っているすぐ東脇にビオトープの跡があるんですね。これは昔、町の子どもたちに水辺の健全なそういうものを楽しませようとか、それから水辺の生態なんかで勉強させようという考えをもってつくられたものかと思いますが、かなり大きな跡地になっております。畳みでいうと6畳ぐらいあるんでしょうかね、もっと大きいんでしょうか。先日もちょっと見てまいりました。というのは学童保育の保護者の方たちが夏の前に草刈りをしないといけないという話をちょっとお聞きしまして、ビオトープのところがコンクリートで固められておりまして、ボウフラがわくということで、ちょうど私も夕方ちょっと行って見せていただいたんですけど、すごい蚊がブンブンと飛んだりする環境で、結構、跡を見に行くときれいに刈ってあったんですけれども。本当に草が生えてるとそこにビオトープがあるっていうのがわからないんですね。結構地面から20センチぐらいでしょうか、コンクリートで立ち上げがありまして、中もコンクリートで固められております。危ないんやいうことで学童保育でもちょっとこけたりひっかかったりすることもあるいうこともお聞きいたしましたので、まずそのビオトープの跡なんですけれども、これの取り扱いですよね、これからどのようにされるんでしょうかというんですか、今はその当時の見る影もないんやいうて、知ってる方がおっしゃってらっしゃいました。今度どのような形に持っていかれるのかなということでお聞きしたいと思います。  それと、この夏、記録的な暑さいうことで、各地で温度のことが取り上げられておりましたよね。小学校の園庭にも、昔私たちもよく温度をはかりましたけど、百葉箱っていうんでしょうか、の跡がありました。あれも取り扱いどうなさるのかなということ。また、子どもたちがそういうもので温度をはかったりすることによって、理科というんですかね、そういうのにも利用できるかなとは思うんですけれども、そういうものですね。  それからもう一つ、同じ暑さ対策なんですけども、これまで学校には扇風機が設置されてないということで、今年はそれも非常に暑かったということで、一番暑い夏休みというのがあるんですけれども、夏休みが終わっても、今日も昼間32度ぐらいになっているということで、文科省の設定が教室の温度は30度でしょうかね、設定されてたということもお聞きしておりますので、その暑さ対策を一つお聞かせいただきたいと思います。以上、1つに関してはその3点になります。  それと、もう一点は、中学校の方に移りたい、今のは小学校も中学校も暑さ対策はあるんですけれども、先日、体育大会がございました中学校、9月の18日の土曜日、体育大会があったんですけれども、暑さ対策ということでテントが張ってありました。テントを張られているのはすごくいいんですけれども、翌日の新聞だったでしょうか、夕刊だったでしょうか、高砂市の方で突然竜巻が起こりまして、校庭で、テントが吹き上げられたり、大変な騒ぎになったということをお聞きしております。テントの設置はとても有効でいいかなと思うんですけれども、この暑い時期に運動会を本当にしなければいけないのかどうかいう疑問点も保護者の方からお聞きいたしました。小学校はちょうど2週間後、10月の2日ということでテントも張らなくても何とか過ごせる暑さになっているということで、例年、体験私もしております。大きく4つになりましたね、学校教育で、済みません、小学校と中学校ということでお願いいたします。 ○宮尾尚子委員   今、岡田議員が言われましたように暑さ対策のことなんですけれども、今、岡田議員は文科省は30度設定とおっしゃったんですけど、子どもさんたちが授業に集中できる温度は28度ということだそうです。  そういたしますと、よその自治体ではもう既に教室にクーラー設置を打ち出した自治体もございます。これから絶対に地球は温暖化していくという設定のもとで、そういう暑さ対策、各クラスにクーラー入れると莫大な予算がかかると思うんですけども、将来に向けては少しその考え方も入れていかなくてはいけないと思うんですけども、何分にもお金のかかることです。それでも播磨町に対してはちょっと考えていくべきことの一つではないかなと思うんですけども、教育委員会におかれましてはどういうスタンスで望まれるおつもりでしょうか、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○田中久子副委員長   今、宮尾議員とか岡田議員の意見の関連なんですけど、18日に中学校の運動会に行ってきました。子どもたちがとっても明るくて、先生も一生懸命で、何かすごい見てても感動したんですよね。いいなあっていう感じを受けました。それは高く評価したいと思います。  やっぱり、ある方から私も相談を受けたんです。もう本当に暑い、今年は最高に暑くて、でも運動会にみっしり子どもたちが練習してるんだけど、教室に入ったら、もうまるでサウナのような状態なので、今、宮尾議員もおっしゃったように、これから温暖化の時代ですから、そういう点でクーラーとかそういうところ、どのようにお考えなのかお尋ねいたします。
    ○高見学校教育統括   まず、南小学校のビオトープなんですけど、私もビオトープがあったこと、今お聞き、初めてしたんですが、その跡地は当然環境教育も使用ができます。これからもそれを使った環境教育、そういうのもできるんですが、学校ともまた話をして、そういうふうに活用するかどうか確かめたいと思います。もしも活用しない場合は、安全面からいいましても危険なので、それについてもまた確認いたします。  続いて、百葉箱でしたかね、の件ですけども、先ほど申し上げた理科教育備品を買う事業で新しく購入をしております。先ほどおっしゃられた跡のようなものというのは、恐らく全部の小学校、何十年、20年以上放置していたと思うんで、今回その予算がつきましたので、新しくなりますので、子どもたちはまたそれを使って測定をしていくと思います。  テントなんですけど、さっきのテントですが、テントについては本町の場合は業者に委託しております。したがって、風対策につきましても十分その業者に話をして、一応風速何メートル以上は大丈夫かというのは聞いてませんが、かなり頑丈に設置はしております。ただ、学校職員が立てた分につきましてはプロではございませんので、そのあたり、本当は議員おっしゃられたように昨年度もでしたし、テントによるけがも聞いておりますので、日陰対策はいいんですが風は逆に危険なこともありますので、またそのあたり周知していきたいと思っております。  次、扇風機等の暑さ対策なんですけど、なかなかお金も伴うもので、またほかから答えが出るかもしれませんけども、一応今回、お金がないんで、校長会で各学校で工夫をしてくださいというふうに申し上げました。非常に無責任な教育委員会だと学校は思ったかもしれないんですけど、でもなかなか窮すれば何とかではないですが、各学校、本当に工夫してくれまして、例えば播磨中学校ではミスト、よくサービスエリアにあるミストですね、あのミストが出るそういうパーツが売ってるんですよね、結構安価で。それとパイプを組み合わせて自作のミストを要所要所につけて、そのミストで体感温度が下がって、その後どんだけ続くかわかりませんけど、そういうことをしてみたり。スプリンクラーで運動場に水をまいたりであるとか、当然水筒をいつもよりもたくさん持ってくるであるとか。また学校でお茶をたいて用意するであるとか、各学校それなりに対応してやりました。  おかげさんでそんな大きな事故もなく、今日は高いですけど、気温も下がってきたかなと思っております。  委員会としましても、データが欲しかったもので、実は9月1日に指示をすればよかったんですが、その週の終わりごろにちょっとデータをはかってくれというふうに指示をしましたら、各教室で1階、2階、3階あるんですが、やっぱり30度を超えてました。だから快適な温度は、先ほどおっしゃられたような温度やと思うんですが、やはりそれを、30度が上限か何かいうの僕もどっかで読んだことがあるんですけど、超えてますので、何とかしたいんですが、いかんせんお金のことがありますし、扇風機をつけてもどれほど効果があるかなとかも思いますので、今のところちょっと協議をするとしか言いようがないんですけど、勉強するというか研究したいということです。  クーラーについては同じことになってまいりますが、よろしいでしょうか。 ○河南博委員長   運動会の開催の時期は。 ○高見学校教育統括   それについては、一応議論というか話にはなったんですが、各所聞きますと、春にしている学校もあって、結構それもよかったよという情報はありますが、まだ本町ではそれは考えておりません。例えば中学校でしたら修学旅行、トライやるであるとかいろんな行事があります。また、後に戻すと、10月以降にしますと、今度は地域の祭りであるとか行事とひっかかります。そんな関係で悩んでるといいますか、検討中というのが正直なところです。 ○河南博委員長   岡田委員はいいんかな。 ○岡田千賀子委員   先ほどのビオトープの件なんですけれども、今後使うかどうか、環境の勉強のために使うかどうかということをおっしゃってましたが、一度ぜひ見ていただいたらいいんですけど、多分使うとしたらまたそれなりにすごいあれが要るかなとは思います。また壊すにしても、ちょっと土木に詳しい保護者の方がちょうどいらっしゃって、これもしつぶしたらどのぐらい要るんですか言うたら、20万ぐらい違うかななんておっしゃってました。それは主観的な意見なんですけどもね。使うにしてもつぶすというか、平らにするにしても経費がかかることで、学校も多分それぐらいの経費だったら思うんですけど、そういうのも個人的には学校で持ってないいうこともお聞きしておりますので、ぜひそれは考えていただくんですけれども、今まで放置されてたっていう現実がありますよね、それは今まで話題に全然上らなかったんでしょうか、学校側からは。 ○高見学校教育統括   一度もそういうことは聞いておりません。申しわけない。 ○岡田千賀子委員   いえいえ私。 ○高見学校教育統括   済みません。ビオトープなんですけど、私も認識不足で非常に情けない思いはしとるんですけど、実際ビオトープいいますと蓮池小学校でやってますので、そんな事例も参考にして、また南小版というのができればいいかなとは思うんですが、また学校とも話しながら進めていきたいと思います。 ○田中久子副委員長   学校でクーラーのあるところはどこどこ、多分職員室と保健室のみですか。  それと近隣の学校関係の方の中で、今の子どもたち本当に学習するのにもうこのままでいいのかという立場でお話が、話題になってないのか、その点についていかがでしょうか。 ○高見学校教育統括   まず、クーラーのある部屋ですね。それは職員室と会議室、保健室、図書室ですね。パソコン室。それ以外は、普通教室は播磨町はどこもないと思います。それから近隣と話し合ってるかということですけども、高砂市とか加古川市とか明石市とかいろいろ情報交換しとるんですけども、大変ですねということはあるんですが、具体的にクーラーをどうするかいうのは話し合っておりません。  ただ、都市部で、新聞等を見ましたら、東京都では95%であるとか、京都市では何か80、ちょっと覚えてないですけど、そういう設備をしてるというのは聞きますが、播磨町は比較的海沿いでありますし、そのあたり風通しも、今年は特殊ですけど、どうなんかなとは思うんですが、まだ具体的な情報交換はしておりません。 ○宮尾尚子委員   今、先生がミストっておっしゃいましたけど、あれ案外体感温度って下がるですよね。だから、今言われましたように、1校だけじゃなくって、もうこれから絶対夏は暑いと決まってますんで、ミストぐらいは各教育現場に設置するとか、それくらいはお考えになっていただきたいなと思うんですが、いかがでしょうか。 ○高見学校教育統括   これは実は播磨中学校なんですけど、ホームページでも多分公開してますんで、どんなんか見ていただいたらわかるんですが、用務員さんの方のアイデアでやられたみたいです。  僕も18日、運動会に行きましたけど、体感したんですけど、比較的簡単にはできそうなんですが、設置場所とか考慮する必要がありますが、今度校長会等でもこういうことがあるので、来年度に向けて用務員さんでつくっていただくか、また教師がつくるかわかりませんけども、こういうことを取り入れてくださいいうようなことは言っていきたいと思います。 ○河南博委員長   他に質疑は。 ○藤田博委員   今のに関連しまして、全国で本当に熱中症で倒れる方、結構出たんですけども、播磨町内の学校施設において熱中症で体調崩したいう、そういうなんが出てないですか。それ1点。 ○高見学校教育統括   私が聞いてるのは2件ほどあるんですけども、1点は自然学校のときにちょっと急に熱が出たと、それは熱中症かどうかはわからない、すぐ病院に連れていったらわからない、風邪かもしれないからということで、次の日には無事活動できたというのが1点と、もう1件は部活中にやっぱりちょっと調子悪くなって病院に連れていったというのは聞いてますが、大事には至らなかったと聞いております。 ○松本かをり委員   110ページの先ほど話がありました1086の小学校理科教育設備整備事業のことですけども、百葉箱の備品が整ったというふうなことなんですけども、理科教育の質が向上をしたというふうなこと感想があるんですけども、新しい備品がそろったこと、どのようなことが具体的にそろえて、どのようなことが進められるんでしょうか。  それと、ごめんなさい、もう一つ、112ページの1062の中学校施設改修等整備計画作成事業となるんですけどね、これここに書いてありますと、各学校施設の現状を把握することができたとともに、今後の整備計画を立案する上で必要な各種情報を得ることができたってあるんですけども、例えばこれによりまして、これからどういうふうな形で整備を進めていくかって、順序がわかると思うんですね。播中、南中、どんなところに問題点があったのかいうことを具体的にわかりましたら説明を。 ○高見学校教育統括   まず、先ほどの理科の備品の件なんですけども、理科の備品も当然特殊な業者が結構つくるんですけど、やはり古いものであればなかなか実験もしにくいところがあります。非常に新しいものは安全に、子どもたちが実験しやすくなっております。そういうふうに変えることによって実験のデータも出やすくなるしいうようなことがあって、まず先ほど申し上げた、充実したと思います。  また、今回の学習指導要領では、かつて学んでいた内容なんですが、それをまた入れとるんですね。例えば中学校ではイオンという、イオンというのは世間では今、マイナスイオンであるとか出ておるんですが、どういうわけか前の改訂ではイオンが消えたと。今回イオンというのが入ってまいりました。そのイオンが動くというのが見れる実験道具も買えたというようなことが一つですし、小学校では電気ということで発電機を、手回し発電機というのがあるんですが、今までは小学校なかったですけど、それも今回のお金で買えたとか、そういう形で、やはり来年度から完全実施ですので、その準備ができたと。  もう一つさらにいえば、人の体のつくりと働きということで、体のつくりの肺の働きであるとかというようなことがあるんですが、そのモデルであるとか、循環器のモデルであるとか、そういうのも買えたと。そういうのがあれば子どもたちも理解はしやすいと、それが町費なしで国のお金で買わせていただいたということで、よかったと思っております。 ○川崎教育総務統括   2点目のご質問の方なんですけど、学校施設の整備計画の関係でございますが、まず各小・中学校の現状の調査ということで、外観、クラックの状況とか、あと内壁の状況、また設備面でしたら給水の関係とか、そういったあたりをずっと各校舎、また体育館等建物関係、設備関係を見て回っております。  それで、その状況について各学校の状況ということで報告をいただいております。そして、それらの状況を見まして早急に改修が必要なところ、また今後もう少しだけでもいいと思うところというようなことで、ある程度各学校の状況をまとめていただいております。  今後は、それらの報告に基づいて耐震化事業を優先して行っておりましたので、全ての学校で老朽的なところが進んでおりますので、それらについて順次大規模改修的なことを進めていきたいと思っております。ただ、進めるに当たっても財政的な面も考慮しながら進めていくというふうな考えでおります。 ○松本かをり委員   小学校の理科教育のことなんですけども、小学校は担任制で教科別ではございませんですね。となりますと、教師の方々が理科の指導をするときに、やはりそれなりの勉強をせないかんと思うんですけど、そのあたりはいかがでしょうか。 ○高見学校教育統括   まさにおっしゃるとおりで、中学校の場合、専門的な免許を持った者が理科の授業をしますので、実験も得意は当然ですね。小学校の場合は、理科が得意な先生もおれば国語が得意な先生、でも全教科教えることがあります。いろんな調査でやはり実験としての手間がかかる、また難しいということで、教える側にも理科離れ的なことが指摘されてるというようなことも読んだことがあるんですけど、そういうことが続けば、大きなこと言えば、我が国の場合は科学技術で今までやってきたんですが、それも危なくなるということで、今回学習指導要領も変わりまして、理数教育の充実というふうになっております。  先ほどちょっと申し上げた、理科おもしろ実験、これがまさにその一つで、理科推進員という人的な理科教員、理科推進員を学校に配置して、実験の準備であるとか後片づけであるとか、実験中の補助とかいうふうなことをする事業があります。そういうのもやっております。  それからまた、夏休みなんですけど、各種研修があるんですが、これは例年やっとるんですけど、理科の実験研修みたいなことで毎年やっております。今年も新しく学習指導要領に入った電気という単元で、子どもたちが楽しく学べるようにコンデンサーを使って、そのコンデンサーに電気をためて動く電気自動車をつくる教師用の研修ですか、そういう研修会も毎年やっております。  そんなことで、やっぱり徐々に全職員の理科教育に対する意識と、それから指導技術も高めていけたらと思って、今やっているところです。 ○勝樂恒美委員   104ページの奨学基金積立事業なんですが、この事業は本当に必要な事業だと思っています。ただ、これは貸し付けですから、生徒が社会人になった場合に返却してもらうと思うんですけれども、その回収は100%できてるかどうだかいうこと。  2点目、106ページ、上から4行目の子ども支援事業、これは265ページです。引きこもりや不登校の生徒たちを家庭、学校、ふれあいルーム、この関係によりまして非常に安く上がってると、前年度は162万かかっていたのが今年は34万と4分の1で上がって、さらに不登校の率が低下したということで、非常にいいことだと思います。そして、こういういいことであれば、まだほかに不登校を直す以外に副産物はあったのかどうか。  それからその下、993、子ども安全教育、CAP、このCAPのプログラムは4年生を中心にやっておったんですが、今年は中学生もと思ったらゼロなんで、おかしいなと思って調べてみると、ライオンズクエスト事業を導入されましたということで、ライオンズクエスト事業というのは非常に効果があるものなんですかね。それで、このライオンズクエスト事業について費用が発生したのかどうか、費用がね。以上3点。 ○川崎教育総務統括   まず、奨学基金積立事業でございますが、奨学金につきましては、現在50名近くの方が今、貸し付けしてるということになってるんですけど、今度返していただく分につきまして100%回収できてるかということなんですけど、滞納がございます。その回収に向けて努力してるところなんですけど、仕事がなかなか見つからないとか、中には自己破産ですか、そういった方もいらっしゃるということで、猶予とかそんなこともあるんですけど、滞納の方はございます。 ○高見学校教育統括   勝樂委員さん、ちょっと申しわけないです。先ほどの金額は、低くなってるというのはどの。申しわけないです。 ○勝樂恒美委員   265ページ、子ども支援事業。 ○河南博委員長   しばらく休憩します。                 休憩 午後4時15分               …………………………………                 再開 午後4時17分 ○河南博委員長   休憩前に引き続き会議を開きます。 ○平郡教育推進チームリーダー   先ほどの議員さんのご質問の件ですが、子ども支援事業が国から県に再委託という形で、一昨年は40数万円、それと先ほどの賃金で117万の合算がここに上がっているものと思われます。その賃金がグループ替えが起こりまして、昨年は30ウン万という形だけの計上という形になっております。  子ども支援事業におきましては不登校、ふれあいルームの、先ほど2つ目の質問の答えになるかと思いますけども、播磨町はここ数年来、不登校出現率、中学校において約5%という高い数値を示しておりました。県、全国平均が2.8程度ですので、非常に高い値ということで、このふれあいルームを中核に据えまして、幼・小・中の連携を強化しまして、小1プロブレルとか、あるいは中1ギャップという不登校の引き金になる対策として幼稚園教諭と小学校教諭の連携、小学校と中学校の連携を強化して、子どもの背景を多くの教師が共有するという形で昨年取り組みました。  その成果があらわれたかどうかというのは、今後の見守っていくところはありますけれども、昨年は約1.4%減少しまして3.41%という形で不登校率が下がっております。  これがこのほかにどういったところに波及してるかというご質問があったかと思いますけれども、不登校はややもすると学校現場から遠い、家庭、あるいは地域で子どもが暮らすわけですので、ややもすると問題行動へ陥るというようなこともあります。しかしながら、播磨町は現在、ここ数年、非常に落ちついた状況が続いておりまして、そういったところにも子どもたちの学校とか、家庭、心の居場所になっておるのではないかという形で成果があらわれてきつつあるというふうに学校教育では認識されます。 ○高見学校教育統括   CAPなんですけども、以前までは中学校1年生もやっておりました。CAPというのは本当に子どもの中にある力を引き出して自分の身を守るというアメリカから来た一つの手法なんですけど、これは児童生徒だけじゃなくて、保護者、教師にも研修を行います。その中で続けてまいりましたが、一つ、このCAPの問題点といいますか、何といいますか、活動しにくい点としまして、CAPリバーというんですか、その方しかできないということがありまして、なかなか広めにくいということがまず一つありました。それで教員の方もほとんど播磨町の場合、そんなに入れかわりないもので、ほぼ全職員がCAPの手法は学んできたということを踏まえまして、21年度は一応そのままでやりましたが、今後はちょっと考えを変えて別の方法でやっていこうと委員会としては思っております。  次に、ライオンズクエストの費用なんですが、これは全くライオンズクラブの社会奉仕ということでやっておりますので、費用はゼロです。  本当に小学校でもそうですが、中学校に入ったら、私たちも経験あるんですが、心の中が本当に悩んでおる。自我が目覚めてという時期です。そんな中で思春期の生き方をスキルとして教えるというそういうものです。具体的に言いますと、人間関係をうまく築く、それから自分の感情をコントロールする。これがなかなか今の大人でも難しいところがあるんですが、その技術、それから責任ある行動を選択すること、それから薬物、特にこれなんです。今、薬物が問題になっとるんですが、薬物の誘いをどのように断るかと。あと、自分が人のためにたつにはどのようにすればいいのかというふうなことを学ぶものです。  それの研修を昨年度2日間かけて夏、8月実施しました。そのときに、分厚い指導案いうのを学んだ教師は全部持っております。それを活用していけば経費もかからないし、ほかの研修に来てない教師にも教えていって、また広げるということで、それを活用してやっていくといいかと私は考えております。でよかったでしょうか。 ○勝樂恒美委員   今のCAPの件ですが、これは小学校4年生のプログラムはないんでしょうか。今、中学校だけやりましたよね。 ○高見学校教育統括   小学校から中学校までのカリキュラムがあります。同じくライオンズクエストもちっちゃいときから15歳まであるんですが、日本で行ってるのは10歳から15歳ということで、小学校5、6年生から中3まではライオンズクエスト。  先ほどのCAPというのは小学校に合っとるんですが、似たようないろんな表現ですけども、そのような自尊感情を育てる方法であるとか、そういうことは道徳とか学活等で教師たちができるというふうに考えているということです。 ○勝樂恒美委員   先ほどの子ども支援事業なんですが、前年度の分と今年の分と書き方が違うんですよね、結局は。人件費がこちらには載っている、こちらには人件費載ってない。それで迷ったんですが、これからはどっちになるんですか。 ○高見学校教育統括   今年の形に。 ○勝樂恒美委員   変わったんですね。 ○高見学校教育統括   はい。 ○勝樂恒美委員   了解。 ○河南博委員長   もう4回目かな、勝樂委員。 ○渡辺文子委員   子ども支援事業のことで、ちょっと関連なんですけど、教育委員会の部門ではなく、縦割りとなると生涯学習になるかもわかりませんが、あえてここで質問したいんですけど、引きこもり、ふれあいルーム、この手厚い対応が播磨町でなされてるのはうれしく思ってるんですけども、中学校を卒業するとふれあいルームというところで行けないっていうので、今、播磨町に引きこもりとか、それから中学校を卒業した段階、次の日からはもうどこにも行けない状態で、実は高校生になってるけども授業も何も行く場所もない、そういう支援をどのような形でなされているのかというところと、これ教育委員会じゃないんですね、生涯学習になるのかどうか。以前、これ私が一般質問したときにはテレホンで相談がありますということで、そういう問題ではなく、実際に行く場所がないっていう、その点お尋ねいたします。 ○高見学校教育統括   たしか渡辺議員、前質問があったと思うんです。そのときは、やっぱりこの事業は義務教育の小学校、中学生対象で、そういう要綱からいうと、20歳とか卒業生を受けるのはおかしいですわね。だからむしろそれをするなら、また何らかのものを考えていかなくてはいけないんですが、昨年度、実際、渡辺委員さんもご存じのように、1名卒業生から相談がありました。それにつきましては、電話相談も当然保護者からも受けてますし、その判断の是非はともかく、とりあえずその子については来なさいよと、これはいわゆる教育的な配慮とも言えると思うんですが、来てもらって、高桑指導員さんがかかわったということで、一緒に勉強したりする中で、半年以上かな、ぐらいはかかっていただいたと思うんですけども、成功例なんですけども、その子は高校進学、ちょっとおくれながらですけど進学したという事例があります。  ただこれも、そしたら10人、20人、そういう子どもたちが教育委員会に声を上げてもなかなか対応できないんですが、今、1回としてはそういうことで対応しましたが、どこまで広げるかちゅうところは非常に難しい問題だと思います。 ○渡辺文子委員   先ほどおっしゃった1件の方に関しては手厚い配慮をいただいたということで、ありがたく思ってるんですけど、今まではふれあいルームにずっと通ってらっしゃった生徒が中学卒業した段階で、先生がどのようにその後の連絡をなさっているのか、またその後、その子たちがどのような状態に陥ってるのか、それでまた、現在私の周りにも引きこもりっていう方がたくさんいらっしゃるんですね。それをどのような、行政はどのような支援をしていただけるのかというのを、生涯学習に入るかもわかりませんが、播磨町のこの予算を見てるところではその支援がないんですね。そこのところをお尋ねいたします。 ○高見学校教育統括   卒業後なんですが、学校には追指導というようなことで生徒指導が一応担当することになってます、卒業後もね。なっとるんですが、全部のそれぞれ把握してるわけではございません。だから、担任が電話をするとか、前も申し上げたかもしれませんが年賀状を出すとかぐらいで、例えば定期的にこうしなさいというのはありませんね。就職した子やったら就職先訪問であるとか、高校でも学校訪問いうような形で教師が行くときもありますけど、その程度で、本当に学校も離れてしまった、仕事をやめてしまったっていう子については追い切れてないのが現状です。  それとちょっと、さっきもデザインラボですかね、別件ちょっと対応したものある。 ○藤原教育指導主事   失礼します。東はりま特別支援学校の敷地内にあります交流施設の中にデザインラボというのが今できていますが、そこで卒業生、引きこもりのお子さんにそういった通学とか通所というところまでいきませんけど、相談受け付けますっていう窓口、今設けてあります。  私どもでつかんだ事例につきましては、そこと連携しながらいろんなところ施設紹介していただいたり、あと逆にあちらの方から、そんなお困りのお子さんいませんかということでお声かけいただきますので、よければ行ってみませんかという子どもたち、私が知ってる子どもたち、今は私の知ってる子どもたちに限られてくるんですけれども、そのお子さんたちに声かけをしたりっていうことを始めたところでございます。まだこれから広がっていくのを期待して私も活動していこうと思っております。 ○永谷修委員   この子ども支援事業に関してなんですけどね、21年度はふれあいルームの利用者減ってるんですね、これはどういう分析されとるんか。それと不登校の方々が減少したと、これはさまざまな方々のご尽力によることだと思うんですけど、もともと5%もあると、1クラス以上ですわね、人数でいえば。本当にゆゆしき事態だと思うんです。  この播磨町が他の地域に比べてなぜ高いんか、その辺の分析はできてるんですか。この引きこもりだとか、不登校の問題というのは、今日に至っては、昔には見られんかったんですけどね。教育界では永遠のテーマみたいになってます。これに対して物すごく尽力していかないと、その子どもたちの将来、一生にかかわることだろうと思うんです。  日本ちゅうのはご存じのように資源のない国ですわ。こういった教育の欠落によって大人になっても職につけないと国力全体が下がっていくわけですね。これは教育界挙げてこういったことは限りなくゼロにしていくべきだろうと。難しいですけどね。減少していったことは本当に喜ばしいことですけど、この地区はなぜ高いんか、なぜこのたびはふれあいルームの利用だとか不登校率が下がったんか、それをどのようにとらえてるんか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○高見学校教育統括   非常に今の難しいご質問なんですけど、まず全国的にいいますと、たしか4,500人ほど不登校減ったとかいうのは見た、たしかね。そういうのがあるんで、全国で幾ら、なぜ減ったのかという分析も当然あるんですが、なかなかそれも国も難しいとは思います。  したがって、播磨町もなかなか永谷議員さんが言われたように、どう分析されてる、今の答えとして明確にはなかなか答えにくいんですが、まず1点目に、ふれあいルームに行く人数が少ないというのは、これは少なくなったからいいということも言えますし、またその活動実績がないとも言えるんですが、私としましては、ふれあいルームにいて、現場へ帰ったとかいう事例もありますからいいふうにとらえております。  特に今年も1学期来ていた子が学校に復帰したと聞いておりますので、それについては活動してないんじゃないかじゃなくていいふうにとらえてます。したがって、そういうことがあるから、先ほどの渡辺議員さんが言われたように、特別なケースも対応できたというふうに考えております。  あともう一点は、この地域は高いということですけども、まず、本町の場合は出現率が昨年度で0.34%、小学校です。中学校では3.31ということで、全国の平均値としましては21年度、ちょっと今年のデータ今、持ってないんですが、20年度は0.32ということで、少し高いと、小学校でね。そのレベルです。中学校においては全国で平成20年度2,89%、それが3.31ということで、これも高いです。ただ、小学校については少し高いということで、そんなにこの地区は特に多いとは認識しておりません。中学校において0.5%程度高いんですが、これは、実はちょっと播磨町の分析いうんか、データの上げ方を厳しくしているというのがあるんです。それが原因かどうかわからないんですけども、学校に来てない子っていろいろおりまして、本当に悩み悩んで来てない子もおるんですが、中には怠学という子もあるんですね。そのあたりをどうとらえるかということで、本町の場合は、もう学校来てなかったら、病気以外は全部カウントしてます。したがって、その分で厳しくしているのがこの数値にあらわれてるのか、それともこの地域がもともと何か抱えてんのかいうのはまだ分析できてません。ただ、他市町と見ましても、非常に落ちついた状況でもありますし、特に本町がもともと高いとは考えてはない。地域に何か問題があるとは今、それは考えてはないんですけども。ただ、本当に今の学校園の状況、幼稚園から本当にきめ細かく指導ができてると思います。実際いろんな措置をしていただいています。小学校もしかりです。中学校もスクールアシスタントついております。その中で落ちついた学校生活ができているからこそ、不登校もやっぱり減ってきたのかなと。  だから、これが来年のデータどうなるか、また見て再来年度、これがずっと下がっていくようであれば、先ほど申し上げたとおり、播磨町の幼稚園、小学校、中学校の学校教育充実してるんかなと思います。今、その方向に向かっていると考えております。 ○永谷修委員   整理の仕方が全国と我が町きついか何かわかりませんけど、0.5は高いと、2.8が3.3だったと。注目すべきは5%と整理されていたっていうのが、3.3か3.4が1.6%ぐらい下がったわけですね。これはやはり関係者がそれなりのご尽力をとったんだろうと思います。どんな施策打ったんか、みんな一生懸命やってるんだと思いますよ。それを大きくクローズアップして拡大していけば、全国平均を下回るようなことも可能性としてはあるんじゃないですか。そのあたりのとらえ方はしていないんですか。 ○高見学校教育統括   ちょっとほんまに答えになるかどうかわかりませんけど、やっぱり永谷議員さん、不登校にしろ問題行動、なかなかこうすればというのはないんですよね。結局、本当そう言うてしもたら終わりかもしれないすけど、やっぱり個々の学校の教師がどんだけ親身になって子どもと対峙するか、休んでなくても、例えばその子に配布物があれば届けるであるとか、家庭訪問して、来たよとか残していくとか、そんな地道なことを本町の職員、先生方はしてると思います。それに尽きると、それでまた当然家庭、保護者の方にもそういうことを根気強く語り続けて、また働きかけますよね。そういうことの結果としか言いようがないと思うんですね。これでこうなるということがあればいいんですけども、根底にはやはり先ほど申し上げたことがあって、さらに昨年度は新たな不登校を出さないいうことをテーマにやっております。以前からも情報は共有化していくと、担任一人で抱えないであるとか、早期発見であるとか、組織的対応、いろいろやっております。当然そういうことはやっておりますし、また民生児童委員さんに相談をしたりであるとか、そういうこともやっております。  そういうようなこともある中で、昨年度新たに不登校を出さないというのを合い言葉でやってまいりました。もともと播磨町は不登校をゼロにするということで松田教育長のときからゼロを目指しておるいうことでやってまいりました。  そんな中で、先ほど申し上げたような地道な活動が実を結んできたのかなと信じたいですね。やはり教育というのはそういうもんだと思うんです。 ○永谷修委員   まさにそのとおりだと思うんです。地道に緻密に活動した成果だろうと思うんです。この引きこもり、不登校に関しては、全く個別対応です。怠学、先ほど言ったように、人間関係、家庭の問題、それと学校不信いうのもあるわけです。だから、おのおのみんな違うわけです、発生した原因が。だから、5%が3.4%になったいうのは地道に活動したということだろうと私は推測するんですよ。だから、それをずっと繰り返していくべきだろうと思うんですよね。そのようなことを言ってましたですけどね。そのように整理して関係者にずっと浸透させていただきたいんですけどね、いかがですか。 ○高見学校教育統括   おっしゃるとおりで、ほんまそれを根気強くやると。今も不登校担当者会で幼稚園の先生、小学校、中学校が集まって、月に1回ですね。月に1回は必ず状況をそこで発表して情報の共有化をしております。  また、それぞれの子どもたちの記録を残すシート、そういうのもつくっております。  そういったことで、議員おっしゃるように、本当不登校だけじゃないですけどね、学校の職員の場合、不登校だけを専門にできる教員がおればいいんですけど、そうじゃない中で一生懸命やってるのが事実です。  だから、これを続けれるような環境づくりに委員会としてはどんな支援ができるかいうことをもっと、今がピークで下がるんでは委員さんよくないですわ。だからまさに今からよくなるような施策なり支援策を委員会で考えていきたいなと思っております。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○田中久子副委員長   高見統括が先ほどからずっとおっしゃってるんですけども、確かに播磨町の子どもたちの様子、私ずっとこの10年間見てますと、随分変わってきたなって、それは感じております。やっぱり蓮池小学校ですごく学級崩壊とか荒れた時期があったんですよね。そのときに、この104ページの教科専門の教員を大胆に町単で何千万というお金をかけてされたというのが、私、今、やっぱりそこが大きな、永谷議員もおっしゃったけれども、要因になってるんじゃないかなって思うんですよ。  ですから、先生もお母さんたちも教育委員会の方も、本当に播磨町の子どもたちをいい子に育てる、明るくて健康でいい子に育てるために、随分そのとき悩まれたんですよね。  そういう点では物すごく評価しますので、やっぱり中学校に入っても、今、文科省が35人学級とか言ってますので、先生の負担がやっぱり40人という、そういうのを薄くして35人学級にできればなと。本来なら30人ぐらい、ヨーロッパなどはそうですからね。いいんと思うんですけども、どうなんでしょう。中学校の。 ○高見学校教育統括   まさに議員言われたように、ほんまに当時いろんなことがあって、その中で互助員からスタートした教科専門指導員ですけど、とにかくお金がかかってます。学校教員の方にも播磨町がいかに劇的に減少ということは言うとるんですが、その制度が始まった子どもが1年生のときの子が、今、中学校に上がってきているぐらいかだと思うんですよね。だから、それデータで示せと言われたら問題なんですけど、やはり言われるように、子どもたちが学ぶときに基礎学力の定着とかも当然、大事なんですけど、その前に意欲いうんですかね、自分に構ってもらえるとか、見てもらっているとか、大人から見守ってもらうというまなざしいうんですかね、それがあるとないと大きく違うんですが、基礎学力の定着ともに、やっぱりそういうのにも貢献したと思います。  ただ、やはり国がそういう財政的なものは国がすべきか県が町すべきかというような問題はあると考えます。  だから、県、国の動向を踏まえて、今の財政状況もありますから、来年度につきましては考えていきたいなとは思うんですが、本当に議員おっしゃるように、その制度がもしもなかったら実験ができないですからね。もしもなかって今の播磨町の学校、近隣非常に荒れとるという、あんまり言うたらよくないですね、今の取り消しですけど、いろんなこと聞くんですが、私も30年以上ここにおるんですけど、その中でもこの3年ぐらいは本当に一番落ちついて、しかも授業の質も高く、どこに出しても、あんまり言いませんけど、恥ずかしくないような教育ができてると思います。体育大会でもちょっと褒めていただきましたけど、この暑い中、なかなかしんどいですよ、大人でも。でも練習も、結構厳しい指導されながらですけど元気に明るくやってます。小学校の子もしかりで、幼稚園行っても、本当介助員さんがついてますし、特別な支援の子どもたちもそれに応じた教育ができてますので、落ちついて活動してます。お金を出していただいた町の皆さんにも感謝ですし、先生方の努力も感謝ですし、本当それはありがたいと思っとるんです。いかんせん今の財政状況が、これどないするかというのはあると思います。 ○宮尾尚子委員   106ページ、992、読書活動推進事業なんですけれども、播磨町におきまして蔵書、いつも計上して蔵書達成率68%、小学校、中学校で63%ですか、この数字がよそに比べていいもんか悪いか、ちょっと判断がつかないんですけれども、いかがなもんでしょうか。  やっぱり司書さんを配置して読書活動やるのは非常にいいことなんですけども、達成率としては私自身も余り高い方じゃないんじゃないかなと思うんですけど、いかがなもんでしょうか。  それと、同じく1096、情報リテラシー教育アドバイザー事業なんですけれども、本当に私の方もパソコンとか苦手な世代にとりましては、どんどん進めていっていただきたい事業なんですけども、この先生が完全に子どもたちを教えるいうことの教育ですよね、これ要するに。そういうことですか。ということですよね。
     いわゆる専門の先生で事足りる、学校の現場の先生たちで事足りるのか。  それともう1点なんですけど、パソコン扱えない先生がいらっしゃると思うんですけども、その方たちもこの先生で網羅していただけたらなと思うんですけど、そういう教育までは波及しないんでしょうか。 ○藤原教育指導主事   図書館教育についてお話しさせていただきます。まず、蔵書の達成率なんですけども、これは文科省が出しております数式に当てはめてクラス数で計算するものです。例えば播磨小学校でしたら、標準でしたら、21年度の計算によりますと1万360冊あればいいということなんですけれども、いかんせん今までの状況で21年度は7,175冊ということになっております。ですので達成率は69.2%ということになっております。これは決して高くないとは私も思っております。  ただ、昨年度21年度、22年度とたくさん購入費を充てていただいております。ただ、子どもたちが読む本1冊1冊はとても高いものでございます。例えば両中学校60万ずつお渡ししてるんですけれども、どちらの中学校も370冊弱しか買えていません。1年間で370ほどしか買えませんので、この数字、今の状況ではなかなか上がりにくいということが現状です。  大体、小学校で1冊当たり1,297円、大体平均しますと1,300円弱です。中学校になりますと専門的な本も入ってきますので、1冊当たりがとても高いものになっております。中学校でしたら1冊当たり1,626円、1,600円強ということになっております。1冊がすごく高いですし、それがお金、たくさん配当していただいてるんですけど、まだなかなか追いつかない状況です。  小学校、中学校でどういうふうに対応しているかといいますと、学級の中に学級文庫というのを設けております。廊下、または教室内に町立の図書館から譲り受けたものとか、子どもたちがもう家で使わないよというような、高学年でしたらちっちゃいとき、1年生、2年生で読んでた本をもう要らないから小学校持ってきますというような本を集めていただきまして、それを教室内とか廊下に置きまして、その本を自由に読めるという、そういう環境をつくっております。  それを合わせますと大体90%ぐらいの達成率だということの計算をしておりますので、今のところ、子どもたちが普段読むにはそんなに苦労はしていないかなと思っております。  また、読書活動、ほぼ毎朝、小学校も中学校もしておりますけれども、やはり自分たちの読みたい本をそれぞれ持ってきます。それを友達同士で交換したりということを活動しておりますので、学校に備えつけの本プラス子どもたち自分たちが持っている本で読書活動を推進してるという現状でございます。 ○高見学校教育統括   情報リテラシーアドバイザー事業ですけど、この明細にある35万8,000円っていいますのは、これ本当需用費だけで、アドバイザーの賃金は入っておりません。実際アドバイザーさんの賃金は、今1カ月で14万5,000円で来ていただいとるんですけども、これは緊急雇用就業機会創出事業のお金で今はやっております。昨年度はなかなかいい人が見つからなくて、途中から、9月から1名、11月から2名になったぐらいで、先ほど言った額、全部執行しておりません。ただ、そういうことなんですけども、この事業がやっぱりあるから本当に、先ほどのようにパソコンの苦手な先生もそういう先生が行けばその先生に聞けると。今までであればよく知ってる先生に聞かなあかん。よく知ってる先生も忙しい。なかなか聞きにくいいうようなことはやっぱり解消できてると思います。  また、かなりレベルが高い方たちに今来ていただいてるので、レベルの高い先生にはそれなりのことができます。  それと、先ほど申し上げたように、環境設備のこともできますので、今回いろいろ整備をしましたが、いろんなトラブルもあるんですが、やはりそのアドバイザーさんの力を活用することによって修理費であるとか、簡単なトラブルも教師の場合やったら壊れたと思うんですけど、そのアドバイザーさんが行くと少しそうすれば直るとかいうようなこともあって、非常に助かっとるんですが、これもまたさっきと同じで、財政事情が厳しいですので、この事業が終わった後どういうふうにしていくかいうのは、また検討せないかんなと思ってます。答えになってないような気がします。 ○宮尾尚子委員   そうしましたら、このパソコンの扱いに関して、学校の先生の質はちょっとは向上したと理解してもよろしいですか。本当にパソコンというのは何回も聞いてもなかなか覚えられないので、せめて学校の先生にはパソコンに通じていただきたいなとは思うんですけど、いかがでございましょうか。 ○高見学校教育統括   得手不得手はあるんですけども上達したと、これは言えると思います。身近に聞けるのが、私も個人的にそうですけども、すぐ聞けるというのが大事ですから。後で言うたら忘れてしまうこともあるんで。トラブったときにすぐ聞ける。実際、今も学校に行かないときには委員会におるんですけど、私らもワードですぐ聞けるんで、私たちのワード活用力も高まったかなとか思うので、当然学校も同じです。 ○河南博委員長   他には。 ○松本かをり委員   今、子どもが持参をしてる本があるということなんですけど、どういうジャンルのものを多く持ってこられるんでしょうか。 ○藤原教育指導主事   昔、私が中学生だったころはこんな本を読みなさいっていうふうに先生方から教えていただいた本というのは、今なかなか子どもたち読みにくい状況になっております。個人的に私の娘の様子もそうなんですけども、中学生ぐらいが読む本といいましたら、単行本で映画化されるような本とか、あとアニメが小説になったようなものがたくさん出ております。そういったものを漫画本ではなく絵のない状態の文庫本として売ってございますので、そういった本をよく持ってきております。  学校の先生方も選書、本を選ぶときにそういった本の、子どもたちが読みやすい本をまぜながら選書していただいてるように思っております。 ○河南博委員長   はい、質疑は。 ○藤田博委員   ちょっと委員長にお願いしたいんですけども、教育グループに関連する何が17日の部分に、済んだ部分に上がってるんで、そのとき質問できなかったんで、教育委員会が出てないんでね、ここで質問したいと思いますけど、よろしいでしょうか。 ○河南博委員長   はい。 ○藤田博委員   決算書の54ページ、学校教育グループ279、学校基本調査の件でちょっと聞きたいと思います。  これ金額はしれてるんですけども、この決算の成果報告書で見ますと、何かばかげたこと書いとるなと私思いましてね、成果の指標等、あります。(「何ページですか」と呼ぶ者あり)83ページです。4番目の成果の指標等のところで、国の指定統計として毎年実施しており、幼稚園、小学校、中学校の学級数、在学者数、教職員数等は漏れなく調査された。教育委員会やったら調査以前にきっちりこんなん把握しとかなあかん問題でしょう。何ちゅうことを書いとんのかな思うて、私。  本来、国でこういうような調査を求められているから学級数とか児童数等を国に報告したという感じで書いとったら別にそう思わないんですよ。何かふざけた、教育委員会いったらこんな姿勢で仕事しとるんかいないう感じやで。この書き方でちょっと疑問持ったんです。  それともう1点、116ページ、事業ナンバーが467、幼稚園、保健衛生事業で質問します。これも成果報告書307ページ、これで見ますと、この幼稚園児の検診ですね。腎臓検診、糖尿病検診、ぎょう虫卵検診ですか、これいずれも449名てなってますわね。これ児童数は459名だと思うんですけども、10名少ないんですけども。恐らくこれから見れば、この日10人が欠席しとってそのままになっとん違うかないう感じで解釈するんですが、その辺お聞きします。 ○高見学校教育統括   基本調査事業なんですけども、これにつきましては、私も本当に毎年やっている事業で、昨年度と全く同じ表現でやってることは変わらないというようなことで、ノーチェックでしたのが一つです。  それと、ただここに書いてある以上に結構デジタル化になってまいりまして、担当の職員は結構大変な思いをして、1人、2人微妙に変化しますんで、2行で書いてあるよりも結構煩雑な事務であることをつけ加えたいと思うんですが、この文章につきましては、おっしゃるように、報告したというのが適切ではないかと思いますけども。ということです。 ○平郡教育推進チームリーダー   先ほど高見統括の補足ですが、調査という点については、ここの教職員等というふうになっております。実は、5月1日の現在ということでして、中学校の場合は進学者調査があります。それに伴いまして、学校が周知してますのは3月卒業段階の進学者数であって、進学先であって、あるいは就職先であって、5月1日、この1カ月間が要するに中学校においてはブランクの時期になります。  結局、卒業した生徒に対して進学先、あるいは進路先、そういったところと連絡調整をして、この子が5月1日在籍しているかという調査まで発展しなければいけないというような指針もあって、恐らくここへ調査をしたというような形で含めて書いてあるのではないかと考えられます。  ただ、学校としては教育委員会にしても当然これは知っておかなければならない、議員さんが言われるとおりですので、今後こういう成果資料については改めて再考していきたいと思います。 ○川崎教育総務統括   藤田委員言われますように、実際に受けた園児数が449名ということで、そのうち2次検尿にされた方が61名ということで、腎臓検診、糖尿病検診とも尿で検査するということで、同じ内容でこれらの検診を行ってるということで、腎臓検診、糖尿病検診は同じ人数になってるということでございます。  そして、ぎょう虫検査につきましては全園児対象なんですけれども、されたときも449ということで報告をいただいてると(「計算間違い」と呼ぶ者あり)いうことでございます。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。 ○永谷修委員   104ページ、外国人英語指導助手招致事業に関して、これ成果報告書を見ますと、播磨中学と播磨南中学と授業時間数が違うんですね。これはどういったわけなんですか。  英語教育っていうのは本当に今後大事だろうと思うんです。日本が国際化していくに従って。日本の国内企業でも楽天だとか、ベネッセコーポレーションですか、もう日常業務は英語しか使ってはいけない、そういう時代にもう突入してきてるわけなんですね。こういうネイティブスピーカーを招致して、さまざまな英語の造詣が子どもたちには備わってきてると思うんです。それを教育ですから、数字だとかなんとかいうのなかなか難しいと思うんです。どういった形でその成果をとらえてるんか、本当に難しいと思うんですけど。例えば英語弁論大会いうのがありますわね、そんなところにエントリーするだとか、中学校は中学校で、小学校は小学校であるんですね。高校は高校であるんだろうと思うんですけど。どうなんですかね、この成果というのは、あるはずなんですよ、かなり大きなものが、どうとらえてるかいうことをお聞きしたい。 ○高見学校教育統括   まず、授業数につきましては各学校で4月に時間割りが決まりまして、どの授業に入るか等決めていくわけですけど、播磨中の場合は、私がいたん19年ですけども、19年度はその時間を17時間、だから学校によって18時間と決めたと思われます。南中学校におきましても、クラス数との関係もありますんで、20ちょっと多いと思うんですが、23時間ということで、特に委員会として何時間以上とかいうのは言ってません。ただ、この時間以外にも播磨中学校の、昨年度、クレッグ・ホフマンですけど、ホフマンは休み時間、掃除の時間、また校門に立って朝出迎えるであるとか、さまざまな活動をしてくれとったので、単純にこの時間だけではございません。  それと、成果はおっしゃるとおりなかなか難しいところはありますが、弁論大会につきましては、ESSで播磨中学で1名、希望者が出まして、一度応募したことがあります。その1人が成果かどうかわかりませんが、それが一つと。  それからライマ市との交流なんかをインターネットでやるんですが、そのときに彼が一緒にいて英語の指導をするであるとかいうことで、それも一つの成果と言えるかもしれません。  ただ、全体の中学生にどれほどの2人によって英語の学力がついたであるとかいうのは実際ありませんが、少なくともやっぱりコミュニケーションするときに慣れるといいますか、日本人は特にそこで敬遠しちゃうんですよね。それがやっぱり身近にネイティブスピーカーがいる中で、毎日それがいるということで、そういった意識においては、これもデータはないんですが、大きく寄与してるとは考えております。  それとか、あとはいろんなハロウィンであるとか、そういう行事のときには、彼は向こうの習慣を持ち込んで、非常に乗って子どもたちに接するんですよね。そんな中で、アメリカ人の一つの生活スタイルであるとか。またクリスマスやったかな、校門で縫いぐるみを着まして、ハロウィンのときですわ。縫いぐるみを着て出迎えたりとか、なかなか日本人ではやりにくい、表現力がないといいますか、何かちょっと控え目といいますか、そういうのがやっぱり彼がいるとそういうスタイルを見ることができると。そういうのもアメリカの一つの文化と言いませんが、そんなことにも接するんじゃないかなというふうには思っております。 ○永谷修委員   大ざっぱに英語助手の活動はわかったんです。実際の中学校の英語のカリキュラムの中で、この指導助手はどういったことをされてる、授業中に、それどうなんですか。 ○高見学校教育統括   いろんなパターンがあって、英語の主たる教員がおりますよね、そこに彼らがTTで入るんですよ。1人やる場合は自分で英語、単語を発音してリピートさせたりとかどんどんやっていくんですけど、そのときに彼らが発音して答えさせてやるとか、彼と会話をするであるとか、彼が質問するであるとか、彼が本を読むであるとか、いなかったらCDでかけるとかですけど、そういうふうな活用、ちょっとそれ以外にもやっとるかしれませんが、全部つかめてないんですけど、私の学校にいたときの活用としてはそういうことですかね。  それと掃除も一緒にしますし、ジョークも言いますし、そういうことを含めて一日中いるということに価値があると思いますけど。 ○川崎教育総務統括   先ほど藤田委員にお答えした中で、ちょっと訂正させていただきます。  幼稚園の園児数が、今、資料再度確認しましたら、5月1日現在で449名ということで、21年度については全員受けられてるということでございます。申しわけございませんでした。 ○河南博委員長   了解です。  他に質疑はありませんか。 ○渡辺文子委員   110ページの1083番ですね、小学校情報通信整備環境事業のことなんですけども、今年、国の臨時対策で小・中のパソコン、また電子黒板などの購入があったわけですけども、このソフトにセブンを取り入れなかったというところで、ソフトに関してはイタチごっこにはなると思うんですけども、子どもたちにとってはいい機会ですから、最新のものを入れてほしかったなという思いがあるんですけど、その事情お願いいたします。 ○高見学校教育統括   それ本当に悩みましたね。悩んで、そのウィンドウズセブンというのがちょうど出だした、国が言ってきたのが昨年度の5月ですね、麻生さんのときに急に来まして、私も初めて委員会に来まして、そのときに国のお金で町単費はないと。まず税金ですけども、そこらも活用しようと思って応募しました。仕様を書いていく中でセブンにするか、XPでいくかということ悩んだんですけども、アドバイザーさんも詳しい方もいるんですが、その人とも相談する中で、既存のソフトとか、機器は全部ウィンドウズXP対応なんですよね。そのセブンがまだどうなるかもはっきりしてない状況がありました。  各市町村聞きましたら、セブンで入れたとこもあるそうです。XPのところもあるそうです。思いましたのは、まだ向こうのOSちゅうのはどうなるかわからない事態もありますし、まだXPで十分なんですよね、学校の場合は。十分それで対応できてるということでXPにしました。結果的にXPの耐用がもうなくなるという情報もあったですが、4年間延びるということで、あと4年はXPで、その後については、またそれもアドバイザーさんに聞きますと、OS自体どうなるやわからないと、セブンもどうなるやわからないというようなこともありますので、今、下手に動くのは損かなという思いがありました。 ○河南博委員長   他に質疑はありませんか。  これで118ページの幼稚園費までの質疑を終わります。  本日の会議はこれをもって終了いたします。  次の決算特別委員会は、明22日9時30分より再開いたします。                 延会 午後5時10分...